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夢で一体何がわかるの?

 夢で分かるのは下記の点です。

1・気がつかない本人の欲求
2・現実に満たされない願望
3・心の中の欲望
4・本人も気がつかないアイディア

 夢というものは、大まかに3通りの意味を含みます。眠っているときに見る夢。将来の目標としての夢、夢物語といった幻のようなものとしての夢。
 ここでは、眠っているときに見る夢についてお話していきたいと思います。

 まず、夢という現象は、これまで体験してきた記憶を眠っているときに脳のなかで整理されるときに現れる現象だといわれています。
 夢を見ているとき、意識上では、さまざまな先入観や思い込みによって、抑圧されたものの見方から解放され、無意識下で感じていることが夢という現象として現れるものです。
 意識上には理性というものがあります。この理性,が本能から来る欲求を抑圧させます。社会で秩序ある生活をするためには、本能から来る欲求はむしろ邪魔なのです。
 しかし、人間は生物である以上、本能は抑えきる事が出来ません。いわゆる5欲のうち、食欲、睡眠欲、性欲(残り二つは財欲、名誉欲ですが・・・)は人間が存続するためには必要不可欠です。
 この欲求は、社会の中で人間らしく生活するためには理性によって上手くコントロールしていくように抑圧されます。 

 端的に言うならば、心の底から要求されているものが夢に現れる。ということになります。

 問題は、夢の中に現れるものは、すべて何かの象徴的なものであり、意識されないものであるために、夢という無意識からのメッセージは暗号を解読するような難解さがあります。

 この暗号の現れ方は、それこそ十人十色ではありますが、大まかな意味ではまとめることも可能です。
 もちろん、時と場合によっては、一概にはいえませんが、夢を解読する上でのヒントになるものだと考えています。

 夢判断をする上では、
 ・心の現象について
 ・意識と無意識について
 ・心の機能について
 ・コンプレックスについて
 ・普遍的無意識について
 ・元型について
 ・影について
 ・心像と象徴について
 ということについて考えていかなければいけませんが、まぁ、細かいことは気にせず、まずは夢は無意識からのメッセージなんだな。
 という程度にご理解いただければと思います。

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