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  政(まつりごと)の本質って何だろう?
 政治家を目指す若者の物語。

*童話は時間のある時にごゆっくりご賞味ください。
 
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*改行位置がおかしい時はwindowを横に広げますと快適に読めるかと思われます。

『蟻国の宰相』

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 クニークルス:奇妙な物言うウサギ。生徒のはず
「ムーシコス」:音楽の好きな少年。生徒。
『呟き尾形』:メールマガジンの発行者
《めぐたん》:スペシャルゲスト 魔女っ娘。
(プリミエール):今回のゲスト 
※各台詞は、名前を囲んでいる括弧の人物の台詞です。


蟻国の宰相
http://homepage2.nifty.com/SON/hp_1_1_b.htm 

 

 ボォン ジョルノ、こんにちは。クニークルスです。
「こんにちは。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
(蟻国の宰相のプリミエールです)
「こんにちは、宰相さん」
(こんにちは)
 プリミエールは、蟻の国の宰相にスカウトされたんだよね。
《サイショウ? 一番小さいのか?(○□○;)》
『蟻国の宰相は、政治をテーマにした童話です』
 童話と政治ってなんだかミスマッチじゃない?
 シニョール呟き尾形。
「たしかにあんまりみないよね。
 じゃ、作品の紹介するね。
  昔々、白い時計搭のある村の遥か東にある国に、政治家を目指すプリミエールという、若者がおりました。プリミエールが縁側で勉強に一息入れていると、地を這う蟻の行列を見つけました。プリミエールは、真上にある太陽が少しだけ傾くまで一眠りすることにしました。
「プリミエール様。私はチノーヴェニクと申します。蟻国の宰相になってくださいまし。実は、蟻国は国が始まって以来の大嵐に見舞われました。そこで、増税した上に、国土回復のために、民に強制労働をさせようと、王に進言したのです。すると他の者が、あなた様の意見を聞くべきだというのです」。
(チノーヴェニクが来た時は、びっくりしました。
 この後、私は・・・)

『おっと、プリミエールがどうしたのかは、物語を読み進めばわかります』
《きになるのだ( -"-).。o0》
(まぁ、それは、蟻国の宰相を読んでいただいてということで)
「それにしても、童話にしては異色な内容だね」
 それもそうだね。
 ムーシコス君。
「きっと、童話は子供のもので、政治は大人のものっていう思い込みがあるからかな」
《せいじはむずかしーのだ。でも、そんなこといって、実は王子様とお姫様のお話だったりして(σ▽σ)!! 》
(ちがいます)
『まぁ、たしかにちょっとかわった内容なのは確かですね。
 どんな展開になるかは、読んでみてのお楽しみということで。
 政治というのは難しいという先入観はあるでしょうが、そうやって政治を敬遠してしまっては良い国にはなりません。
 いつの世でもどんな政治制度でも国の基礎は、国民ですからね。
 それをしっかり自覚すると、そんなに難しくはないのです』

 それじゃアルデベルチ。

 

 

 

 

 

 蟻