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花の童話 ヒアシンスの絆 

 

 

 

 

クニークルス:奇妙な物言うウサギ。生徒のはず
「ムーシコス」:音楽の好きな少年。生徒。
『呟き尾形』:メールマガジンの発行者
《めぐたん》:スペシャルゲスト 魔女っ娘。
(クシポス):今回のゲスト 
※各台詞は、名前を囲んでいる括弧の人物の台詞です。


花の童話 ヒアシンスの絆
http://homepage2.nifty.com/SON/DOUWA/DOUWAi05.htm

 ボォン ジョルノ、こんにちは。クニークルスです。
「こんにちは。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
(クシポスだ)
「クシポスは、3番目にすごい英雄なんでしょ」
(クっ、それはそうかもしれないが、いつか一番になれるはずだ。
 この前は、ゆだんしただけだからな)

 その手の言い訳はじょうずなんだね。クシポス。
(なにを言う)
《ムキになったぶんあやしいのだ(*≧m≦*)ププッ》
『まぁ、真偽については、本編を読んでからと言うことで』
 それもそうだね。
「じゃ、作品の冒頭を紹介するね。
  むかし、むかしあるところに白い時計搭のある村がありました。
 リムネーは、おてんばで歌好きでお喋りな娘です。
 いつも、村の真中にある白い時計搭でいろ
んなお話をしています。

「今日は、ちょっと長い、二人の友情の、物語。
 舞台は、昔々のコロシアム。英雄たちが、技を競い合う闘技場で始まって、コロシアムで終わる物語」
 ハイアシンスは眉目秀麗、知勇兼備の若者でした。
 ハイアシンスには無二の親友、ヘリオスという、明朗快活な若者がいました。
 二人は、仲も良いのですが、一度何かを競うと、なんでもかんでも引き分けでした。
 剣の技を競っても、両者の間に差が無く優劣がつけがたい。
 もちろん、素手で戦うパンクラティオンでもどちらも負けを認めません。
 足の速さを、短距離、中距離、長距離どれを競っても、同着。
 馬に戦車を曳かせる馬車競技も引き分け。
 いつも勝敗のつかない二人は、ハイアシンスも、ヘリオスも、いつか決着をつけたいと思っていました。
 そんな時、西風の神殿の神官が、神殿の庭のヒアシンスの世話をしているとき、神託をうけました。」
(おのれ、ムーシコス、俺が出るところまで紹介しろ)
『まぁ、真打は後で登場するということで』
《呟き尾形、ごまかすのはよくないのだ┐('〜`;)┌》
(ちぃ、そもそも、ハイアシンスとヘリオスの紹介が長すぎるのだ。それがなければ・・・)
「クシポスは、ああだったら、とか、そうすればとか、たらればが多いね。」
 そうだね。
 ところで、ヒアシンスの絆は、今までよりもちょっと長くて前篇、後編の話になるね。
 ムーシコス。
「話の流れを切るように話題を変えるね」
《おお、めずらしーのだO(≧∇≦)O》
(前半は競技の話、後半はしお・・・ぎゃふん)
《それは、ネタばれになるから、読んでからのお楽しみにとっておくのだ( `皿´)-o》
『めぐたんの言う通りだね、それは、読んでからのおたのしみです』
 それじゃアルデベルチ。

 

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