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呟き尾形の色の心理学 第140回
 国旗と色 20 国旗の青が象徴するもの  5
 湖の色 フィンランド

 

 

 

 

 

 

 

 



★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「前回は国旗の青が象徴するものだったよね」
『今回も、前回に引き続き、国旗の青についてお話し
たいと思います』
「今回はどこの国?」
『今回は、フィンランドの国旗についてお話したいと
思います。
 フィンランドの国旗は、白地に水色のスカンジナビア
十字の国旗で、独立後の1918年に採用されました』
《スカンク十字?(*゜0゜)!!》
 スカンジナビア十字だよ、めぐたん。
 スカンジナビアクロスともよばれ、北欧各国の国旗に
多く採用されているんだよね。
 シニョール呟き尾形。
『そうですね。
 スカンジナビアクロスは、左側に交点が寄った横長の
十字であり、国旗や地域の旗などに用いられていますが、
デンマークの国旗が基になっているといわれています』
「なんでなんだろう?」
『諸説はありますが、スカンジナビアクロスを国旗とし
て最初に採用したのはデンマークです。
 ちなみにデンマークの国旗は世界で最も古い国旗だそ
うです。
 このデンマークの国旗が他の北欧諸国に広まったかと
いうと、これは歴史が関係していると考えられます。
 かつて、北欧はデンマークが他の4国を支配してい
る状態でした。
 それ故に、他の4国が強国デンマークに倣ってスカン
ジナビアクロスを国旗に取り入れたとされています』
「そっか〜。
 一番古い国旗だから、それが参考にされたってこと
ね」
『そうだと思います。
 白と水色の色使いについては、水色が湖、白が雪を
象徴しています。
 これは、フィンランドの詩人で児童文学者としても
名高いサカリ・トペリウスが、祖国の湖の青さと雪の
白さをうたい、それ以後、国旗にこの2色が使われる
ようになったとされています』
《なんだかロマンチックなのだ(☆0☆)》
『そうですね。
 ちなみに、フィンランドには政府旗があり、水色の
十字が交差している部分に国章が描かれているそうで
す』
 それじゃアルデベルチ。




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