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| 占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 ＜よっ！ アルクィンだ＞ 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ～】 ＜いや、ゲームの時間と暴力経験の関係が認められたグラフとかある じゃねぇか＞ 【まぁ、グラフがあるから正当性があるという前に、そもそもそのグ ラフに正当性があるか、主張を裏付けるデータになりうるかという問 題がありますよぉ。 たとえば、仮説に都合の良い数値を見つけて、それをただ掲載すれ ば正しいように見えますし、ゲームの時間は数値化できていますが、 暴力などの数値や基準があいまいで比較できないんですねぇ】 ＜暴力っていっても、大抵ケンカだが、そのケンカがゲームと関係し ているかどうかすらあいまいってことか＞ 【また、違う仮説も導き出せますねぇ。 暴力経験が少ないのは、いわゆる親や大人の言うことを聞く人間で あることであるといえるでしょう。 そして、大抵の親や大人は、ゲームをしないように子供に言いつけ ます。 ゲームなんてしないで勉強しなさいと。 それでも３時間以上ゲームをするということは、ゲーム以前に親や 大人の言うことを聞かないことが多い子供であるという推測が導き出 せますねぇ。 すると、ゲームの時間は原因と言うよりも、結果であるということ が簡単に説明できてしまいますねぇ。 つまり、親や大人のいうことを聞かせることができないという教育 の段階での失敗であり、とどのつまりは、教育という現場において、 記憶、感情、集団でのコミュニケーション、創造性、学習、そして感 情の制御や犯罪の抑制というものを発達させることに失敗した結果と も言えるわけでねぇ。 ゲーム脳は、そうした失敗を隠蔽するには、格好の言い訳になって しまいますよぉ】 ＜教育の失敗の責任転嫁っていいてえのか＞ 【ゲーム以前にということですけどねぇ。 というより、そもそも、社会において、社会の秩序を守り、暴力を 振るわないようにするというのは、教育の目的のはずですよぉ。 ゲームをしようがしまいが、ゲームをする時間が多いというだけで、 暴力をふるうとするよりも、社会の秩序を守るための教育の目的が 達成しないのであれば、教育に問題を目を向けるべきですねぇ。 むしろ、暴力をゲームの責任にする方が責任転嫁というものです ねぇ。 さて、記憶、感情、集団でのコミュニケーション、創造性、学習、 そして感情の制御や犯罪の抑制という能力を発達させたいなら、親や 大人が子供に語りかけるのが、本来あるべき姿だとおもいませんかぁ。 大抵、ゲーム脳といわれる状態になる子供の近くの大人は子供とろく に話もしていないということもあるという結論になぜならないので しょうかぁ？】 ＜っち、教育に手を抜く大人たちにとって言い訳になりやすいって ことか＞ 【ええ、そもそも、親が子供に関わろうとすれば、ゲーム脳という状 況におちいることはないんですねぇ。ゲームをするにしても、そのゲー ムを話題にできるわけですからねぇ。 大変残念ながら子供は、思考による学習よりも、大人の行動から学 習することの方が多いんですねぇ】 ＜するってぇと、むしろ、ろくに子供に話しかけていないから、ゲー ム脳になるっていうこともいいえるわけか＞ 【ええ、親や大人の言うことを聞かないというのは、たしかに道徳的 によいことではありませんが、自我や行動力が強いということになり、 子供に言うことを聞かせたい親や大人にとって残念な事実ではありま すが、自我や行動力の強い人間ほど、社会において成功し、リーダー シップがはれる可能性が導き出せますねぇ。 大人になって暴力に訴えるのは問題外ですが、子供が暴力に訴える のは、まだ、成人として完成していないからこその結果ですよぉ。だ から、教育が必要で、教育の真っただ中にいる子供にゲーム脳が云々 よりも、むしろ、ゲーム脳の原因とされる環境を、大人が作り出さな いことが大切というわけですねぇ。しかし、ゲーム脳という主張は大 人が子供に関わる時間の少なさをごまかし、ゲームに原因を置いてし まっているわけですねぇ】 『続きは次回ということで』 ★★★
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呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのｂｌｏｇです。