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ストーリー展開

 全体的なSTORY展開
 第13タイムパトロールが結成され、その構成もかなり異例の人事だった。
 サラマンダーの隠し子、イフリート、優秀なのだが、スタンドプレーが目立つワイバーン、退役間近のスフィンクス、最年少タイムパトロールマーメイド、手のつけられないキャリアウーマンフェニックスらである。
 無論、全て噂であり、優秀すぎるがゆえに煙たがられる人間ばかりだった。
 はじめは、寄せ集めとして鼻にもかけられなかったが、次々と事件を解決し、そのうえ、他の隊では解決できなかった事件まで解決ていく実績は、周りを認めさせた。
 そんな事件の中、第13タイムパトロールのスフィンクスが第1級時空犯罪者であることが発覚する。罪状はペルソナと呼ばれるオーバーテクノロジーアイテム所持である。
 オーバーテクノロジーアイテム所持とは、その時代において、未来に発明され、あってはならないはずの道具を所持することであり、そういったオーバーテクノロジーアイテムは、歴史を保護する上で大きな障害になるため、オーバーテクノロジーアイテム所持そのものが大きな罪となるのである。
 そして、第13タイムパトロールのメンバーがそれぞれ、時空犯罪組織の幹部ミストと何らかの深い関係があることで、第13タイムパトロールのチームワークが乱れ、やがて解散まで追い遣られるが、リーダーであるイフリートが真相を知り、全てが何者かによって仕組まれたことであることを知る。
 イフリートは、元第13タイムパトロールのメンバーをまとめ、黒幕である、自分の父、サラマンダーに最期の戦いを挑む。


 STORYは各エピソードで、主人公となる人物がおり、それをサポートするサポート役がいます。
 テーマには発生する犯罪か、エピソードのタイトルがあります。


 主人公      サポート役   テーマ
 1 イフリート   ワイバーン   不殺生戒・・・テロ
 2 ワイバーン  スフィンクス  不偸盗戒・・・窃盗
 3 スフィンクス  マーメイド   不邪淫戒・・・売春
 4 マーメイド   フェニックス   不妄語戒・・・誘拐
 5 フェニックス  イフリート    不飲酒戒・・・酒乱
 6 おちゃらけ           ペガサスのお掃除
 7 イフリート   スフィンクス   怠惰・・・・・脅迫
 8 ワイバーン  マーメイド    嫉妬・・・・・殺人
 9 スフィンクス  フェニックス   大食・・・・・拉致
10 マーメイド   イフリート     激怒・・・・・暴動
11 おちゃらけ           お料理
12 フェニックス  ワイバーン  色欲・・・・・ストーカー
13 イフリート   マーメイド     貪欲・・・・・誘拐
14 ワイバーン   フェニックス 傲慢・・・・・クーデター
15 おちゃらけ           HAPPY BIRTHDAY
16 スフィンクス  イフリート     完敗 
17 マーメイド   ワイバーン   沈没
18 フェニックス  スフィンクス  逆転
19 イフリート   フェニックス   イフリートの兄
20 ワイバーン  イフリート     ワイバーンの宿敵
21 おちゃらけ           恋は風邪のごとく
22 スフィンクス  ワイバーン  スフィンクスの苦悩
23 マーメイド   スフィンクス  マーメイドの父
24 フェニックス  マーメイド   疑惑のフェニックス
25 最終回前編
26 最終回後編

第1話
 第13タイムパトロール隊結成
 時間犯罪が謳歌する中、タイムパトロール隊の増員が施行され
た。元来6部隊で構成されていたが、当初は6部第増加の合計1
2部隊、結成される予定ではあったが、特例として、第13タイ
ムパトロール隊の最年少リーダー、イフリートが抜擢される。
 しかし、リーダー候補であったワイバーンはそれに不満があり、
イフリートに対して好意的ではない。イフリート自身も、リーダ
ーであることを意識して自分をリーダーと認めないワイバーンを
快く思っているはずもない。そんな中、時間テロが発生した。
 第13タイムパトロールは緊急出動した。違法タイムスリップ
した人間が、過去へさかのぼり、爆弾テロで大量殺人を行い、当
時の政府から金を巻き上げているのだ。
 イフリートは現場に行くと、両親を爆弾テロで殺害されて、た
だ泣くしかない子供をみてイフリートとワイバーンは表に出す反
応はちがえども、犯人に憎悪の念を表す。
 イフリートとワイバーンはお互いスタンドプレーで競うが、犯
人に捕まって手錠をかけられてしまう。二人はいやいや協力して
犯人らを倒した。(ピンチになるが、その時だけ、何者かが二人
を援護する。何者かとは、1話では明かされないがミストである)
 イフリートは犯人を憎み、殺そうとするが、ワイバーンはそれ
を止め、「俺も殺してやりたいが、それではこいつと同じになる」
と言ってイフリートをいさめた。
〇「愚者」、爆弾テロとして登場。タイムパトロールのメンバーを
知っている様子。弱点を突いてくる。
 ピンチのところで、第1タイムパトロールが救援に駆けつける。

