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呟き尾形の色の心理学 第21回
 食の配色について B 明度配色

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は、前回に引き続き、食を例にした配色について。だったね」
『はい。今回は、明度配色についてです。
 黒い器に卵豆腐を盛って見ましょう』
「器の黒に、明るい黄色の卵豆腐の組み合わせだね」
《なんだか、メリハリがついていて、パッとしてうずうずするのだ》
 黒と明るい黄色は明度が大きいからこの組み合わせは、明度差が大きい
ということになるわけだね。シニョール呟き尾形。
『はい。その通りです。
 明度差が大きくなると、活動的な印象を与えます』
《じゃぁ、逆に白いお皿に卵豆腐の組み合わせは・・・( ^‐^)_〇》
「なんだか、明るくてやさしい感じだね」
『そうですね。高明度同士の組み合わせは、まさに明るくてやさしい印象を
与えます。中明度同士では落ち着いた上品なイメージ、低明度同士では、ど
っしりと静かな印象を与えます』
《ふ〜ん、料理の色を鮮やかにキレイに見せるのは白いお皿ってお母さんか
ら聞いたことがあるのだ》
「へぇ、そうなんだ」
『まぁ、そうですね。ただ、白や黄色や色みの少ない料理の場合は、黒や藍
色の濃く暗い色のお皿の方が、対比によって薄く地味な色を引き立ててくれ
ることもあります』
 ん、ちょっと、まって。お皿は食べ物じゃないんじゃない?
「あ、そういえば。食の配色って食べ物の盛り付けだけじゃないの?」
『そうですね。配色というのは、見たときに視界に入る全ての色ですから、
料理を作って盛付けた際、今ひとつ物足りないようなことがあれば、食材や
料理を加えるのではなく、食器、テーブルクロス、フラワーアレンジメン
ト、雑貨、ひいては家具や壁などインテリアの色で補うことができます』
《ということは、全体の配色が大事なのか(○0○)シラナカッタノダ》
『そういったことですね。
 次回は、彩度配色についてです』
 それじゃぁ、アルデベルチ。










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