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呟き尾形の色の心理学 第123回
 国旗と色 3 国旗について

 

 

 

 

 

 

 

 



★★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「前回は、2011年までのリビアの国旗について
だったよね」
『そうですね。
 リビアの国旗が緑一色になったのは、もともと、
国旗をエジプトと共有していたものの、エジプトが、
アメリカ合衆国寄りの外交を開始したことに激怒し
たカダフィ氏でが一夜にして、国旗を変えたという
エピソードについてお話ししました。
 この歴史的な事実は、ひとりの人間の感情がそのま
ま法令になる独裁国家の実像を、国旗の成り立ちが物
語っているといえるでしょう』
《ふに、なんだか強引と言うかわがままなのだ(`Д´)o<》
『そうですね。
 しかしながら、独断と専制の象徴であった緑一色
の国旗の命脈も、2011年に 反体制派が首都ト
リポリの8割ほどを制圧されることで、王政当時の
国旗である赤、黒、緑の三色旗を掲げて歓喜する市
民の姿が報じられています』
「2011年と言うと、そんなに前じゃない最近の
話だね」
『そうですね。
 ところで、もともと、緑は、緑は高潔を意味する
そうです』
「なにか理由があるの?」
『はい。緑は、イスラムの預言者マホメットが身に
つけていたターバンの色ともマントの色とも伝えら
れています』
《じゃぁ、リビアは国旗を違うやつにしたの
か?(゜Д゜)・・・・・・??》
 リビアの国旗は現在、かつて1951年から1969年
まで、王政期時代に国旗として使用されていたも
のを2011年に復活させたそうだよ。
 めぐたん。
「新しい国旗には、どんな意味が込められているの?」
『赤、黒、緑、白の配色は、赤が力、黒がイスラム
の戦い、緑は緑地へのあこがれ、白は国民の行為を表
しているそうです』
《ふに、ところで、一色の国旗って他にもあるの
か?(?_?)》
『そうですね。一色の国旗の前例としては、ハンガリー・
ソビエト共和国国旗は、赤一色だそうです。
 フランス王国国旗は白一色の時期があり、1814年〜1815年、
1815年〜1830年に使用されたものだそうです
 アフガニスタン首長国国旗(黒一色)などがあります。 
 アフガニスタンのターリバーン政権の国旗が白一色に
定められたそうですが、いずれの国旗も廃止や変更がな
されているそうです』
『思った以上にあるけど、結局、かえちゃっているんだね」
それじゃアルデベルチ。

 
 













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