第2話
 透明人間
 第12タイムパトロール隊が何者かによって襲撃されたとの連
絡が入る(話では明確にされないが、襲撃したのはミストである)。
 第12タイムパトロール隊には、ワイバーンの同期の親友がい
る。
 ワイバーンはサラマンダーに調査の志願をし、調査は第13タ
イムパトロール隊があたることになった。
 事故現場の時代に到着すると、透明人間の噂で持ちきりとなっ
ており、それが、タイムパトロールの標準装備、光学迷彩スーツ
が利用されたことが分かった。ワイバーンはその人間を捜し当て、
光学迷彩スーツを押収、どういった経路で手に入れたかを聞き出
す。すると、第12パトロール隊に裏切り者がいて、時間犯罪組
織と内通している節があり、その裏切り者が自分の親友、グリフ
ォンではないだろうかと疑い始める。
 ワイバーンが一人悩んでいると、スフィンクスがワイバーンの
相談に乗り、とにかく真実をはっきりさせることが先決だと決心
させる。
 そして、犯人はワイバーンの推測どおり、グリフォンであり、
逮捕後戸惑うワイバーンに、スフィンクスは「真の信頼は許すこ
とにある」とワイバーンに一言言い残す。
※「恋人」、「力」、「星」、「月」、「世界」があがめられて
いる。
※実は、このワイバーンの親友(グリフォン)は最後の方でとて
も重要な役割を持っている。
 最高機密では在るが、タイムパトロールは未来予測をするため、
次のサイクルの世代のタイムパトロール発足までタイムスリップ
し、当世代の歴史を渡すという作業を行っている。これによって、
タイムパトロールは未来を予測し、タイムパトロールを派遣して
いることになる。
ワイバーンの第12タイムパトロールはその歴史を次の世代に
渡す任務を受けるが、偶然その中身を知ってしまい、尊敬して止
まないサラマンダーが実は犯罪組織の総統であること。そして、
タイムパトロールワイバーンが世界を破滅させる引き金を引くこ
とになることを知ってしまう。
そこで、自暴自棄になるワイバーンの親友。そこへ、ミストが
ワイバーンの親友に甘言し、タイムパトロールを裏切ることを薦
めた。という背景がある。
そして、最終回前編、彼はワイバーンから戦闘スーツを奪い、
ワイバーンとして、世界の破滅の引き金を引いてしまう。彼は実
は、自分が時間の鎖につながれた人間だったことに気がつき、ピ
ンチに陥ったワイバーン不在の、第13タイムパトロールのピン
チを救い、イフリートをかばい、ワイバーンとして死亡する。
〇ミストがジンとして登場、「愚者」を脱獄
 看守は「死んだはずでは・・・とおどろく」
 ミストは静に微笑み、「正義」に変身し、看守を殺す。
〇「愚者」はミストの命令で、グリフォンをそそのかす。
●「魔術師」登場
 グリフォンをかくまっている。
 タイムパトロールと戦い負け。
 第13パトロールにとどめの一撃を出そうとするが、雷撃が暴発
する。
 「ばかな、そんな審判が下るとは・・・弟よ・・・すまん」そう
言って間に体勢を整え、反撃され倒される。
 これは、サラマンダーが第13パトロールが倒されてはいけない
存在であり、そうなることが必然である為、「愚者」にとどめの一
撃が暴発したように見せかけ、暗殺することを命じられる。


第3話
 マーメイドは見た。スフィンクスが夜のいかがわしい繁華街で、
ある女性とあって、
いかがわしい店に入っているのを。
 マーメイドは戸惑いいろいろ思いをめぐらせては顔を振ってい
る。イフリート、ワイバーン、フェニックスにそれとなく相談す
るが、結局話をうやむやにしていた。
 スフィンクスが留守の時、その女性が訪問してくる。娘はフェ
アリーとなのり、マーメイドは思い切って、スフィンクスとの関
係を聞いた。
 フェアリーは淡々と話し始めた。
 フェアリーは、スフィンクスが10年前、自分の親を逮捕タイ
ムパトロールである。
だが、フェアリーは売春行為を強要されており、スフィンクスは
フェアリーの客として、通ってくれた。もちろん、いかがわしい
ことはまったくしておらず、なぜ今のような状況になったのかを
事情聴取していたのだという。
 フェアリーの話から、父親に金を貸したという男にタイムシッ
プに乗せられ、10年後につれてこられたという。こうして、未
来につれてこられた
娘は大量におり、スフィンクスの記憶でも、当時、借金を抱える
家庭の家族が夜逃げするということが多かった。
しかし、それは夜逃げを装った誘拐であり、誘拐された人間は
10年後である現在に輸送されていたのだ。
 そして、年頃の娘には売春をさせ、そうでないものは強制労働
をさせているということが分かった。
 マーメイドは不意にスフィンクスがここにいないことに不審を
持つ。
 スフィンクスがここにいないのは、単独でその組織をつぶしに
言ったのではないだろうかという疑いが出てきた。
 マーメイドは事情を話し、娘から聞き出した組織のアジトへ向
かう。
 その頃、案の定、スフィンクスは組織へ乗り込んでいた。
 スフィンクスのピンチにマーメイドらが駆けつけ形成は逆転、
売春組織は摘発された。
※この犯罪はミストが犯人に入れ知恵した。
※フェアリーはこれ以降、第13タイムパトロール隊へ差し入
れをするなどして、ときおり登場するようになる。しかし、22
話で、スフィンクスの無実を証明したが為に「愚者」ミスト
に殺されることになる。
●「女教皇」、娼婦を装う売春宿のボディーガードとして登場。
 スフィンクスが死にかけるが、謎の力(スフィンクスの持つ「力」)
で復活。
 タイムパトロールに倒される。

