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 呟き尾形がであった名言の紹介とともに、その名言について感じた事、考えた事を書いています。
質問、感想などは、哲学のキッカケ(名言集) 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑) 200604

 

  1. ・「優しい」言葉と「易しい」言葉を取り違えてはいけません。
     
  2. ・社会の発展無くして、個人や組織の発展はありえません。
     
  3. ・敵が複数存在し始めると、敵の存在しか目に入らない
     
  4. ・強い心が志であり、目的を成就させる強さになる
     
  5. ・本物の自信
     
  6. ・あたらな世界観が生まれてくる
     
  7. ・考える価値
     
  8. ・他者を信頼し続けるというのは、強い心が必要です
     
  9. ・教育の失敗は、社会の崩壊を招く
     
  10. ・弱点もまた、個性であることを忘れてはなりません。
     
  11. ・焦らないためにはどうすればいいのでしょうか?
     
  12. ・不幸だと感じているときは、視野が狭いがゆえである
     
  13. ・幸福になるためには、正しい道を歩むことが一番の近道
     
  14. ・世の最大の成功とはなんでしょうか?
     
  15. ・愛も気持ちもは言葉でなんて伝わりません。
     
  16. ・人生というものは、一種の太鼓なのかもしれません。
     
  17. ・過ぎたるはなお及ばざるが如し
     
  18. ・見つけたいものを見つけるだけ

     
  19. ・相手に怒ったからといって、憎んでいるとは限りません
     
  20. ・正しければ、控えめに言っても、正しいことには変わりありません
  21. ・善玉プレッシャーと悪玉プレッシャー
     
  22. ・生産性において、もっとも重要なもの
     
  23. ・み、耳が痛いです
     
  24. ・可能性の否定はできないのです
  25. ・天使とは、心強き戦士でもあるのです。
  26. ・xxxx
  27. ・xxxx


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「優しい」言葉と「易しい」言葉を取り違えてはいけません。
  

やさしい言葉は、たとえ簡単な言葉でも、
ずっとずっと心にこだまする。
 ― マザー・テレサ ― (カトリック修道女)

 


 やさしいとは、思いやりがあって親切であるということです。

 人は、思いやりの気持ちに触れると、心があたたまるものです。

 ただ、「優しい」言葉と「易しい」言葉を取り違えてはいけません。

 優しさがあれば、簡単でも「優しい」言葉でも心温まりますが、思いやりの心を持つことなく、安易に、形ばかりの「易しい」言葉は、かえって人の心を傷つけます。

 大事なのは思いやりの心です。
 人は、言葉や形に心が温まるのではなく、思いやりの心に心を温めるということを忘れてはなりません。

 


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社会の発展無くして、個人や組織の発展はありえません。

十のサービスを受けたら十一を返す。
その余分の一のプラスがなければ、社会は繁栄していかない。
 ― 松下 幸之助 ― (松下電器産業創業者)



 give and take という言葉があります。
 意味は、公平な交換、互譲、 妥協というところです。

 公平とは、かたよることなく、すべてを同等に扱うことです。
 交換とは、ある財産やサービスのやりとりが行われることです。

 一般に、give and takeは、等価交換、つまり、等しい価値を相互に交換することだと思われていますが、互譲、 妥協という意味を忘れてはなりません。

 一方、互譲は、互いに譲りあうことであり、この譲る事によって生じた差分が社会に反映します。
 個人や組織が社会に存在している以上、社会の発展無くして、個人や組織の発展はありえません。
 つまり、等価交換に発展はなく、ましてや利己的に自分だけの利益に凝り固まるようでは、社会が衰退するのは必然です。

 

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敵が複数存在し始めると、敵の存在しか目に入らない


自分の前にいっぱい敵があらわれた時、振り返って見るがいい。
味方だっていっぱいいるものだ。
 ― 生田 長江 ― (文芸評論家)


  敵とは、自分にとって、共存しえない存在であり、その存在とたちむかなければ、自分の存在が危険にさらされる存在のことです。
 一方、味方は、自分に加勢してくれる存在です。

