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 疑心暗鬼を生ず。
 和尚が疑心を生じたばかりにおきてしまった物語。

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『疑念坊主と誠実夫』

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 クニークルス:奇妙な物言うウサギ。生徒のはず
「ムーシコス」:音楽の好きな少年。生徒。
『呟き尾形』:メールマガジンの発行者
《めぐたん》:スペシャルゲスト 魔女っ娘。
(ミチターニ):今回のゲスト 
※各台詞は、名前を囲んでいる括弧の人物の台詞です。


疑念坊主と誠実夫
http://homepage2.nifty.com/SON/hp_1_1_g.htm

 

 ボォン ジョルノ、こんにちは。クニークルスです。
「こんにちは。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
(ケタケタケタケタミチターニだよ)
「おひさしぶり、ミチターニさん」
(ひさしぶりだね)
 ミチターニは、二人の薪取りから二度目だね。
(ケタケタケタケタ、そうだね)
《笑い上戸なのだ》
『いたずら好きな夢魔ですからね』
 たしかに作品の中でも、夢でいたずらしているものね。
「じゃ、作品の冒頭を紹介するね。
  昔々、白い時計塔のある村のはるか東の歴史のある国のある村のお話しです。
 その村にはスピーチカというまじめですが、忘れっぽい薪取りがおりました。
 忘れっぽいスピーチカですが、毎日、湖の神様を祭る寺院へのお参りは欠かしませんでした。湖の神様は、オーズィラといい、昔々のさらに昔、雲の上から舞い降りて、正直なお坊様に金の斧を渡したという伝説があります。
 それ以来、この金の斧に祈りを捧げると、その日の無病息災が約束されるいわれていました」
(そうなんだよね、この金の斧が・・・モガモガ)
『ネタばれはご遠慮ください』
《おしゃべりな夢魔なのだ》
(ごめんごめん、つい)
「まぁ、夢魔の設定上しかたありませんね」
 まぁ、ミチターニがいなければお話にならないところもあるものね。
「あ、そうなんだ」
《なんだ、クニークルスはもう、読んでいたのか》
(ケタケタケタ、だったら、間抜けなあいつの話もしっているよね)
『ああ、それも読んでからのお楽しみです。
 疑念坊主と誠実夫は、
 疑心暗鬼を生ず。
 和尚が疑心を生じたばかりにおきてしまった物語です』

 それじゃアルデベルチ。