『こんにちわ。呟き尾形です』
＜よっ！　アルクィンだ＞
【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】
『今回は、アルクィンからの質問でしたね』
＜おう、まず、
　占星術は地球の他の月、太陽、他、太陽系の惑星
が人間に関係していくであろうということを事細か
に調べた結果だったよな＞
【そうですねぇ】
＜でだ、なんで、宇宙にあるものが人間なんてちっ
ぽけなものに影響するんだよ？＞
【まず、無関係ではないということを説明しますねぇ〜。
相対性理論において、巨大な質量は時空をゆがめると
いうことが科学的に証明されましたねぇ。
　これは、私たちが身近に感じることでは、私たちが
地面に　立っていられるという事実で実感してくださ
い。地球という巨大な質量の塊が時空をゆがめ、私た
ちを引っ張っているといえるんですねぇ〜。
　では、宇宙にあるくらい遠いものが・・・影響す
るのか？
　月と潮の満ち引き、さらには出産においてまで、
月との関係はあまりにも有名ですよぉ〜。
　つまり、私たちは宇宙の星の位置に影響されてい
る。と考えた方が科学的なのですねぇ】
＜ちょっとまてよ。
　どれは、どんな仕組みなんだよ＞
【わかりません】
＜ほらみろ、非科学的ででたらめじゃねぇか！＞
【いいえ、科学とは、仮説、実権・再現、考察
というプロセスを踏むんですねぇ〜。
　たとえば、占星学は、天体の動きと人の運命に
関連があるという仮説を立てていますねぇ。
　次に、実際に、占いという形で、それを
実験、再現したんですねぇ。
　その結果を考察したのが、現在の占星術という
わけですよぉ】
＜ちょっとまて、人の運命なんてわかってたまるか！
　大体、先の事がわかるって事は、先の事が決まっ
ているってことじゃねぇか＞
【いえいえ、ちがいますよぉ〜
　アルクィンの言う事は、宿命論ですよぉ〜。
つまり、これから起こ　ることはすべてきまってい
るととらえていますが、占いの多くは、そうした
宿命論ではありませんよぉ〜】
＜未来がきまってねぇのにわかるわけねぇ！＞
【いいえ、
　宿命論じゃなくても予測なんて、誰にでもできます
よぉ〜。
　私たちは、明日の予定を立てることができますもの
ねぇ〜。
　そもそも、予定を立てられるということは未来に対
して予測ができるということなんですねぇ〜】
＜まて、占いってのは、未来の予測なのか？＞
【はい、その通りですよぉ〜。
　誰しも、決まった方法なんて使わなくても、明日の
ことを目に浮かべ、すると、明日の風景が浮かんで
くるなんて誰にでもできるのですねぇ〜。
　それに対して、占いは、未来を予測する方法論で
すねぇ〜。
　占いは、各占いの方法さえ学べば、誰にでも、占い
をすることが可能ですよぉ〜。
　これはまさに科学だといえるでしょうねぇ〜】
　ちなみに、量子力学でノーベル賞を取ったはずなの
に、相対性理論で有名なアインシュタインは金言を
言っていますねぇ〜。
　”神はサイコロは振らない”。
　つまり、世の中はある法則に従って動いているの
だから、法則さえ正しく認識できれば、未来に何
が起こるかわからないということは言えない。
　と明言しているんですねぇ】
『はい、今回はここまでですね。
　次回は・・・』
＜ま、まってくれ。
　まだ質問はある＞
『了解しました、では次回も、アルクィンとフォルス
の質疑応答にしましょう』

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