 自分の目の前に敵が複数存在し始めると、敵の存在しか目に入らないどころか、もっと多くの敵がいるように思ってしまいます。

 しかし、冷静になって、自分の周りを見渡せば、そんなことはありません。
 自分が今、ここにいられるというのは、多くの味方がいるからこそです。

 さらに、敵対している存在すらも、視点と妥協によって、味方になることだってあるのです。

 つまり、敵になるのは、敵になるだけの理由があるだけで、その理由さえなくなれば、誰でも味方になるということがいえます。 ようでは、社会が衰退するのは必然です。

 

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強い心が志であり、目的を成就させる強さになる

いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、
いやしくも弱気を発してはいけない。
たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。
 ― 司馬 遼太郎 ― (『竜馬がゆく』)

 たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。
 というのは、厳しい言葉です。

 しかし、志とは、心に決めて目指していることです。

 ですから、志という観点において、目的が成就できるかどうかが問題なのではなく、目的を目指し続けることが重要なのです。

 そうした、強い心が志であり、目的を成就させる強さになるのです。

 

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本物の自信


うまくいってる時は問題ない。でも、いつもうまくいくとは限らない。
そこで自信が大切になる。「私はできる」「私は勝てる」と
いつも思っていることだ。思うことだけは、いつでもできることだから。
 ― ビヨン・ボルグ ― (テニスプレーヤー)


 自信というものは、努力に根ざしたものが、本物の自信です。
 なぜなら、本当に自信が必要とされるものは、うまくいかないときなのです。

 では、上手くいっているときの実績は自信につながらないのでしょうか?

 たしかに実績は自信の根拠になりますが、うまくいかないときは、その根拠が崩れたときです。
 うまくいかないとき、再び立ち上がることは非常に難しいのです。

 

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あたらな世界観が生まれてくる


自分という人間をその瞬間瞬間にぶつけていく。
そしてしょっちゅう新しく生まれ変わっていく、
エネルギーを燃やせば燃やすほど、ぜんぜん別な世界観が出来てくる。
 ― 岡本 太郎 ― (現代美術家)


 世界観とは、世界についての解釈や評価の仕方のことです。
 世界観が異なれば、同じものを対象としたとしても、まったく別の解釈と評価が現われます。

 そして、既存の世界観とは別の世界観に触れるということは、別の世界観を創造するということになります。
 別の世界観を創造するということは、新しい価値観を創造することと同意です。

 では、どのようにすれば、新しい世界観を創造できるのでしょうか?

 それは、自分という人間を、全身全霊で事に当たることです
 その瞬間、瞬間に、自分のすべてをかけてぶつかって行く事で、新しく生まれ変わり、あたらな世界観が生まれてくるものです。

 今の世界観に執着し、今の世界観が壊れることを恐れて守っていては、新しい世界観など生まれないということです。


 

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考える価値



考えても仕方がないことは考えない。
考えなくてはならないことは徹底的に考える。
 ― 石塚 巌 ― (実業家)

 

 考えるとは、対象について、いろいろな材料を用いて、結論・判断・評価などを導き出そうとすることです。

 きちんと材料がそろったことは、考える価値があるといえるでしょう。

 しかし、漠然とした不安をはじめとした、材料がそろっていないことについて、あれこれ考えても、それは無駄におわります。
 そもそも、考える必要がありません。

 それに対して、考えるべきことは、足りない材料を集めてでも徹底的に考えなければいけないといえるでしょう。

 

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他者を信頼し続けるというのは、強い心が必要です


人から信頼される人は、人を信頼する心の強い人である。
 ― 木原 武一 ― (文芸評論家)



 一般に、信頼されることは難しいとされています。

 なぜなら、日々の言動が正直であること、確かな実績があることが、信頼されるために必要だからです。

 が、もっと難しいことがあります。
 他者を信頼するということです。

 他者を信頼し続けるというのは、強い心が必要です。
 逆に、疑心暗鬼になることが、もっとも容易いことです。

 

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教育の失敗は、社会の崩壊を招く

人間の傷や痛みに無頓着な態度は、
教育失敗のこの上なく明白なしるしである。
それは、また自由社会の終わりの始まりである。
 ― ノーマン・カズンズ ― (『人間の選択』)


 教育とは、他人に対して、知識、生き方、善悪などについて、理解させ、成長を促すことです。
 そして、教育の目的とは、その人間をその社会にとって望ましい方向へ成長へさせることであり、とどのつまり、所属する社会へ適応するための行為だといえるでしょう。

 では、社会とは、何でしょうか?

