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夢事典

第25回 怒る

 

怒る

 基本的に、夢の中での感情の伴った行動は、本人も気がつかない心理状態を意味することが多いといわれています。
 特に、夢の中での怒りは、何らかの焦燥感の象徴であると判断できます。
 焦燥感の原因は、一般に、不安があるケースが多いのですが、不安は、同時に、不安にって生じている我慢や困難を打ち破ろうとする主体的な意識の高まりを象徴します。

 また、怒るといっても、自分が怒る夢と、自分が怒られる夢とで大きく2つにわけられます。
 自分が怒る夢、たとえば、人を非難して、怒っている夢は、自分自身に向けられている場合が多くあります。
 たとえば、自分が怠惰だと思われているのではないか?
 今の自分の言動は、独りよがりではないのか?
 といった、自分自身に対する無意識からの警告であるととれます。
 こうした、無自覚に溜め込んでいるストレスを、夢の中で怒る夢を見ることでストレスなどを浄化している効果もあるので、一概に悪いとも言えません。
 また、案ずるよりも産むが易しという無意識のメッセージと捉えてもいいでしょう。
 怒りという感情が夢の中で出るということは、自分をコントロールすべきという無意識からの警告であるということです。
 怒っている人や対象などが漠然としている場合は、無意識の中で抑えていた怒りや不安であると考えられます。
 特に、普段から協調的な人が怒る夢は、自分自身への批判を恐れていることを暗示しています。
 逆に、他人から怒鳴られる夢は、近いうちに面白い出来事に遭遇することへの期待を象徴します。


 怒る夢を見て、起きても怒りの感情が収まらない場合は、人間関係での葛藤している事がおおいので、感情に流された行動がトラブルを引き起こすことへの警戒だとも解釈できます。
 また、秘密があからさまになることへの不安を暗示することもあります。

 怒るといっても、誰かに、説教していたり、説教されている夢は、ゆっくりと上昇気流に乗って行くことを象徴するので、焦らず成る様に成るくらいの構えで待つことが大事でしょう。
 ただし、しつこいほど説教する夢は、自分に自信が持てない状態を象徴します。

 恋人が何かに対して怒る夢は、逆夢で、恋に嬉しい進展がみられることを象徴します。
 第三者が怒っている誰かが、朗報を運んでくることを期待しているようです。。
 責められる夢は、不安を大きくしすぎているので、むしろ、思い切って行動すべきということを暗示だといえるでしょう。

 現れ方はいろいろありますが、怒りなどの感情は、意識の変化の表れだと解釈ができます。
 一旦、冷静に現状を見つめなおすことが重要かもしれません。

 

質問等は、夢判断 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)

 

 

 

 

 

 

 


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調査メモ

夢の中での感情の伴った行動は、本人も気がつかない心理状態を意味することが多い。
自分をコントロールすべきという無意識からの警告。
普段から協調的な人が怒る夢は、自分自身への批判を恐れていることを暗示。
焦燥感の象徴
人を非難して、怒っている夢は、自分自身に向けられている場合が多い。
周囲の人の不満や実力不足を暗示している。
自分が怠惰であるという自覚。
独りよがりでいることを無意識から警告されている
怒りの夢を見ることでストレスなどをを浄化している。
夢で怒りを爆発させる事により、頭の痛い問題が解決される
自分が怒鳴る夢は、ストレスが発散される
他人から怒鳴られる夢は、近いうちに面白い出来事に遭遇することへの期待を象徴する
怒る夢は、不安を暗示するが、同時に、不安にって生じている我慢や困難を打ち破るエネルギーが高まっている事を表す。
怒る夢を見て、起きても怒っている場合は、人間関係での葛藤している事がおおいので、感情に流された行動がトラブルを引き起こすことへの警戒
変化の前触れ。
無意識の中で抑えていた怒り。
自分が怒る場合は、誤解が原因のトラブルの暗示であるか、誰かに対して間違ったイメージを持っていることを暗示している。
説教していたり、説教されている夢は、ゆっくりと上昇気流に乗って行くことを象徴するので、焦らず成る様に成るくらいの構えで待つことが大事。
しつこいほど説教する夢は、自分に自信が持てない状態を象徴する。
人から怒られる夢は、秘密があからさまになることへの不安を暗示。
恋人が何かに対して怒る夢は、逆夢で、恋に嬉しい進展がみられることを象徴する
第三者が怒っている誰かが、朗報を運んでくることを期待している。
責められる夢は、不安を大きくしすぎているので、むしろ、思い切って行動すべきということを暗示。