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 神様の召使の5つの竜の物語

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『5つの竜』

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「こんにちは。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
(((((5つの竜です)))))
「おお、竜が5体も、しかもハモッてるよ」
(((((われわれは、ユース様につかえております)))))
 神様の使いってことね。
《青、赤、黄色、白、黒の竜で、カラフルなの
だo(>▽<)o ウキャキャウキャキャ》

『5竜は、太陽神ユースに仕え、それぞれ、5行における、5色をつかさどってい
ます』

 五行思想ってことね。
「えっと、じゃぁ、僕が冒頭を紹介するね。
 昔々、白い時計塔のある村ができるずっと前のお話です。
 太陽を年中背負って大地に太陽の恵みを与えるユースという神様がおりました。
ユースは休まず毎日朝になると太陽を昼時までに空の天井まで運び、夕暮れま
でに地平線まで届ける仕事をしていました。そんな、ユースの周りには5つの竜を
従えていました。
 5つの竜は、それぞれうろこの色が違い、青、赤、黄、白、黒と5つの色でした。
竜達はその色で互いを呼び合うことにしています。
(((((そう、われらは、ユース様の名のもとに協力し合う存在)))))
『でも、5つの竜の童話の中では、ひょんなことで対立してしまいます』
《な、なにがあったのだΣ(〃0〃)ま゛》
(((((なんとも、はずかしい)))))
「神様の使いだけあって、なんか素直だよ」
 ま、神様の使いで、ひねくれていたら、神様のメッセージのつたえられないんじゃない。
「それもそうだね」
《それで、なんで対立するのだ?o(@.@)o 
 どうやって、仲直りするのだ・・・(;¬_¬)》
(((((それは・・・・)))))
『わわ、それは、読んでからのお楽しみ。
 中国にある五行説という考え方をモチーフにした童話です。
 五行説は、万物は、木、火、土、金、水という五つの基本物質で出来ているという考
え方です。5つの竜は、この五行説を絡めて創作した童話です。
 五行説を呟き尾形風に再構築してみた童話です。』

 それじゃアルデベルチ。