 社会とは、相互に影響を与えあいつつ、お互いに協力し合う関係を前提とする組織です。

 特に、自由な社会ほど、外部からの拘束力が少ない分、各自が自分自身で律していかなければ、自由社会の維持は出来なくなります。

 その最低限のことが、他者へのいたわりの心です。
 最低限の事である、他者へのいたわりの心を身につけることが出来ない大人が育てば、人間の傷や痛みに無頓着になります。
 つまり、教育の失敗です。

 その社会における教育の失敗は、社会の崩壊を招くことは自明です。


 

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弱点もまた、個性であることを忘れてはなりません。

肉体的な弱点でも、内面的なものでも、
それを他人に気づかれまいと苦心するところから
人間は醜くなるのです。
 ― 五木 寛之 ― (『ことばの贈り物』)




 弱点とは、必要なものが欠けて、不完全であったり、足りないところがあり不十分であることです。とどのつまりは欠点のことです。

 そして、そうした弱点は、一般に、公にされると困るような後ろめたい所ので、ついつい隠そうとしてしまいます。

 しかし、弱点を隠そうとすると、人は品が悪くなります。

 なぜなら、弱点とはいえ、隠そうとするというのは、弱点という事実に目を背けてしまうことだからです。
 事実に目を背けてしまうということは、心にいやしさを持つ事になります。

 自分の弱点もまた、個性であることを忘れてはなりません。

 

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焦らないためにはどうすればいいのでしょうか?


先を急ぐな、人生に無駄な時はない。
満つれば、欠ける。それが、宇宙のリズム。
 ― 加藤 諦三 ― (『しあわせの法則』)

 先を急ぐということは、必ず、焦る気持ちが生じます。

 焦るということは、早くやろう、うまくやろうと思っていらいらしてしまいます。

 そんな状態で、事にあたっても、うまくいくわけがありません。
 なにより自分の実力が発揮できません。

 つまり、事を上手く運ばせるためには焦らないということが重要なことだといえます。
 では、焦らないためにはどうすればいいのでしょうか?
 自分の思い通りにならない事があたりまえだと気持ちに余裕をもたせることです。

 そうすれば、ベストが尽くせます。 

 

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不幸だと感じているときは、視野が狭いがゆえである

その時は不幸だと思っていたことが、後で考えてみると、
より大きな幸福のために必要だということがよくあるの。
 ― フジ子・ヘミング  ― (『魂のことば』)


 不幸を感じるときは、なんらかの不満や不自由があり、恵まれていない時感じるものです。
 幸福を感じるときは、なんら、不満や不自由を感じていない、恵まれている時感じるものです。

 一見、幸福と不幸は、正反対であるがゆえに、まったく別のものだとおもわれがちです。

 しかし、同じような状況であっても、感じ方一つで、恵まれていると感じるときもあれば、そうでないときがあります。

 それは、同じ経験であるにもかかわらず、そのときは、不幸であったと思っていたことが、後でより大きな幸福のために必要なことというのはよくあることです。
 これは、不幸か幸福かという差は、認識の差であるということがわかります。
 ですから、不幸か幸福かは、事象にあるように思われがちですが、不幸か幸福かという差は事象にあるのではない。
 ということがいえます。

 この認識の差は、不幸だと感じているときは、視野が狭いがゆえであり、後でより広い視野で思い起こせば、そうでもなかった。
 というところにあるのでしょう。

 

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幸福になるためには、正しい道を歩むことが一番の近道

ほんとうにどんなつらいことでも
それがただしいみちを進む中でのできごとなら
峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。
 ― 宮沢 賢治 ― (『銀河鉄道の夜』)

 幸福に近づくための道は、平坦な道を歩くことであることは稀です。

 むしろ、幸福になるための道を歩むにはつらい茨の道であることが多いのです。

 もっとも、辛い、茨の道だから幸福への道になるのではありません。

 正しい道を選んだとき、茨の道が多いということです。
 そして、幸福になるためには、正しい道を歩むことが一番の近道だといえるでしょう。





 

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世の最大の成功とはなんでしょうか?