第4話
タイムパトロールにも休息の時はある。
意外なのだが、イフリートもワイバーンもセイレーンというア
イドル歌手のファンである。若い上に歌唱力もある。そのうえ、
容姿も整っているとなれば、年頃の大抵の男性ならファン
になるというものである。
イフリートとワイバーンは談話室で、セイレーンがかわいいと
いうことで珍しく同意してい
る中、実はスフィンクスも隠れ熱烈ファンである事が分かる。
イフリート、ワイバーン、スフィンクスらがセイレーンの出演
している番組を見ていると、
マーメイドがやってきて、セイレーンが同級生であったことを伝
える。
すると、3人の男どもは、よってたかってやれ、あわせろ、サ
インをもらって暮れと言いはじめる。
実は、マーメイドとは親友の仲であったが、同じ男性に恋した
ことがきっかけでその関係は気まずいものになっていた。
マーメイドの様子から、フェニックスが話題をそらして、マー
メイドと談話室からでる。
そして、フェニックスは、マーメイドの悩み事を聞きだす。
同じ男性に恋した二人は、いつしか憎しみあうようになり、お
互いが意地悪をしはじめた。
次第にそれは陰険な方法となり、自分が嫌になるくらいだった。
フェニックスは無言で聞いていたが、最後に一言
「友達って、お互いのことを許せるから、友達って言えるんじゃ
ない?」
と一言つげると、元の元気なマーメイドに戻る。
フェニックスは気張らしに買い物に行くようマーメイドを誘い、
二人は買い物に行く。
デパートで、買い物中にテキパキ買い物をするフェニックスに
マーメイドがなぜそん
なに早く決断ができるのか質問する。
「大量にあるデータをすべてみるのでは駄目、大量にあるデータ
もどこか共通点のあるものに分類できるの。分類した後は、不思
議と必要な情報が目に付くものなの。
すべては論理的に物事を処理したいけれど、時には、非論理的
な直感が正しいことも信じることが時には必要になるわ」
買い物を終えると、マーメイドが小物売場でオルゴールを見つ
け、フェニックスに少しだけ待たせて、オルゴールを買いに行く。
フェニックスがマーメイドを待っていると、サングラスをかけ
た少女とぶつかる。
フェニックスはその少女がセイレーンであることに気がつく。
セイレーンはフェニックスに助けを求める。
セイレーンはタイムストーカーに追われている。
※タイムストーカーとは、未来から過去に人気のあったアイドル
などの過去に遡り、ストーカー行為を行う始末に負えない存在で
ある。結果的に未来から来た存在なので、スケジュールなどは緻
密に確認されている。
フェニックスは事の緊急性を察し、マーメイドに緊急事態発生
のメールを送り、他のメンバーと合流し、連絡を待つよう伝えた
とき、何者かにフェニックスは気絶させられた。
第13タイムパトロールは、いつもであれば、優秀なオペレー
ターであるフェニックスの情報処理能力で、犯人の位置を割り出
すが、今回はフェニックス不在であるためマーメイドが行うこと
になり、3人は手分けをして探し出すことにした。
しかし、大量の情報を処理しきれないマーメイド。そんな時、
セイレーンが行方不明との報道が目に付いた。
マーメイドはフェニックスの「時には、非論理的な直感も信じ
る」という言葉を思い
出し、セイレーンをキーワードに犯人を割り出し、その犯人の行
動パターンを分析させ、フェニックスの居る場所を割り出し、3
人に伝える。
その頃、フェニックスとセイレーンは暗い倉庫に閉じ込められ
ていた。
フェニックスはセイレーンを励まし、セイレーンはフェニック
スを昔、親友がいたころに担任をしていた先生に似ている事をつ
げ、学生時代の思い出を話す。
そして、マーメイドという親友を失ったことをつげた。その後、
セイレーンの生活すべてが空虚となり、虚栄心だけが大きくなり、
ただ、人目を引き付けることだけを行っていた・・・。
そこで、フェニックスはなにか不信な点を見つけた。
二人とも誰かにだまされているような気がしたのだ。それが、
タイムストーカーであることを直感した。タイムストーカーが、戻
ってくると、そのことについて誘導尋問し、タイムストーカーはあ
っさり引っ掛かり、自ら、学生時代からストーキングしていること
を明言し、マーメイドやケンタウロスとの仲を引き裂いたことを
告白する。そして、アシュラと呼ばれる男に、この仮面をもらって
から、タイムトラベルが可能になったことも告白し、「愚者」に変
身する。
 フェニックスを殺そうとしたとき、マーメイドらがあら
われ、「愚者」を倒すが、アシュラが登場し、タイムパトロールを
あしらい「愚者」の仮面を持ち帰る。
最後に、セイレーンとマーメイドが仲直りをする。
〇アシュラ登場、美しく理性的なフェニックスを気に入る。第1タイム
パトロールのメンバーに成りすまし、フェニックスにアプローチする。
〇「愚者」、タイムパトロールに倒される。セイレーンに「運命の輪」
の仮面を送る。

