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呟き尾形のフロイトの精神分析
 第9回 フロイトによる無意識の発見 1

 

 

 フロイトによる無意識の発見 1

 フロイトが考えた無意識とは何か。
 一言でいえば、自分の心の中に存在するが、自分が知らない部分だということです。
 つまり、こころには、自分が自分だと自覚している部分、意識とまったく、自覚できなが自分の心の部分としての無意識が存在するということです。
 そして、フロイトは、研究を進めていくうちに、無意識の中でも大きく二つの無意識があることを発見しました。
 何かキッカケがあれば、意識化できる無意識と、まったく意識化できていな無意識です。
 フロイトは、前者を前意識、後者を無意識と呼びました。
 このとき、前意識は何かのきっかけで意識に浮かび上がってくるため、確認はできても、無意識は、まったく意識化できないのですから、無意識の存在は確認できないはずです。
 なぜ、フロイトは、まったく意識化できない無意識に気がつくことが出来たのでしょうか?
 それは、意識されることはなくとも、いい間違え、夢、神経症という形で現象として現れるためです。
 このような、フロイトのこころには、意識、善意識、無意識の3つの層があるという考え方は、局所論と呼ばれています。


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