この世では成功しなければならないのだといわれている。
だが私はこう思う、まず生きなければならないのだと。
これこそ世の最大の成功なのである。
 ― ジャン・ジオノ ― (フランス作家)


 成功とは、計画などがうまくいくことですが、とどのつまりは、目的を達成することです。

 ですから、この世では成功しなければならないのだといわれるのも仕方の無いのかもしれません。

 では、世の最大の成功とはなんでしょうか?

 今、こうして生きていること。それが最大の成功です。


 

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愛も気持ちもは言葉でなんて伝わりません。

子供は周りから受け入れられて育つと
世界中が愛であふれていることを知る。
 ― ドロシー・ノルテ ― 『こころのチキンスープ』)


 
 子供は言葉ではなく、体験で物事をまなびます。

 ですから、子供が周りから受け入れられて育てば、愛をしります。

 なぜなら、愛とは、相手を思いやる心であり、それを体験するということは、受け入れられるということです。

 愛も気持ちもは言葉でなんて伝わりません。
 受け入れられる事で伝わるのです。

 

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人生というものは、一種の太鼓なのかもしれません。

人生は挑まなければ、応えてくれない。
うつろに叩けば、うつろにしか応えない。
 ― 城山 三郎 ― (『人生余熱あり』)




 人生というものは、一種の太鼓なのかもしれません。

 強く叩けば、強く響き、弱く叩けば、弱く響きます。

 人生を強く叩くというのはどういうことでしょうか?

 それは真剣になることです。
 人生もまた、真剣になれば、強く響いてくれることでしょう。


 

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過ぎたるはなお及ばざるが如し

 欲と愛情、どちらも度が過ぎると身を誤るもとになる。
 ― 山本 周五郎  ― (『正雪記』)


 欲とは、欲しがることであり、やる気や意欲の根源になるものです。
 愛情とは、大切に思うあたたかい気持ちです。

 どちらも、人生において大切で尊く、なにより必要なものです。

 しかし、過ぎたるはなお及ばざるが如し。

 物事の程度を超えたゆきすぎは、不足していることと同じようによくないことになります。
 また、欲も愛情も度が過ぎると、ひとりよがりで、思い込み生じます。
 思い込みは、ミスを誘発します。
 ミスは、身を誤る原因です。

 

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見つけたいものを見つけるだけ


 他人のいいところを探せば、自分の一番いいところが見つかる。
 ― マーティン・ウォルシュ ― (映画編集者)


 探すという行為は、必要なものや失ったものを見つけようとすることです。

 他人のいいところを見つけようとする視点を持つと、他人だけでなく、自分にも向けられます。

 逆に、他人の悪いところを見つけようとする視点を持つと、他人だけでなく、自分にも向けられます。

 つまり、人は、見つけたいものを見つけるだけで、見えないからといって、「ない」ということにはなりません。

 

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相手に怒ったからといって、憎んでいるとは限りません

私は怒っても、その人間を憎むことはしない。
偽りのない気持ちを相手にぶつけることが大切。
 ― 本田 宗一郎 ― (本田技研工業創業者)


 怒るとは、腹を立てるということです。

 憎むとは、相手を嫌い、不快に思うことです。

 人は、相手に怒ったからといって、憎んでいるとは限りません。

 相手を憎まずとも、相手の言動に怒りを感じる事は、ごく当たり前にあるのです。自分の気持ちを偽ることなく、相手に素直にぶつけ、相手にぶつけられることによって、信頼関係は生まれるものなのです。

 

 

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正しければ、控えめに言っても、正しいことには変わりありません


正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
 ― 吉野 弘 ― (『祝婚歌』)


