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夢事典

第4回 城

 

 城
 城は、王国の中心であったり、支配や権威の象徴として現れます。
 そのため、自分という王国の中心であり、侵略から守る建物というところから、自
我の象徴として現れます。
 そのため、黒っぽい城、黒い雲に覆われている城は、救いの無い絶望や、迫り来
る恐怖の象徴ともいえます。
 特に城の門が開かない。などは、門の項目を参照。
 ときおり、城は広く迷宮のように迷いやすいこともあるため、混迷も表すこともある
が、このときは森の項目を参照してみても良い。
 明るく輝く城は、希望に満ち溢れた心や未来の栄光を象徴します。このときは
星の項目も参照しても良いかもしれません。
 城が無人だったり、廃墟、遺跡であった場合は、過去の栄光にこだわっている場
合がありますが、新たな城を築くことができるため、未来の可能性、自我の再構築
なども象徴することがあります。
 城は精神的な注意力を象徴します。ゆえに、精神面の見直しの時期であるという
解釈も可能です。
 それは、精神的な富のありか美姫(アニマ)、騎士(アニムス)がいることがあり、
救済を意味することもあります。
 また、小さな家(貧しさ、素朴さ)とは反対概念という側面を持ち、富を象徴するこ
ともあります。
 もし、城が高い場所に建てられていた場合は、より強固な意志、あるいは頑固さ
が象徴されることがあり、夢の中で自分に有利か不利かで、それが現状に有利か
不利かが象徴されている場合も考えられます。

 また、城は時間的な遡行も連想させるため、自分の反省(城の外観、印象、中の
様子、城の中での自分の身分)。という象徴もあることがあります。

 

質問等は、夢判断 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)

 


 






調査メモ
 城は自我の象徴。時にはさらに深いイメージもある。

 黒っぽい城・・・・絶望、恐怖
 明るく輝く城・・・希望、栄光
 廃墟・・・・・・・可能性

 王国の中心、城は支配や権威の象徴。
 黒っぽい城、あるいは、黒い雲に覆われている城は、救いの無い絶望や迫り来る恐怖を象徴する。
 逆に明るい城は、希望に満ち溢れた心や未来の栄光を象徴する。
 廃墟や遺跡は、過去の栄光と新たなる可能性の象徴。

 侵略を受けない場所。
 精神の注意力を表す。
 小さい家の反対概念として富を表す。
 時間の遡行を連想させる
 権威、主権を表し、丘に立てられると、より強固なものを象徴する。
 迷宮を象徴する
 壮大、高貴、堅実、戦略
 精神的な富のありか美姫(アニマ)、騎士(アニムス)がいることがあり、救済を意味することもある。