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呟き尾形の色の心理学 第172回
 国旗と色 50 国旗の白が象徴するもの 5
 セントルシアの国旗 白人と黒人の団結の白と黒

 

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呟き尾形の色の心理学
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★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回はどこの国の国旗についてなの?」
『今回はセントルシアです』
《せんとらるぱーくならしってるぞ。
 ホテルのことだねd('∪^*) 》
 セントルシアだよ、めぐたん。西インド諸島のウィンドワード諸島中央部
に位置する英連邦王国の一国たる立憲君主制国家で、イギリス連邦加盟国だ
ね。
 正式名称は、セイント・ルーシャだけど、日本語の表記はセントルシアに
なっているね
「そういえば、前回も英連邦王国ってあったけど、英連邦王国って何なの?」
『英連邦王国は、グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国といった、
日本では英国、イギリスとよばれる国の王座にある者を自国の国王として戴
く国家形態です』
《じゃー、セントルシアはイギリスなのか?(lll ?_?)》
『いいえ。
 ちょっとわかりづらいかもしれませんが、英連邦王国は、政府と国王は別々
に考えてもらうといいかもしれません』
「普通、国に国王は一人じゃない?」
『はい。
 でも、英連邦王国の場合、一人の国王が複数の国の国王で、複数の国はそれ
ぞれ独立しているということです』
 つまり、セントルシアはイギリスの支配を受けているわけでも、イギリスと
同じ国というわけではないってことだね。シニョール呟き尾形。
『はい。その通りです。
 ただ、国王がおなじなだけです。複数の独立した君主国の君主がたまたま同
一人物になっただけにすぎないわけです。
《なんだか、だまされている気分なのだヽ( )`ε´( )》
『お気持ちはわからないでもありません。
 たしかに、同じ国王なら、同じ国というのはごくごく普通の感覚です。
 ただ、これは、英国以外の英連邦王国は、かつての英国の植民地支配されて
いた地域だったということに関係しています。
 現在では英国に従属しない独立国です。
 政府は各々独立したものとして存立し続けます。たとえば、イギリス王女と
オーストラリア王女、ニュージーランド王女、カナダ王女、セントルシア王女
は同一人物ですが、イギリス政府、オーストラリア政府、ニュージーランド政
府、カナダ政府、セントルシア政府はそれぞれ別々の政府だということです。
 独立前は、自治領と呼ばれていましたが、その後、独立を認められました。
 独立も平和的なもので、国家元首としての国王はそのまま残ったということ
です
《ややこしーのだ(@◇@;) ウ・・・》
「ともあれ、セントルシアの国旗の話だけど、国旗に三角があるね」
『国旗の三角は矢をイメージされています。
 青地に白い刃と黒い矢じり、金の三角形を組み合わせられています。この三
角形は、セントルシア島を象徴し、島のシンボルの火山であるピトンも意味し
ています』
《たくさん願いが込められた三角だな(●⌒∇⌒●) 》
『そうですね』
「青地の国旗だね」
『青は大西洋とカリブ海、空を象徴します』
 三角には3色あるね。
『三角の黒と白は黒人と白人の団結し、協力して国づくりを進める労働を象徴
しています。
 黄色は太陽と国土の発展を象徴しています。
 これは、セントルシアが植民地支配を受けていたことから人種問題を抱えて
いることも要因にあったとおもわれますが、そうした人種問題を乗り越えて、
国の発展することに願いを込められた国旗だともいえるでしょう』
 それじゃアルデベルチ。








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