ホーム > 目次 > エッセイ  > 呟き尾形の体験記

呟き尾形の体験記(2001年版)

戻る

  1. パスポート取得体験記(2001年4月1日).
  2. 碁石海岸体験記(2001年10月6日).

 

 


パスポート取得体験記..
  3月22日、パスポート取得の為、旅券センターなるところへ行きました。
 パスポートそのものの申請は、本人以外でも可能なんだそうですが、受け取りは、本人しかできないとの事で、平日、有給を取っていったのです。
 なにせ、生まれてはじめてのパスポート。
 受け取るだけとはいえ緊張します。
 必要なものは、申請したときに受け取った印紙を張る用紙と、旅券センターから送られてくるはがき。そして、身分証明書です。
 旅券センターの中で印紙を購入し、用紙に貼り付け、いざ、受け取り窓口へ。
 すると、受付のおねーさんが、無表情な営業スマイルで・・・
「少々お待ちください」
 σ(-_-)は緊張しつつ、待ちました。
 すると、受付のおねーさんはパスポートを開き、写真のσ(-_-)と目の前にいるσ(-_-)を見比べた後、パスポートの内容を見ながら、σ(-_-)を見据え、さぁ、問題です。といわんばかりに、私に質問してくるのです。
「生年月日をどうぞ」
 σ(-_-)は意外な質問に、自分の生年月日すらいえなくなりました。
「あ、あの、昭和でいいですよね?」
「はい」
 あくまで、冷静な口調。
「あ、しょ、しょうわ・・・あ、身分証明書、見せましょうか?」
 σ(-_-)は間抜けな表情で、間抜けな質問をしてしまいました。
「いえ、いいですよ」
 おそらく、そのときのσ(-_-)の顔は恥ずかしさで真っ赤になってしまいました。いっそ、パスポートを受け取らず、このまま脱出したε=ε=ε=┏( ・_・)┛
 そんな、衝動を抑え、しどろもどろしながら、生年月日を答えると、受付のおねーさんは、正解です。といわんばかりに、にっこり微笑んでくれました(∩_∩)
「はい、どうぞ」
 さっきまでの緊張感が嘘のように晴れ晴れとした気持ちでパスポートを受け取り、私はパスポートを手に入れたのでした。
 (^▽^)/

先頭に戻る


碁石海岸体験記..
  8月15日、夏休みで帰郷しました。そこで、1年ぶりに、隣県の岩手の友
人、Tさん、Oさん、T先生と会いました。
 Tさんとは、ちょうど1年ぶりでして、Oさん、T先生とはやく3年ぶりです。積もる話をしながら、時がたつのは早いと感じました。
 さて、Tさん、Oさん、T先生とは、1,2年に1回ぐらいこうしてあっているのですが、いつも、ファミレスや喫茶店で、哲学、思想、小説、近況の話をしていました。
 で、今回こそは岩手を観光するぞ。ということで、Tさんが碁石海岸へ連れて行っていただけることになりました。
 当初はレンタカーで、ワゴンを借りる予定でしたが、あいにく全て貸し出し中。まぁ、時期が時期だけに仕方が無いので、車2台で北上から碁石海岸へむかいました。
 ちなみに、北上は岩手の中でも内陸部にあり、碁石海岸は、その名の通り海岸線沿いにあります。車で約2時間ということでスタートです。
 車が2台連なって運転するのは、やったことのある方ならお分かりでしょうが、結構大変なことでして、信号の関係ではぐれたり、連絡はなかなか取れ無かったりと大変なのです。
 しかし、今のご時世には携帯電話という強い味方があります。
「そろそろおなか減りましたね」
「そうだね。あ、ちょうどあそこにコンビニがある。携帯電話で連絡しよう」
 ピッポッパ! 私は助手席から携帯電話を操作します。
 ・・・・。 つながるまでのしばしの沈黙・・・。
 プロロロロー。
 Oさんの所有物であろう携帯電話が目の前でなっています。
「あれ、Oさん、携帯なってますよ」
「え?」
 Oさんの反応で携帯を手にとって携帯のディスプレイを見るσ(-_-)
 なんと、σ(-_-)の名前が・・・。
 それに気がついた車の中は大爆笑。
 つまり、Tさんは車の中に携帯を忘れていたのです・・・。
 そんなことがありましたが、無事に碁石海岸に着きました。
 碁石海岸とは、海岸にある石たちが碁石のように丸いことからそう名づけられたそうですが、一瞬、看板を見ると碁石の碁(ご)が墓標の墓(はか)に見えてしまい、墓石海岸と読んでしまい、墓標がうちあげられるのかと思ってしまいました( ̄ε ̄;)
 で、実際目にする碁石海岸はダイナミックの一言でした。
 リアス式海岸にあらぶる波達は、ダークブルーから陸に打ち上げられ、徐々に蒼くなり、陸と交じり合うと白い潮となり、再びダークブルーの海へ帰ってゆく様は、混沌なる美しさのなかに、単調に波が繰り返される秩序の存在を感じさせ、吸い込まれそうな陶酔感が浮かび上がってきそうですした。
 他に、雷岩と呼ばれる岩に波がぶつかるごとに、雷のような轟音が海岸を響き渡らせる迫力は、雷と言うよりは、見えない花火を鑑賞しているような気持ちにさせてくれました。
 こうして岩手観光を終えたσ(^0^) たちは、碁石海岸で見た風景の余韻に浸りながら帰路につきました。
 最近、自然とるれることの無い毎日でしたが、自然の中に存在する美に触れることができて、Tさんたちに感謝しております。
 それでは失礼いたします(。・_・。)ノ。
 (^▽^)/

先頭に戻る


 

 

 

  後日、追加予定アリ。ご期待ください。それではまた(^^)/

 

目次へ戻ろう(´0`)フウ いや、ホームかな?