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占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『今回は、ルーラーについて、フォルスからの説明でしたね』 【はい。 前回は、星座と支配星の割り当てについてお話ししましたねぇ】 <ちょっとまった、そういえば、支配星に、天王星、海王星、冥王星 があったよな> 【はい、たしかにありましたねぇ。 あ、そのまえに、前回の訂正をしなくちゃいけませんねぇ。 魚座の支配星は、海王星でしたねぇ。 あとは、蠍座の支配星は、冥王星、水瓶座は天王星が支配星ですよぉ】 <そこさ。 天王星、海王星、冥王星は、占星学ができた、ずっと昔にはみつかって なかったはずだ。 それが支配星になっているってのはおかしくねぇか それぞれの星座に割り当てられているのが支配星なんだろ。 だったら、見つかっていない支配星の星座はその前は、割り当てられて ねぇってことで矛盾するじゃねぇか> 【そうですねぇ。 たしかに、その部分は、説明不足でしたねぇ。 天王星・海王星・冥王星が発見される以前に支配星がありまして、現在で も副支配星と考えられていますが、ややこしくなるのでメインの支配星だけ を紹介させていただきましたよぉ。 ただ、天王星・海王星・冥王星が発見される以前の占星術、ホラリー占星 術では、現代でも、蠍座が、火星、水瓶座が土星、魚座が木星という支配星 になっていますねぇ】 <ぐ、矛盾はしてねぇってことか。 だがな、そんなに支配星ってやつがとっかえひっかえ変えていいものな のか?> 【定義の問題ですからねぇ。 定義の変化は、天文学でもおこなっていますよねぇ?】 <この前の、冥王星が惑星から、準惑星になったってやつか?> 【その通りですよぉ。 冥王星に変化があったわけではなく、人間の学問の都合で冥王星が惑星と 定義づけられたり、準惑星に変更されたりしているわけですねぇ。 こうしたことは、天文学に限ったことではありませんし、学問の研究が つづけられている以上、発見があるたびに定義は変更される可能性がある わけで、変更があったから矛盾しているという指摘がナンセンスであるこ とはわかりますよねぇ?】 <ああ、しかたねぇ。 だが、支配星の並びだけみると、なんかでたらめにみえるな> 【たしかに、現在の並びではランダムにみえるかもしれませんが、さきほ どのホラリー占星術での割り当てをみるとそうでもないのですよぉ。 ホラリー占星術の場合、下記のような左右のグループにわけられるので すねぇ。 右のグループ 左のグループ 太陽−獅子 月 −蟹 水星−乙女 水星−双子 金星−天秤 金星−牡牛 火星−蠍 火星−牡羊 木星−射手 木星−魚 土星−山羊 土星−水瓶 となります。 <太陽と月以外は同じ惑星で対応しているってことか> 【そうですねぇ。 左側のグループを陽、右側のグループを陰としますよぉ。 わかりやすくするために、陽を内向的、陰を外交的としますねぇ】 <同じ惑星で陰と陽があるっていうのか?> 【はい。 たとえば、水星を例にとってみると、乙女座は、脳内の分析力と して、内向的に水星の力が現れますが、双子座は他人との会話と して外交的に水星の力が現れますよぉ。 金星の場合は、天秤は美的なバランス感覚に関心をもち、内向的 にはたらきがありますが、牡牛座は、お金という外向的なものに 関心が向かいますよぉ。 火星の場合は、蠍座は、その情熱を愛情や恨みという内向的なもの に注がれるのですが、牡羊座は、仕事など外向的な物に情熱を向けます。 木星の場合は、射手座は主観的な目的を優先しますが、魚座は、 他者の目的を優先させますよぉ。 土星は、山羊座が自分を守ることを重視するのに対し、水瓶座は、 社会体制を守ることを重視しますねぇ】 <う、説明が成立してしまっている・・・> 『続きは、次回ということで』 次回は、引き続き、フォルスのアルクィンの疑問の 回答ということにしましょう』 |
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。