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2人の親子と3人の仙人を通して語られる人生万事塞翁が馬。

*童話は時間のある時にごゆっくりご賞味ください。
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*改行位置がおかしい時はwindowを横に広げますと快適に読めるかと思われます。

『黒い牝牛、白い子牛を産む』

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 ボォン ジョルノ、こんにちは。クニークルスです。
「こんにちは。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
(灰色の仙人かもしれんよ)
「え? 灰色の仙人なの? 違う仙人なの?」
(それは、最後にならないとわからんよ)
 なんかめんどくさいなぁ。
《ドーカンなのだ(`曲´#) 》
『まぁ、黒い牝牛、白い子牛を産むと言う物語は、
2人の親子と3人の仙人を通して語られる
人生万事塞翁が馬だから、灰色仙人はそんなことを
いうんですね』

 う〜ん、はっきりしなくてストレスがたまるね。
「えっと、じゃぁ、僕が冒頭を紹介するね。
 昔々、白い時計塔のある村のはるか東にある絹の
国の山奥に白い仙人、黒い仙人、灰色の仙人の3人
の仙人がおりました。
 ある日、白い仙人のところに白い牛を連れた親子が
やってきました。父親の名前をブイーク、息子の名前
をチリオーナクと言いました。
(うむ。吉凶は事が終わらなければわからんよ)
ある日、白い仙人のところに、白い牛を連れた親子が
やってきました。』

《でも、今日来ているのは、灰色じゃないか?(*゜0゜)!!》
(そうかもしれないな)
「うわ、もどかしいなぁ」
 ま、この灰色仙人の言葉が物語を象徴していると
いえるかもね。
「それもそうだね」
《なんか、読むのがきがひけるのだ(’−’)。o0う〜ん》
(それなら、読まなければよかろう。
 だが、後悔するかもしれんがな)

『夢の壷と同じく、短編の童話です。これが、きっかけで
短編の童話を書きつづける羽目になりました(*^0^*)
 まぁ、黒牛白とくを産むという中国故事をモチーフにし
て、それを分解して童話として再構築すると言う手法を
とってみたわけです。
 もちろん、夢の壷の同じ手法を用いたのですが、夢の
壷の場合は暗中模索で作ったので、最初からその手法
と言う形ではなく、なかば、プロトタイプ的な意味合いで
造りました。
 その経験を基に、最初からその手法でやってみたのが、
この作品です』

 それじゃアルデベルチ。