5話
フェニックスの父は酒乱で、フェニックスが幼い頃に、喧嘩して、
殺された。その為、フェニックスは酒に対して嫌悪感を抱いている。
フェニックスが買い物で歩いていると、路上のテレビが、寄生虫
性解離症のニュースを報道している。泣きながら立っている少女を
見つける。
少女(ドリアード)は痣だらけで、明らかに何者かに暴力を振る
われた形跡がある。
フェニックスは少女を保護するが、暴力を振るったのは、ドリア
ードの父である事が分かり、身柄は父親に渡すことになったが、フ
ェニックスは強く反対する。
そんな中、淡々と、寄生虫性解離症のニュースが流れている。
たまたま居合わせたイフリートがそれを止め、理由を聞くが、フ
ェニックスはそのままその場を立ち去ってしまう。イフリートはフ
ェニックスの後を追い、町中の小さな公園のベンチに座っているフ
ェニックスを見つける。
イフリートは落ち込んでいるフェニックスの隣に座り、自分の両
親のことを一人かたりはじめる。
「俺の父親はサラマンダー司令官だ。もちろん、正式に結婚してい
るわけではない。
ワイバーンは俺がサラマンダーの息子だから、リーダーになって
いると思っているみたいだけど、むしろ、親父にとっては汚点だか
ら、目立たせたくないはずだ。それに、俺は、親父の力なんて一切
借りたくもない。
あ、いっとくけど、誰かの息子だから偉いとか、そういうのは、
嫌いだ。
おれは、その人、本人の行動や態度がすばらしいから偉いんだと
思う。
親父は、母親を捨てた憎い奴だが、俺はサラマンダー司令官を尊
敬せざる得ない。それだけ偉い人間だと思っている。矛盾している
と思うか?」
「そうね。あきらかに矛盾しているわ」
「だろ、そんな支離滅裂な奴を信頼する奴はいないよな。でも、信
頼されないから、俺がどんな情報を漏らしても誰も信じないぜ」
「つまり、私に悩み事を話せってことね」
「いや、そんなんじゃ・・・ある・・・」
そんなイフリートの反応に、フェニックスは声を上げて笑い、父
は酒乱で、フェニックスが幼い頃に、喧嘩して、殺された。その為、
フェニックスは酒に対して嫌悪感を抱いていることをイフリートに
告げる。
「フェニックスは、その、お父さんのことは嫌いだったのかい?」
「酒を飲んだ父は大嫌いだった。でも、それさえ除けば、なんにも
取り柄が無かったけれど、最高の父親だったとおもうわ」
「よし、だったら、二人で、ドリアードの父親を説得しに行こう」
「え? なによ急に」
二人はドリアードの家に向かうと、衰弱しきったドリアードがい
た。そして、そこには狂暴化したドリアードの父がいた。
ドリアードの父は、寄生虫性解離症だったのだ。
 そして、イフリート、フェニックスのコンビで、ドリアードの父
親を捕らえようとするが、失敗。
 5人全員そろってドリアードの父を倒す。
※フェニックスは父を失ったドリアードを見て、悲しむが、イフリ
ートがそれを慰めた。
※フェニックスは、この事件を境に、イフリートを男として意識し
始める。
※ドリアードの父が寄生虫性乖離症にかかったのは、酒にある。
 この酒は時間犯罪組織が裏で生産していた。
※スフィンクスは戦いの中、体力の限界を感じ、サラマンダーに引
退を進められるが、無理を押す。

6話
 第13タイムパトロール隊は、ペガサスのお掃除を行うエピソード。
※各メンバーの部屋を出すことで、個性を強調する。
 ニュースではタイムパトロールが次々と何者かによって再起不能状態
にさせられているとの連絡が入る。
 一瞬、深刻になるイフリートらだが、マーメイドが楽天的な発言で
暗い雰囲気は一掃し、ペガサスの掃除を行うことを発案し、一同賛成す
る。
 実は、タイムパトロールを暗殺するためにシャドーがペガサスに潜入
するが、必死に隠れながら、メンバーを暗殺しようとするがことごとく失
敗する。
※マーメイドに一目惚れしてしまう。暗殺失敗後、影でマーメイドを助け
ることにする。
〇時間犯罪組織は会議中であり、第13タイムパトロールがなにかと
めの上のたんこぶであることが会議の中で話されている。
 戦車:第10タイムパトロール殲滅
 隠者:第9タイムパトロール殲滅
 悪魔:第8タイムパトロール殲滅
 太陽:第7タイムパトロール殲滅
 死神:第6タイムパトロール殲滅
 正義:第5タイムパトロール殲滅
 アシュラと愚者:実績なし
 審判、アシュラ、愚者、正義、戦車、隠者、悪魔、太陽、死神が登場。
 魔術師の弟、シャドーが暗殺者として雇われる。
 戦車、隠者、悪魔、太陽らは実績の無いアシュラを馬鹿にするが、
 正義が、魔術師と女教皇を倒した実績が第13パトロールにあることを
告げる。
 その話を聞いて、シャドーは、第13パトロールを倒した暁には、
兄の意志を継ぎ「魔術師」になれるよう、審判に申し出をすると、「審判」
はその条件を承諾する。
◇フェニックスはイフリートに不器用なアプローチをするが、鈍感なイフリ
ートは気が付かない。怪しむ、マーメイド(本人は自覚していないが、マー
メイドは昔からイフリートに惹かれている)。

