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呟き尾形の色の心理学 第５８回
流行色の決まり方
| ★★★ ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。 「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」 《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒ｏ⌒) 》 『こんにちわ。呟き尾形です』 「今回は、色の何についてなの？」 『今回は、流行色についてお話したいと思います』 《リュードーショク？(>O<) あの、どろどろした食べ物か？ヽ(`Д´)/》 それは、流動食だよ、めぐたん。 重湯とか、牛乳、スープとかみたいに、流動体の食物の ことさ。 《え？ ということは、牛乳やスープも流動食なの か？( -.-)ヘェ しらなかったのだヾ(＠^▽^＠)ノ》 『おほん、話を流行色にもどします。 まず、流行色とは、一時的に流行って多くの人が採用し、 流行する時期が短く繰り返される色のことをいいます』 「え？ 誰かがきめちゃっているの？」 『国際流行色委員会（インターカラー）というところで、 提案、剪定され、２年前に発表されます』 「国際流行色委員会って、だれなの？」 『世界のファッションカラーに関する研究団体など各国の 代表が集まる流行色を提案、検討する組織です』 「何を基準にして、流行色をきめるの？」 『それは、 生活意識の流れや、今後求められるテイスト （雰囲気）を、世界的な共通認識に立った流行色をを選定 しているそうです』 《じゃ、国際流行色委員会が提案すればそれが流行色になるの か？(o￣ー￣o)》 『それを、JAFCA(ジャフカ)という、生活のあらゆる分野 での流行色を予測し、流行色を発信する、色彩情報機関が、 国際流行色委員会の傾向を参考にしながら、日本国内市場 の傾向を国内専門委員会で検討し、国内向けのトレンドカ ラーを選定しています』 「そのジャフカが決めているって事？」 『そうですね。 もちろん、ジャフカは、流行色が実際に取り入れられる 先行シーズンにおけるライフスタイルに対し、そのライフ スタイルに調和するであろうカラーを提案する。デザイナー、 マーケッター等現場担当者の予測、生活情報、専門家へのア ンケート、専門委員会での検討を経て選定されるそうです。 また、将来のトレンドカラー選定の上での裏付けのため に、色彩調査を行います。 メイクアップカラー嗜好色調査、自動車メーカーに対して 行っている自動車車体色調査、また、百貨店の売れ筋動向に ついてのアンケート（婦人服・紳士服・インテリア・家電 等）を行っているそうです。 こうしたこと考慮しながら、JAFCAでは当該シーズンに対す る色選定を行っているそうです。 で、流行色の選定に際し、専門委員会における色選定会議 が設けられているそうです。 ようそとしては、婦人服、紳士服、ファッション・グッズ、 和装、プロダクツ・インテリア、化粧品、自動車などがあげ られています』 《どーゆーひとがえらんでるのだ？(￣＿￣？）》 『メーカー、百貨店、量販店のそれぞれにおける企画担当者 や、マーチャンダイザー、デザイナーなどの現場の専門化が メインになっているそうです』 「へぇ、何年か前に提案されるというから、けっこういい かげんかなぁ、とおもったけど、いろいろやっているんだね」 『そうですね。 流行色の提案する存在があることで、ある程度計画的に商品 の開発や企画もできるわけですし、合理的といえるでしょうね』 ふ〜ん、そんなものななぁ。 それじゃ、アルデベルチ。 戻る 次へ 質問、感想などは 、呟き尾形の色の心理学 掲示板に書き込みしください。 |