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呟き尾形の色の心理学 第122回
 国旗と色 2 緑一色の国旗 1

 

 

 

 

 

 

 

 


★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は色の何についてなの?」
『過去に、国旗と色についてお話しましたが、
ちょっとちがった視点で国旗と色について話をしたい
と思います』
「えっと、国旗と色については、
第61回 国旗と色 
http://homepage2.nifty.com/SON/iro/iro61.htm
第62回 アジアの国々の国旗
http://homepage2.nifty.com/SON/iro/iro62.htm  
第63回 ヨーロッパの国々の国旗
http://homepage2.nifty.com/SON/iro/iro63.htm  
第64回 アメリカ大陸の国々の国旗 
http://homepage2.nifty.com/SON/iro/iro64.htm  
第65回 アフリカ大陸の国々の国旗
http://homepage2.nifty.com/SON/iro/iro65.htm
 だったよね」
『そうですね。
 さて、国旗と言うと何らかのマークがあるのが
通常ですが、もっともシンプルな国旗は、緑一色の国旗と
いうものがありました』
《ありましたってもうないのか?(◎_◎) ン》
『はい。それは、2010年までのリビア国旗だか
らです』
 リビアといえば、リビア内戦だね。
 2011年に起こった政治社会的要求を掲げた大規
模な反政府デモを発端とする武装闘争だったよね、シ
ニョール呟き尾形。
『そうですね。
 リビア内戦は、国民評議会によりリビア全土の解放が
宣言され、内戦は反カダフィ勢力の勝利に終わったこと
で、リビアの国旗が変わることになります』
「その前はどんな国旗だったの?」
『2011年のリビアの内戦のリビアの国旗は、緑一色、
何の図柄もない国旗でした。
 この国旗は、カダフィ氏がクーデターで王政を倒した
8年後、1977年に制定されたのです』
《どーしてなのだ?》
『かつてリビアはエジプトなどとアラブ共和国連邦を結
成し、汎アラブ主義を唱えていました。そのため、同一
の国家を強調する目的で、リビアはエジプトの国旗を共
用していたのです』
「汎アラブ主義って?」
 アラブ世界を統一しようとする思想と運動だね、ムー
スコス君。
『そうですね。
 そんな汎アラブ主義に対して、エジプトのサダト大統
領がアラブの宿敵イスラエルと単独で和解、友好条約を
結んだ上、アメリカ合衆国寄りの外交を開始したことに
激怒したカダフィ氏でした。
 そして、カダフィ氏は一夜にして、国旗を改めたので
す』
《ふに、デザインなんて考える時間が無いんじゃないの
か?(lll ?_?)》
『はい。まさに、一夜にしてという短期間だったので、
デザインに凝る時間はなく、無地になったとも言われ
ています』
「ふ〜ん、国旗ってなにかマークとかいろんな色をつか
わなくちゃいけないのかなと思っていたけどそうでも
ないんだね」
『そうですね』
それじゃアルデベルチ。



 
 













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