7話
イフリートはサラマンダーに呼び出され、タイムパトロールが脅迫され
ていることを告げる。
そして、イフリート自身も、サラマンダーの息子であることから、不当
な人事を受けていると告発されてしまった。
イフリートは憤慨し、調査の任務に名乗り出て調査に入る。
 サラマンダーは今回の調査は危険だから油断しないようにと、「世界」
の仮面を渡す。
その後、サラマンダーの前に、スフィンクスが現れ、やさしく微笑んだ。
脅迫の犯人は、人の思考を読む能力があるため、調査を行う人間は裏の
情報を知らない方が良いというのが、スフィンクスの判断だった。スフィ
ンクスが去った後、サラマンダーは「これも運命か」とすべて予定通りと
いった風な口ぶりで呟く。
※実際、サラマンダーはこうなることを知っている。
スフィンクスは、イフリートをおとりにして、怪人を捕まえる事にした。
もちろん、知らないのはイフリートのみで、ワイバーン、マーメイド、フ
ェニックスはこのことをしっており、イフリートが怪人にたどり着くよう
ヒントを出す。
イフリートは危機一髪というところで、メンバーに助けられる。
最後にイフリートにねたをばらし、イフリートが大いに怒る。
●「戦車」登場、第13タイムパトロールを一旦、倒すが、イフリートだ
け立ち上がり、「世界」となって、「戦車」を吸収してしまう。
〇「世界」登場、イフリートが変身する。
※スフィンクスはこの事実を目撃してしまう。
◇マーメイドがイフリートに、好きな人はいるのかと聞かれ、フェニック
スの顔が浮かぶが、否定する。

8話
 第11タイムパトロール部隊の消息がたった。
※すでに、第11タイムパトロールは全滅しており、殺害犯はミストであ
り、現場は天災が起こったかのように破壊し尽くされていた。

 第13タイムパトロールは、第1タイムパトロール隊と合同で調査する
ことになる。(第1タイムパトロールはエリート中のエリートであり、第
13パトロールをオチこぼれとして扱う)
 熱くなるイフリートだが、ワイバーンは冷静に現場検証をし、ある確信
をする。
 それは、自分の両親の惨殺現場に酷似しているのである。
 ワイバーンはいつも以上に冷静に調査を進めるが、いつもと違うワイバ
ーンの様子をみたマーメイドはワイバーンと二人で話をする。
 すると、ワイバーンは意外にも素直に過去のことに着いてはなし、マー
メイドに口止めする。
 ワイバーンの単独調査の末、一人の女性が関係していることが分かり、
その女性が妹のラミアである可能性を知り、一人、女性のいる店へ行く。
 マーメイドは無言で見送るが、フェニックスとスフィンクスに問い詰め
られ、ワイバーンに口止めされていたことを話し、イフリートらは、ワイ
バーンを追う。

 ワイバーンが店に到着すると、第1タイムパトロールが1人の女性と骨
だけの怪人に手玉に取られていた。
 ワイバーンはスケルトンのような怪人を1撃で破壊すると、女性がラミ
アであることを確信する。ラミアはワイバーンを見ると動揺する。その隙
を突いて、第1タイムパトロールは攻撃するが、ラミアには効果が無かっ
た。
 ワイバーンはラミアに手が出せず、攻撃を受けつづける中、第1タイム
パトロールはワイバーンを見捨てて撤退してしまう。
 ラミアは第1タイムパトロールを一笑したあと、ワイバーンにとどめを
誘うとしたとき、ワイバーンは
「思い出せ、ラミア! おにいちゃんだぞ!!!」
 その一言でラミアの動きが止まり、マーメイド達が到着する。
 ラミアは、ワイバーンの妹でないことを断言し、戦闘後、撤退する。

※妹と生き別れたのは、ワイバーンが12歳になる頃です。年齢は具体的
に考えていませんでしたが3つぐらい離れていると考えています。
 ラミアは、両親がミストに惨殺されるされるときに、幼いラミア
は潜在的な超能力の為、生き残りました。
 それを見たミストはラミアの才能を利用しようと考え、自分の部
下として育てました。ただし、これはミスト自身の言い訳で、幼い
少女を殺すことができなかったというのが、真の理由です。
 そして、月日は流れ、ラミアは成長し、ミストを父親のように信
頼し、尊敬しています。ミストの娘ということで、時間犯罪組織の
幹部扱いとなっています。
 イメージとしては戦隊物の女性幹部という感じですね。
※アシュラは、第13パトロールの戦力はチームワークにあると分
析し、単独行動をとりやすいワイバーンの心理的動揺を誘うため、
ラミアの任務にあわせて、わざと、第11タイムパトロールを、10
年前の惨殺に酷似させるように、殺害した。
 その為、ラミアは、この事件に関しては、何も知らない。
〇「死神」第13パトロールを一網打尽にするが、「月」が登場し
撤退。
〇「月」皆が、気絶する中、ワイバーンだけが立ち上がり、「月」
となり、「死神」に反撃する。
◇フェニックスに対する第1タイムパトロールのリーダーの執拗な
アプローチに、「所詮エリートの方が言いに決まっている」と決め
付け、落ち込むイフリート。その様子をみてなぜかいらだつフェニ
ックスはイフリートにやきもちを焼かせたくなる。
 マーメイドは落ち込んでいるイフリートを見ていていてもたって
もいられなくなり、イフリートを慰め、イフリートの気持ちはマー
メイドに傾いてゆく。

9話
 9 スフィンクス フェニックス 義 大食・・・・・拉致
 フェアリー、ドリアード、セイレーンら再登場。
 フェニックスは某国大使のボディーガードの役を受け持つ。
某国の大使はセイレーンの大ファンで、セイレーンも招待される。
 ドリアードは孤児院で、大金持ちの夫婦に気に入られ、パーディー
に出席、フェアリーはウェイトレスの仕事でパーティーにでている。
 一人の太った男が乱入し、某国大使、フェアリー、ドリアード、
セイレーン、フェニックスを人質に新型タイムマシンで逃走する。
 そして、新型タイムシップもろともボイド空間に拉致される。
パイロットの一人が「隠者」である。
 「隠者」の目的は、大使を誘拐し、タイムパトロールが救出失敗
することで、タイムパトロール解散という事態を招こうとしていた。
※犯人は、「隠者」に改造された人造人間である。
※スフィンクスの交渉人としての技術が光る。もう少しで、説得でき
そうなところで、「隠者」は、人造人間を凶暴化させる。
〇「隠者」登場、犯人を凶暴化させ、脱出
〇新型タイムシップが爆発を起こし、「力」ボイド空間に投げ出され、
力が覚醒し、人質をペガサスにのせて立ち去る。
◇イフリートはフェニックスが拉致され、信頼している反面、心配でたまらない。
 やはり、自分はフェニックスが好きなのではないかと意識し始める。
 マーメイド、その姿に嫉妬。
 フェニックス、危機一髪のときに、イフリートの名を叫び、スフィンクスに聞かれる。

