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呟き尾形の色の心理学 第156回
国旗と色 34 国旗の青が象徴するもの 21
台湾の国旗
★★★ ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。 「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」 《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》 『こんにちわ。呟き尾形です』 「今回はどこの国の国旗についてなの?」 『今回は、台湾の国旗についてお話したいと思います』 《たくあんに国旗なんかあるのか?(〇Д◎ノ)ノ》 1945年に当時中国大陸を本拠地とした中華民国の統治下に入り、1949年に中華民国の中央政府が移転してきたんだけど、なんだかいろいろ複雑な歴史があるんだよね。 『そうですね。 台湾というのは、1945年に当時中国大陸を本拠地とした中華民国の統治下に入り、1949年に中華民国の中央政府が移転してきたこともあり、中華民国の別称として、台湾とも呼ばれています』 「え? 台湾が別称なの?」 『そうですね。 今の台湾のもともととなる、中華民国は、1912年、中華民国が中国に設立されました。 その後、1945年における日本の降伏後、中華民国は台湾の統治を引き継いだ形になります』 《ふに、 中華みかんとはどんな味なんだろ?ヾ(@^▽^@)》 中華民国だよ、めぐたん。 辛亥革命の結果,清朝に代って中国に成立した共和国だね。 「えっと、中華民国と中国は違うの?」 そこがちょっと複雑なのですが、中華民国と中国共産党の対立があり、中国本土の国共内戦後、中国共産党は中国大陸を完全に支配し、1949年には中華人民共和国を設立しました。今、中国とよばれているのが、 中華人民共和国です』 《今度は、中華人参かぁ。さすが中華料理はメニュー豊富だな(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン?》 中華人民共和国だよ、めぐたん。 との内戦に勝利を得た中国共産党の全国統一によって、毛沢東を主席として成立した国で、今、中国と いえば、この国のことを指すんだよ。 「じゃぁ、中華民国は、中華人民共和国に負けて滅んだんじゃないの?」 『いいえ、中華民国は政府を台湾へと移転し、同国の法域は台湾及びその周囲の諸島に限定されました』 それで、中華民国が台湾と呼ばれるようになったんだね。シニョール呟き尾形。 『はい。そんなところです。 さらに、1971年、中華民国が当初占有していた国際連合での中国の議席を中華人民共和国が引き継ぎ、多くの国が中華人民共和国へと国際的承認を切り替えるにつれ、中華民国の承認は次第に失われてきました。 現在21の国連加盟国及び聖座のみが中華民国と公式の国交がありますが、他の多くの国家とは駐在員事務所経由で非公式な関係になっているというある種特殊な事情があります』 《じゃぁ、 日本はその21に含まれているんだな?( ^0^)σ》 『実は、非公式なものです』 「え? でも、台湾の人が日本に着たり、日本人も台湾に行ったりしているんじゃない?」 『政治の難しいところです。 歴史上、日中国交正常化において、1972年9月29日、田中角栄政権は、中国大陸を支配する中華人民共和国政府を中国の唯一の合法政府と承認し、国交を樹立しましたが、中華人民虚倭国政府は、台湾はわが国の領土であるから、中華人民共和国と国交を結びたければ台湾と断行せよと迫られていたという経緯があります。 田中角栄政権は、日中国交正常化する為に、日台関係が終わったと明言はしないが、日台関係の諸条約がなくなったわけではない、という玉虫色の表現で中国を納得させたと言う歴史的背景があるのです』 それじゃ、公式に国交があるとはいえないよね。 「でもでも、国交もない国と人が行ったり来たりしたり、取引できるのはおかしくないか?」 『そこは、お互い民間交流機関を作り、相互に大使館のような役割を担い、非公式ながら国交がこんにちま で継続しているということになります』 「う〜ん、ふくざつだねぇ」 『そうですね。 さて、歴史の話はここまでにしましょう』 「あ、そういえば、国旗と色の話だったよね」 《忘れていたのだ》 『まず、台湾の国旗は、青天白日満地紅旗または、青天白日旗と呼ばれていまする。 1914年に、東京に亡命していた孫文が考案したデザインです。 青・赤・白の3色は孫文の唱えた三民主義、民族の独立、民権の伸長、民生の安定に由来します、 青は、青天と呼ばれは民権主義で正義を、白は民主主義で、友愛を、赤は、民主主義で自由と独立を象徴します。 そして、赤と白は、白日つまり太陽を意味し、太陽の12条の光は12刻を表し永遠を象徴しています。 また、国民が自ら進んで物事に取り組む精神をも表しています。 現在の国旗は1928年に台湾が全国を統一したときに正式採用になりました』 それじゃアルデベルチ。 前へ 次へ 質問、感想などは 、呟き尾形の色の心理学 掲示板に書き込みしください。 |