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呟き尾形の色の心理学 第121回
国旗と色 2 国旗について
★★★ ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。 「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」 《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》 『こんにちわ。呟き尾形です』 「今回は色の何についてなの?」 『今回から、国旗の中にある色彩についてお話したいと 思います』 《ポッキー? ポッキーの色といえば、チョコレート色 といちごのピンクなのだ(*^0^*)》 国旗だよ、めぐたん。 国家の象徴として制定された旗だね。 「えっと、国旗と色については、前に話したんじゃな い?」 『そうですね。 過去の国旗と色については、地域から国旗の色の話を しました。 今回は、逆に、国旗についてと、国旗の色というカテ ゴリーからお話したいと思います』 《ふに、どー違うか、今一つピンとこないのだ(^〜^;)》 「まぁ、とにかく話を聞いてみようよ」 『では、まず、そもそも国旗は、神の居場所を知らせる ものとして存在したと考えられ、古くは、古代エジプト で確認されています。 古代エジプトの旗は、神の居場所を標としてもちいら れていました。 象形文字であらわされていた旗は、神を象徴する文字 として使われているそうです』 「昔から国旗は布だったの?」 『いいえ。 おそらく、はじめは、木の棒に白い麻布をつけた旗で あったと思われています。それから、後世になると、旗 は金色というイメージになっていたようです』 《ふに、なんでなのだ?・・・(;¬_¬)》 『古代エジプト人にとって、金色は永遠のシンボルとさ れていたからです。 この頃の旗竿にそれぞれの都市のシンボルとされてい た動物や植物などを標をつけて、儀式や戦争のときにもっ ていったそうです。 こうした旗はローマでもももちいられていましたが、 やがて標は平面的な布にかわっていったわけです』 「それが今の国旗というわけだね」 『そうですね。 中国では、しばしば、漢の時代の尊そう場面などで紹介 されているように幡という旗をたてて、帰属する、国、地 域、集団の標としたそうです。 いまでも、運動会の騎馬戦などでお互いの旗をとりあう ように、旗は戦場での敵と味方の区別を明確にするための ものであり、敵の旗を奪うことが勝利を意味するほど、重 要なものであったし、旗色という言葉は、戦いの形勢や、 立場、主張を意味するそうです』 「ふ〜ん、旗は重要な意味があったんだね」 『そうですね。 国旗は、時として、国旗掲揚によって言葉では言い尽く せない民族的なアイデンティティーをもつこともあります』 それじゃアルデベルチ。 前へ 次へ 質問、感想などは 、呟き尾形の色の心理学 掲示板に書き込みしください。 |