10話
10 マーメイド  イフリート  礼 激怒・・・・・暴動
 マーメイドとセイレーンが同時に恋した男、ケンタウルスは、時空融合
業の一流企業のタイムエージェントである。
 タイムエージェントとは、契約者にとって、未来からのサポート役である。
 歴史保護法違反のギリギリの線で、契約者のサポートを行うものである。
タイムエージェントは基本的にタイムパトロールと対立する存在だが、こ
こで、過去、前例の無いタイムパトロールとタイムエージェントの間で裏取
引があった。
 この仕事の前に、ケンタウルスはラミアと出逢い、「吊るされた男」の仮
面を渡され、タイムパトロールと企業がいかに汚い存在か告げられ、ケンタ
ウルスは、タイムパトロールと企業を崩壊させるシナリオを作った。
 自分の今の仕事のスキャンダルの暴露である。ケンタウルスはその計画を
進めるが、第13タイムパトロールに追い詰められ、セイレーンを頼った。
 セイレーンはケンタウルスをかくまい、「愚者」から渡された切り札で
ある、「運命の輪」の仮面をかぶり、覚醒し、第13タイムパトロールを
追い払った。
 マーメイドがかろうじて立ち上がり、「運命の輪」がセイレーンではな
いかと疑い、セイレーンの歌う歌を歌い始める。
 すると、「運命の輪」は動揺し、その場を逃げ出してしまうのを見て、
疑念は確信に代わったとき、マーメイドはセイレーンに再び裏切られたこ
と悟り、その絶望感から「星」が覚醒する。
 そして、マーメイドとセイレーンは一瞬だけイフリートが世界を消滅
させるイメージを見て、ふたりの変身が解け、両者は無言で、対峙し、
お互い見た未来を確認しあい、両者、その場を立ち去る。
※警察と企業の癒着のイメージで。
 第10タイムパトロールとケンタウルスが反抗したこの事件の裏には、ミ
ストの送ったラミアの影があった。
 ラミアはケンタウルスの怒りを触発させ、その怒りを自分の所属する企業
とタイムパトロールに向けさせた。
※マーメイドとセイレーンの見た未来はこれまでの世界の破滅である。
 イフリートの「世界」が暴走することでこれまでの世界は破滅していたの
だ。
〇「死神」ラミアはケンタウルスに「吊るされた男」の仮面を渡す。
〇「吊るされた男」ケンタウルスは仮面を渡されただけで何も起きない
〇「運命の輪」セイレーンがケンタウルスを守るために覚醒
〇「星」マーメイドは絶望感から覚醒する。
◇イフリートは自分がフェニックスに好意を抱いているさなか、マーメイド
に、告白される。イフリートが返答に困っている中、フェニックスはその告
白を聞いてしまう。
 実は、マーメイドがフェニックスを事前に呼んでいたのだ。ただ、本当は
イフリートとフェニックスの仲を取り持つ仲介役をするつもりだったのだが、
直前になり、マーメイドはイフリートに告白してしまった。
 この結果に、マーメイドは自分がいかに嫌な人間か思い知り、自責の念に
かられる。


11話
11 おちゃらけ  お料理
 セイレーンが出演する料理番組を見て、男性陣に散々、女性らしくない
と評価を受けたマーメイドとフェニックスは、休暇を取り、フェアリー、
ドリアード、セイレーンらを呼び、お料理教室を開く。
 女性陣はそれぞれ、個性的な調理方法を行い
 ちょうど、このとき、怪人が既に死滅した菌を過去から持ち去り、料理
に含ませると言う犯罪をたくらむ。
 イフリートらはこの犯罪者の逮捕の任務をうけるが、粋にも、マーメイ
ドとフェニックスにはしらせず、3人で調査を進める。
 男性陣は、怪人を追い詰めるが、お料理教室に逃げ込まれ、どうしよう
かと作戦を練っているうちに、フェアリー、ドリアード、セイレーンら料
理をつまみ食いし、絶賛後、調子に乗ってマーメイドとフェニックスの料
理を食べ、撃退される。
※シャドーがけなげにマーメイドの協力をする。
※フェアリーは金持ちの男に求婚されていることをマーメイドに相談する。
※ドリアードは資産家の家に養子の話がきていることをフェニックスに相談する。
※マーメイドはセイレーンにケンタウロスが逃げたのではなく、セイレーンがかくまっているのではないかとセイレーンに推理を話すが、セイレーンは芸能人ということもあってか、あるいは、マーメイドが鈍感なだけかうまくごまかす。
◇マーメイドとフェニックスは二人きりになり、イフリートについて語る。
 そして、フェニックスは認めたくないが、イフリートに惹かれていること
を認め、マーメイドがライバルであることを示す握手を求める。
「これからは、ライバルになるのね。よろしく、マーメイド」