  人が、正しい事を他人に言うときというのは、人の行いを正すときの場合が殆どです。

 ですから、求められてもいないのに、口を出しをしてしまうものです。

 それだけに、正しい事を言われた方は、正しい事を理解できても、傷ついてしまうことが多いのです。

 だからこそ、正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいいといえるでしょう。
 正しければ、控えめに言っても、正しいことには変わりありませんし。


 

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善玉プレッシャーと悪玉プレッシャー



他人からプレッシャーをかけられたときよりも、
自分で自分を駆り立てるときのほうが、
人は遥に大きなことをやってのける。
 ― カルロス・ゴーン ― (日産自動車CEO)



 プレッシャーとは、一般に、心理的な圧迫感のことを指します。

 このプレッシャーには、大きく分けて、2種類のプレッシャーがあります。

 善玉プレッシャーと悪玉プレッシャーです。

 善玉プレッシャーは、心を刺激し、モチベーションを上げ、現在の実力以上の実力を発揮できる活力になります。
 それに対して、悪玉プレッシャーは、心を圧迫し、身体や心を見えない鎖でがんじがらめにしてしまいます。

 この二つのプレッシャーの差は、本人に対して、催促や要求する気持ちの有無です。
 善玉プレッシャーは、本人を駆り立てますが、悪玉プレッシャーは、催促や要求される気持ちが見えない鎖になって、身体と心を押さえつけてしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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生産性において、もっとも重要なもの


生産性とは機械や道具や手法の問題ではなく、姿勢の問題である。
換言するならば、生産性を決定するものは、働く人たちの動機である。
 ― P・F・ドラッカー ― (アメリカ経営学者)


 生産性とは、生産のために投入される労働・資本などが生産に貢献する程度のことです。
 生産性は、合理性、つまり、論理にかなった性質を有していることと混在されることがあります。

 ですから、生産性向上において、機械化や手順の問題であると考えられがちです。

 しかし、いくら、合理的に機械化したり、合理的な仕事の手順をとろうとも、生産性につながるとは限りません。

 なぜなら、生産性において、もっとも重要なのは、現場の人間のモチベーションでだからです。

 

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み、耳が痛いです



一家は習慣の学校なり。父母は習慣の教師なり。
 ― 福沢 諭吉 ― (『教育論』)


 み、耳が痛いです。

 そうなんですよね。
 教育というと、どうも、学校とか塾の話だと思われがちですが、それ以前に、子供の習慣を学ぶのは家庭なわけです。

 実際、自分の習慣というのは、自分の家庭の習慣なわけですし。

 あ〜、耳が痛い。
 耳が痛いだけに、正しい指摘だということなんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

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可能性の否定はできないのです   


物事はすべて、不可能と証明されるまでは可能である。
また、不可能なことであっても、
現在のところそうであるだけなのかもしれない。
 ― パール・バック ― (アメリカ作家)


 
 不可能とは、できないことであり、可能性が無いということです。

 どのような出来事でも、不可能であると判断するには、不可能であるという証明がなされない限り、可能性は残されています。

 ところで、可能性とは、物事の実現する見込みであり、実は、それを実際にやってみなければ、可能性の否定はできないのです。

 さらに、それを実際にやってみて、不可能だったことであっても、それは、そのときの話であり、将来、永遠に不可能であるとは言い切れず、完全に可能性を否定しきれないことをわすれてはなりません。


 

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天使とは、心強き戦士でもあるのです。



天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、
苦悩する人のために戦う者です。
 ― ナイチンゲール ― (イギリス看護師)


 一般に、天使とは、やさしい心で、人をいたわる人という一種の比喩として使われます。

 やさしい心で、人をいたわる人というと、ついつい、笑顔などで、まわりに、美しい花をまき散らし、無差別に他者を甘やかす人だとおもわれがちです。

 しかし、やさしい心で人をいたわる人は、苦悩する人のために戦う、決意を持つ心の強さを持っていなければなりません。

 いうなれば、天使は、やさしい心とはうらはらに、他者のために戦う覚悟が必要だといえるでしょう。
 天使とは、心強き戦士でもあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

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