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呟き尾形の色の心理学 第160回
 国旗と色 38 国旗の青が象徴するもの  25
 中央アフリカの国旗 フランスとアフリカの融合 

 

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呟き尾形の色の心理学
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 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回はどこの国の国旗の話なの」
『今回は、中央アフリカの国旗についてです』
《アフリカの真ん中にあるのだなφ(゚Д゚ )フムフム》
 鉱物資源に恵まれているけれど、独立してからは、クーデターや独裁を繰り返して政情不安から開発は
遅れている国だね。バンギにあった日本大使館は2005年に閉鎖されたんだよ 
「え、じゃぁ、中央アフリカに大使館はないの?」
『まぁ、外務省によると、在カメルーン大使館が兼轄することとなっていますね。
 2013年3月以降に成立した政権については,政府承認の問題が生じていると判断し,同政権に対して黙示の承認を与えたと誤解させるような接触を控えているそうですね』
「なんか、本当に不安定な感じだね」
『そうですね。
 1958年にフランス共同体内の自治共和国となり、国名を中央アフリカ共和国と改めた際に、現在の国旗が
制定されました。ちなみに、日本が独立を承認したのは1960年です。
 フランスからの独立にあたり、フランスとアフリカの融合を理想と考えたバルテレミー・ボガンダによりデザインされていますね』
《ばれりーな ほんだ?(((\(@v@)/)))]》  
 バルテレミー・ボガンダはフランスから独立した時の中央アフリカ共和国の指導者で首相だね。
『そうですね。
 バルテレミー・ボガンダは初代の中央アフリカ共和国首相です。ボガンダは、フランスの統治を受けてい
たこの4つの地域を何とか一つの国として独立させたいと努力を重ね、国旗も自らデザインしました』
「国旗に願いを込めたんだね」
『青・白・赤は、旧宗主国のフランスを表し、友好な関係でありたいという願いが込められています』
《フランスから独立したのにフランスとお友達になりたいのか?(゜皿゜≡゜皿゜)》
『独立というと確かに元、支配していた国と敵対するイメージはありますが、クーデターなど反抗によって
独立するというわけではなく、第二次世界大戦でフランスに協力したご褒美に独立を勝ち取ったのが中央ア
フリカ共和国です。
「なるほど、フランスと友好的な関係でありたいと言うのはそのあたりなんだね』
『また、緑と黄色はアフリカの色と呼ばれる色です』
「えっと、赤、青、白、緑、黄色はそれぞれどんな意味があるの?」
『赤は独立を勝ち取り国を守る国民の血、情熱を意味します』
《フランスに協力して戦ったからだな(*・ω・)bネッ》
『そうですね。
 青は空と自由、友情 フランスとの友好を意味します』
 特に青はフランスの友好を意味するんだね。
『フランスと言えば自由ですからね。
 次に、白は白は平和と尊厳、理想を意味します』
「緑は?」
『緑は希望と誠実、信頼 農業と富を意味し、黄は忍耐寛容地下資源を象徴しています。
 緑と黄色がアフリカを象徴するのはアフリカという風土なのでしょうね。
 ちなみに、左上の黄色の星は自由を象徴している。
左上の星は自由を表わすします』
「あ、そういえば、真ん中に赤い帯みたいだね」
『アフリカ大陸の地理的な中央部を意味します』
《ふに、なんだか、色とか形に考え抜かれて造られたみたいなのだ(σ▽σ)!! 》
『そうですね。
 バルテレミー・ボガンダの理想、つまり、フランスとアフリカの融合という理想に加え、豊かな国をきづ
きたいという願いがあったのでしょうね。
 でも、ボガンダの理想は実現せず、1959年に飛行機事故で亡くなってしまいました。
 そして、独立してから、5年余が過ぎたジャン=ベデル・ボカサ中佐による軍事クーデターで政権が転覆。
ボカサ中佐が大統領に就任、以後、独裁政治が開始されてしまいます。
 その後、クーデターが発生、フランスの介入で共和制復活したが、依然、政局は不安定のまま、2003年5月
にクーデタで政権を奪ったボジゼ元参謀長が大統領になり、今日に至っている。
 それでもこの国旗だけは一貫して、この国ではためいています』
 それじゃアルデベルチ。









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