12話
12 フェニックス ワイバーン  仁 色欲・・・・・ストーカー
 フェニックスが「アシュラ」にストーキングされる。
 イフリートに相談したいができないでいると、ワイバーンがフェニックス
の様子がおかしいことに気が付く。そして、ワイバーンがストーカーを撃退
する。
 見つかったときは、
「私は完璧主義でね。愛する女性のことはすべて知りたいのだよ」
 アシュラ談
 すると、「吊るされた男」の仮面をかぶるケンタウルスが現われ、アシュ
ラと戦闘をはじめる。ケンタウルスはフェニックスに恋をしており、嫉妬心
でストーカーを痛めつけようとしたとき、「吊るされた男」が覚醒したのだ。
 不意を討たれたアシュラだが、覚醒したばかりの「吊るされた男」は敵で
はないと言いたげに、ケンタウルスを倒す。
 「死神」のラミアが登場し、アシュラをいさめ、
「ミストに罪をかぶせようとしたことは忘れますよ」
 といって、「吊るされた男」からアシュラに手を引かせる。
 アシュラはきを取り直し、ワイバーンを気絶させ、フェニックスを誘拐した。すると、フェニックスの「恋人」が覚醒する。
 アシュラはその姿を賞賛し、そのまま撤退する。
 ラミア登場。
〇アシュラ
〇「吊るされた男」
〇「死神」
〇「恋人」
◇フェニックスはイフリートが好きであることは、自覚できたが、自分の
気持ちに素直になれなかった。しかし、「恋人」が覚醒することで、イフ
リートへ素直な行動が取れるようになった。


13話
13 イフリート  マーメイド  智 貪欲・・・・・誘拐
 イフリートとマーメイドはデートをしている。
 シャドーはそれを阻もうと、あの手この手で工作している。
 そんな時、出動要請が出された。
 オーバーテクノロジーの怪物が出現したのだ。
 本来はとても強いはずなのだが、イフリートとマーメイドのストレス
発散攻撃で簡単に撃破される。
〇「隠者」
◇素直な行動が取れるフェニックス。それだけに、嫉妬心もあからさま
にでてくる。物語の終わりで、いいわけをするイフリートにすねてみせ
る。

14 ワイバーン  フェニックス 信 傲慢・・・・・クーデター
 突然、第13タイムパトロールに武装強化された。疑問に思いつつテレ
ビを見ていると、第2、第3タイムパトロールがサラマンダーに対して反
旗を翻す。第4タイムパトロールは、それを阻止するが全滅。
 タイムパトロールをそそのかしたのはラミアである。
 ワイバーンは責任を感じ、単身、乗り込もうとするがフェニックスに止
められる。フェニックスに考えがあるというのだ。
 フェニックスは第1タイムパトロールに救援を頼み、この事件を抑えれ
ば名実ともに最強のタイムパトロールであることの証明だといって、正面
突破させる。
 その間に第13タイムパトロールは、第2タイムパトロールを叩くが、
最後に、「サラマンダーに気をつけろ」と一言残して自爆してしまう。
 第1タイムパトロールは嫌われていたため、誘われなかった。
〇「死神」ラミアは、第2、第3タイムパトロールに真実を話し、
クーデターを誘発する。
〇「正義」イフリート、スフィンクス、マーメイドを各個撃破、最後にフェニックスも倒し、単身、第2タイムパトロールに向かうワイバーンの前に立ちはだかった。
〇「隠者」第3タイムパトロールのメンバーを強化手術を行う。
●「悪魔」第2タイムパトロールのメンバーの血を吸いパワーアップしたと
ころでワイバーンと戦う。ワイバーンが「飛竜」に覚醒しようとしたとき、
気絶していた、イフリート、スフィンクス、マーメイド、フェニックスの
声で、踏みとどまり、仲間の力をえて、逆転する。
 

15 おちゃらけ  HAPPY BIRTHDAY
 イフリートの誕生日を祝う。

16 スフィンクス イフリート  礼 完敗
 「太陽」が第13タイムパトロール隊に立ちはだかる。
 ありとあらゆる技が聞かず、完敗する
〇「太陽」第13タイムパトロールを一網打尽にする。
 
17 マーメイド  ワイバーン  仁 沈没
 ボイド空間でタイムシップ同士で戦闘。
 「太陽」のスレイブニル号。
 ペガサスの中で愚者と戦闘。
 ペガサス号がミストの送り込んだ「愚者」に破壊される。
 第13タイムパトロールはかろうじて脱出。
※操舵手のマーメイドかつやくってことで・・・。
※マーメイドはミストのところへ連れて行かれ、ヘルメットを脱ぎ、
 自分が父親であることを示す(視聴者には、マーメイドの表情のみ
見せる)
〇「愚者」脱出の際、マーメイドを誘拐、ミストのところへつれてゆく。
〇「飛竜」仲間を背に乗せ、ボイド空間をぬける。

18 フェニックス スフィンクス 信 逆転
 石器時代に到着。フェニックスとスフィンクスは何とかボイド空間を
探し出す。イフリートは凶暴な恐竜たちから二人を守り、間一髪で、ワ
イバーンに助けられる。
 野営中、落ち込んだ、マーメイドが現れ、スフィンクスに相談する。
 「太陽」がとどめを指しにやってくる。
 ピンチになると、第1タイムパトロール隊が救出に来て、逆転。
 新しい、ユニコーン号が支給され、「太陽」のあやつるスレイブニル
号と対決して勝利を収める。

