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裁判員制度の問題点

裁判員制度の問題点

 法律の人情のない、考え方の背景には背筋が凍りつくようにおもえてなりませんでした。
 もちろん、だからこそ、実際の裁判においての、裁判官の良識も加味されるわけだし、法律の世界だけに浸ると世間の人情と良識と常識に隔離されているという現実があり、裁判員というものが行使されるのだとは思います。

 裁判員制度そのものには賛成ではありますが、問題が無いわけではありません。

 やっぱりいくつか問題があります。

 守秘義務違反、お金の問題、有罪になったときの被告からの逆恨み、職場での立場などなど。
 公的HPでは、法律で保護するから大丈夫。みたいなことを言っていますが、法律はあくまでルールであって、物理的には守ってくれないようです。
 お酒の席でポロリともらすのもだめでしょうし、裁判員になること自体、ものすごく貴重な体験です。
 その昔、日本が陪審員制度をとったときの陪審員は、陪審員を通して、いろいろなことをまなべて良かったという人がほとんどだったそうです。
 人は、たくさん学べた体験を話したがるものです。
 ある種、守秘義務は、拷問といえるかもしれません。

 とりあえず、給与補償はするらしい動きがあるみたいですが、企業が納得するかどうかはわかりません。
 交通費とか経費がどのくらいが適切なのか厳密にはきまっていません。
 全国民ですから、北は北海道、南は沖縄県の人たちを裁判所に招集するということですから、交通費も馬鹿になりません。
 で、有罪の場合、もしかしたら、被告から逆恨みされるかもしれません。
 法律で罰するだけなら、すでに日本中から犯罪はなくなるはずですが、実際は、法律で罰せられる犯罪は日常茶飯事に起こってしまっています。
 となると、判決後の裁判員保護プログラムぐらい、やらないとまずいかもしれません。
 さらにいうと、無罪のときも油断できません。
 理性的でない、被害者の感情というものは、無視できないからです。
 で、職場での立場も日本においては、理解を示す企業は少ないのが現実でしょう

 このような問題の他にも具体的に考えていくと、対策を立てるべき部分はたくさんあると考えられます。

 そこで、政府と裁判所に質問状を送り、検討してもらおうと考えています。

 


小泉内閣

自由民主党

公明党

民主党

共産党

社民党

 

 

 

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