ホーム > 目次 > 夢判断 > 夢事典 

夢事典

第1回 門

門が象徴するのは精神的な願望。

 門の夢は、心の奥底にしまっている願望を現します。
 門は善と悪の境界の象徴であったり、死と再生の境界であったりします。
 つまり、夢の中で門が現われるということは、門という境界線に立ち、まさにこれから
何らかの判断をしようとしている。
 と考えられます。

 門は力や要塞(城)の象徴であるために、精神的な争いや葛藤がついて周り、門の
状態が、その精神的な争いや葛藤に対しての無意識からのメッセージ。と考えられま
す。

 開かれた門は、門の内側に入るのであれば歓待が象徴され、外に出るのであれば、
新しい価値観や物事の見方が変わっていくと思われます。
 逆に、閉じられた門は拒否、無愛想、不運、戦争が象徴され、今の状態から(精神的
な)変化を望んでいない。逆に外部から望まれていることに対する拒否や抵抗が考えら
れます。
 夢の中で門の内側にいるならば、拒否や抵抗。外側にいるならば、門の内側にある
価値観から拒否あるいは追放されているとと考えられます。門の外は苦難の象徴であ
り、なんらかの苦難を感じていると思われます。

 もし、門を開ける夢を見たならば、これまで抑圧、拒否、抵抗していたり、されていた
ことに対して、精神的に満たされた、近い将来満たされることを現します。
 門はコミュニケーションも象徴します。
 門が開かないとき、人間関係に苦しんでいたり、違和感を感じているときだと考えら
れます。

 また、必ずしも門は精神的な象徴である。とは言い切れません。
 門は、街が立ち、乞食や怠け者の集う場所であり、恋人を待つ場所でもあるからで
す。
 女性的なものも象徴され、恋愛や性的なモノに対する門としても考えられます。暗い
門であれば、死が象徴され、肉体的なものを象徴します。

 余談ですが、角の門は正夢、象牙の門は偽りだとも言われています。

質問等は、夢判断 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)

 

 

 

 

 

調査メモ(今回のページを調査するに当たって、作成したメモです)

 女性的なもの。
 2本の柱が立っている場合は両性具有を表す。

 再生を現し、生と死の境界となる。

 善と悪の境界

 力、要塞を現す。

 判断の場として公正を現す

 城壁が救いを現すのに対し、門は凱旋門とあるように誉れを現す

 正義

 体を現す

 戦争を意味し、戦いの門は狂暴の神を閉じ込める

 市が立ち、乞食や怠け者の集う場所であり、恋人を待つ場所でもある。

 北門→想像力(死後再上昇する場)
 南門→知性(永遠からの下降)
 東門→情熱(永遠への道)
 西門→肉体
 自由、楽園の門→(許しを請う)

 開かれた門→歓待(異教徒の改宗の象徴)
 閉じた門→楽園追放、無愛想、不運、戦争
 角と象牙の門→角の門は正夢、象牙の門は偽り

 暗い門→冥界の入り口
 太陽の門→南回帰線にあり、熱帯地方を指す

 門の外は苦難の象徴

ヤヌス 門の神

質問等は、夢判断 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)