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花の童話 すみれ サイトコンテンツ紹介

 

 

クニークルス:奇妙な物言うウサギ。生徒のはず
「ムーシコス」:音楽の好きな少年。生徒。
『呟き尾形』:メールマガジンの発行者
《めぐたん》:スペシャルゲスト 魔女っ娘。
(フィアールカ):今回のゲスト 
※各台詞は、名前を囲んでいる括弧の人物の台詞です。


花の童話 すみれ
http://tubuyakiogata.o.oo7.jp/DOUWA/DOUWAi09_1.htm

 ボォン ジョルノ、こんにちは。クニークルスです。
「こんにちは。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
(フィーアルカだ)
「えっと、すみれの話だよね」
(ああ、そうだ。
 わたしは、すみれの声が聞こえる。
 その声は、私の大切な助言でもあった)

 すみれの声ってどんな声なの? フィーアルカ。
(それは、可憐でかよわい小さな小さな声だった)
《声だった?( ̄へ ̄?)
 聞こえなくなったのか(◎o◎?)》
『それは、花童話、すみれの中で書かれています』
 まぁ、作品を読んでからのお楽しみというやつだね、シニョール呟き尾形。
「じゃ、作品の冒頭を紹介するね。
 むかし、むかしあるところに白い時計搭のある村が ありました。
 リムネーは、おてんばで歌好きでお喋りな娘です。
 いつも、村の真中にある白い時計搭でいろんなお話をしています。

 今日は、とても強い英雄、フィアールカのお話。
 フィアールカはもともと強かったのではありません。
 むしろ、小さいころは、争いの嫌いで夢想癖のあるやさしい子供でした。

 実際、フィアールカは、毎日大好きなスミレの花が いっぱいに咲く野原に通っていました。
 ある日、フィアールカは、沢山あるスミレの中で、 一つだけのスミレだけを好きになりました。」
(ああ、そうだった。
 なぜ、たくさんあるなかであのすみれだけ特別におもえたのだろう)

『そうですね、ただ、大切な人は数いる人の中でその人が特別になるというのは当たり前にあることです』
《ろまんちっくなのだ〜(⌒〜⌒) 》
(とこれで、すみれは前編、後編にわかれている)
「そうなんだ」
 花童話の中では長いほうだよね。
「だよね、手短にかかれたのが花童話のはじまりだったしね」
《なんで長くなったんだ?( ̄0 ̄?)ナンデ?》
(すみれ自体が私の子供のころから大人までの話だからというのもあるかもしれないな)
《おお、なるほど\(o ̄∇ ̄o)/》
『花童話、すみれは、フィーアルカの人生と言うか、出世と挫折、そして復活の物語です』
 それじゃアルデベルチ。