19 イフリート  フェニックス 義 イフリートの兄
 イフリートの兄がミストであることが発覚。
ワイバーンとイフリートが仲間割れ。
フェニックスがイフリートとワイバーンの仲を保つ。
 狂人化したミストと対決。
 スフィンクスがミストの名前であるジンの名を口にする。
※スフィンクスの口から潜入捜査であることをほのめかす。
※サラマンダーの口から、その事実の裏付け。
〇「隠者」が倒される

20 ワイバーン  イフリート  礼 ワイバーンの宿敵
 ミストvsワイバーン
 イフリートとは仲たがいするが、結果的にイフリートと協力する。
 1話のことを思い出す。



21 おちゃらけ  恋は風邪のごとく
 マーメイドとフェニックスがこともあろうにスフィンクスに恋をしてしまう。
実は、ロマンスグレイウィルスが原因

22 スフィンクス ワイバーン  仁 スフィンクスの苦悩
スフィンクスはミストをなんとか救い出したいと考えるが、そ
れが不可能であることを悟らざる得ない。そんな時、スフィンクス
はスパイ罪の容疑で逮捕されるが、フェアリーが、スフィンクスの
無実の証拠と証言を提出するが、「愚者」に暗殺される。
●「愚者」、フェアリーを殺すとき「おまえの役目は終わったよ」
 そのご、「力」であるスフィンクスと戦い、負け。
●「節制」、「愚者」と戦い、負け。
〇「力」、「愚者」を倒すが、一級時間犯罪者「力」であることが
ばれ、逮捕される

23 マーメイド  スフィンクス 信 マーメイドの父
 タイムパトロールに内通者がいるらしいという報告が入る。
 そして、マーメイドの父がミストであることが発覚する。
 イフリート、ワイバーンにマーメイドが内通者である疑いを抱いてしまう。
 ケンタウルスがサラマンダーの秘密を知った後、ミストが現れる。
●「運命の輪」ケンタウルスを守るために死
●「吊るされた男」サラマンダーの秘密を知り、サラマンダーの心に触れて、なかば正気が保てなくなる。そして、秘密を知った「正義」に重症を負わされる。その後、指名手配犯であるため逮捕される。
〇「正義」

24 フェニックス マーメイド  智 疑惑のフェニックス
 フェニックスがミストの昔の恋人であることが発覚し、動揺するワイバー
ン。イフリートがいさめるが聞かない上に、イフリート自身、フェニックス
を信じられなくなっている。
 耐えられなくなったフェニックスはタイムパトロールをやめることにした。
 これで、第13タイムパトロールは実質解散となる。
●「死神」ラミア ワイバーンの「飛竜」で死亡
●「飛竜」「死神」を倒すが、一級時空犯罪者、「飛竜」であることがわか
り、逮捕される。

25 最終回前編
 第13タイムパトロール、非公式に復活。
 イフリートが、フェニックスに告白「俺が間違っていた。俺は過去おまえが好きなんじゃない。今の、そして未来のおまえが好きなんだ」
 マーメイド、気の触れたケンタウルスの看護をしている。ケンタウルスがレモンをマーメイドから奪い取り、それをかじると、ふと正気にもどり「真実を恐れるものは愚か者の中でも最悪だ」と一言いい、そのまま倒れてしまう。
 ワイバーンは、「塔」に覚醒したグリフォンにむりやり脱獄させられ、ワイバーンは安全な場所に寝かせ、みずからが、ワイバーンとして、イフリートらと合流する。
 スフィンクス。サラマンダーに釈放される。「最後の勝負だな、「審判」といって、すれ違う」
 グリフォン、ワイバーンの戦闘スーツを着て「審判」と対決・・・死亡。

●「塔」死亡
●「正義」ミスト、イフリートの「世界」と戦い死亡
●「審判」「塔」を破壊する

26 最終回後編
 ワイバーン復活。
 それぞれが、仮面の力を覚醒させ、「審判」に戦いを挑む。
 審判がサラマンダーであることが公表され、サラマンダーが死を予感したとき、フェニックスを殺してしまう。
 怒りに我を忘れたイフリートの顔は鬼神となっていた。暴走する「世界」を抑える、スフィンクスとワイバーン。
 「飛竜」がたおれ、「力」も力尽きた。
 マーメイドはフェニックスが生き返るよう祈る。星が光り、一条の希望が芽生え、フェニックスは生き返る。
 そして、フェニックスは恋人に覚醒し、蛇の衣をふりはらい、世界を抱きしめた。
 イフリートは正気に戻り、「審判」が次の世代へタイムスリップするところをギリギリで止めると、サラマンダーの記憶が走馬灯のようにイフリートの頭を駆け巡る。無音の殺戮のシルエットののち、サラマンダーが過去のサラマンダーと接触し、ドッペルゲンガー現象を起こし、今に至ることを知る。
「違う。人は自由だ。鎖でつなぐべきじゃない。親父! 分かるはずだ。人間はたとえ、失敗をしたとしても・・・その失敗を乗り越えるだけの理性はある。信じよう。俺が仲間を信頼したように・・・」
 そして、世界は暗闇に閉ざされ、1話のシーンにもどり、イフリートはタイムパトロールの就任という特別処置を辞退し、屋上から街を見つめる。青空を見つめる。
「フェニックス・・・、ワイバーン・・・、マーメイド・・・、スフィンクス。今度は自力で出会おうぜ!」
〇「力」
〇「星」
〇「恋人」
〇「月」
〇「世界」
●「審判」vs「世界」