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呟き尾形の色の心理学 第162回
 国旗と色 40 国旗の青が象徴するもの  27
 オランダ 祖国への忠誠の青

 

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呟き尾形の色の心理学
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 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回はどこの国の国旗の話なの」
『今回は、オランダの国旗についてお話したいと思います』
《あの、有名なだじゃれだな》
 ま、まさか・・・
「この帽子誰の?」
《それは オランダ〜(ノ´▽`)ノオラのだッ♪》
「う、のってしまった・・・」
 オランダの国旗は、赤、白、青の3色旗だったよね。
『そうですね。
 赤、白、青の3色旗は、オランダスペインからの独立運動に使われた3色です』
「青はどんな意味なの?」
『青は祖国への変わらぬ忠誠心を象徴します』
《ふに、オランダはみんなに忠誠を誓わせているのか?ヽ(ヽ>ω<)》
『忠誠義務と言うよりも、国家に対する信念をもっているという意味合いが強いでしょうね』
「というと?」
『まず、国旗の赤は、赤は独立の戦いに臨んだ国民の勇気であり、白は神の祝福を願う信仰心を象徴します。
 つまり、独立するため国民が戦い、その戦いに神の祝福を願い、その誇りとしての忠誠が国旗にあらわれているものと解釈できます』
《オランダはたたかったのか!(|||ノ`□´)ノオオオォォォー!!》
『はい。
 オランダは独立前、スペインに支配され、スペインに重税を納めていました。
 このスペインの重税から解放したのは、オレンジ公ウィリアム1世でした』
《オランダはオレンジが名産なのか?Σ( ̄◇||||)??》
『いえ。
 オランダは、果物のオレンジが採れる温暖な気候でも肥沃な土地でありません』
「じゃぁ、どうしてオレンジ公が即位することになった?}
『実はオレンジの名前というのは、フランスから来ています。もともと、オレンジ公ウィリアムは、ドイツのナッソウ伯爵家の出身でした。
 16世紀に婚姻関係によって、オレンジ公国の公位を引き継いでから、オレンジ公とよばれるようになりました』
『オレンジ公ってなんなのだ?》
 公爵は、
 オレンジ公国は、南フランスのプロバンス地方の公領で、オレンジの売買が盛んだったようです。そこから、オレンジの名前と色がオランダに
までやってきたわけですね』
《おお、フランスの公爵様なのだな★(* ^ー゜)ノ》
『そうですね。
 オレンジ公というだけあって、オレンジ色の旗をつかっていました。
 オレンジ公は、当時のオランダのネーデルランドの住民がスペインの統治に対して、反乱をおこした住民の総督となりました』
「反乱の指導者ってことだね」
『そうですね。
 そうした経緯もあり、オレンジ公は、オランダ建国の父とよばれ、プリンスオブオレンジ時という称号を持ち、民に慕われていました。
 そして、独立戦争の時に使われていたのが、オレンジ・白・青の横三分割旗を使い、プリンス旗と呼ばれました』
《王子様の旗か〜(●人´∀) ☆》
『ちなみに、これが、世界で最初の三色旗といわれています』
「あ、でも、今のオランダの旗は、赤、白、青だよね」
『そうですね。
 オランダでは、赤・白・青の三色よりも歴史が古いオレンジ色がオランダのナショナルカラーとして定着しています。サッカーでもオレンジのユニフォームを着たり、応援の際にはオレンジ色の旗を振って応援しています』
《ふに、なんで、オレンジじゃなく、赤になったのだ?(^〜^;)》
『オレンジは特に海上で色あせやすいため濃色の赤に変えられたとされています。
 また、一説には、オレンジは薄いため海上で識別しにくいこともあり、黄色や金色などと見間違えられやすいためとも言われています。
 また、オランダと関係する当初はオランダ植民地として建設されたニューヨークの旗や、南アフリカの連邦時代の旗の中にも使われました』
 なるほどね。オレンジがナショナルカラーになるわけだ。
 それじゃアルデベルチ。










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