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呟き尾形の色の心理学 第176回
 国旗と色 54 国旗の黒が象徴するもの 4
 シリアの国旗 2

 

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呟き尾形の色の心理学
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★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「前回はシリアの国旗についてだったよね」
『今回も前回に引き続き、シリアの国旗について、お話したいと
思います』
「前回は、シリアの国旗は汎アラブ色」
《韓流ラブ?( ̄_J ̄)ん?
 シリアでは、韓国ドラマが流行しているのか?(OωO; )》
 汎アラブ色だよ、めぐたん。
《わかってるのだ( ̄ε ̄;)オホン
 あらぶってところでつかわれる色だな( ・_ゝ・)o。
 前回、聞いたのだ(*´-ω-`*)。oO。
 でも、アラブって?(-"-;)ムム・・・》
「アラブ自体は、荒野、あるいは遊牧を行う人を意味しているね」
《ふ〜ん(_д_)。o0○ 》
『さて、話を続けましょう。
 シリアはフランスの委任統治となったためフランス軍はシリ
アへ侵攻、ハーシム家は敗れ、王家はイギリスの手によりイラ
ク王国の国王に据えられた。フランス委任統治領シリアは王国
の旗に替え、青地に白の三日月、左隅(カントン)にフランス
の国旗を配した旗を制定しました。
 さらに一ヵ月後、緑・白・緑の水平三色旗に、左隅にフラン
ス国旗を配した旗に代えられたのです。
 この旗は1925年から1932年まで使用されました。
 同時期シリアはアラウィー派国やドゥルーズ派国などにも分
割されており、それぞれ左隅にフランス国旗を配した旗を制定
しされます』
「昔から、いろいろ不安定だったんだね」
『その後、独立時の国旗は、上から緑・白・黒の三色の帯があり、
白帯のところに3つの赤い星があるデザインでした。
 三つの赤い五芒星はシリアの主要部、アラウィ─派地域、ドゥ
ルーズ派地域を指していました。
 1958年にシリアとエジプトがアラブ連合共和国を結成した時に、
赤・白・黒で緑の星が二つある現在と同じデザインのものが使わ
れました』
《星が一つ減ったのだ(人´∀`).☆.。.:*・゚》
『二つの星はエジプトとシリアを意味しました。
 1961年にアラブ連合を離脱した際に、古いデザインに戻ったの
ですが、1963年にバアス党のクーデターでまた赤・白・黒の水平
三色旗に戻り、この時には星は3つとなりました。
 同時期にバアス党が政権を奪取したイラクの国旗と同様のデザ
インであり、当初はイラク・シリア・エジプトによる汎アラブ国
家建設の構想もあったとされれたものの、実現しませんでした』
《ふに、いろいろむずかしーのだ( `д´)》
 国家情勢はいろいろな人の思惑がからむからね。
『1971年、リビアのカダフィ大佐主導で、シリア・エジプト・リ
ビアの汎アラブ主義国がアラブ共和国連邦を結成し国旗を統合し
ました。
 この連邦は、赤・白・黒の水平三色旗の中央にアラビア語でア
ラブ共和国連邦と書かれた巻物を持つ金の鷹の旗を国旗に制定し
たが、この連邦は政治統合を見ないまま1977年に解消したのでし
た。
 1980年より現在のデザインが使われるようになります。
 この旗はアラブ連合当時と同じデザインで、赤色もアラブ共和
国連邦当時の赤色からアラブ連合当時のやや明るい赤色に戻され
ます。
 さて、記憶に新しい、シリア騒乱では、バッシャール・アル=
アサド政権に反対する勢力が、 1963年以前のバアス党の政権獲
得前の旗を使用しています』
「国旗の色の意味は?」
『赤は国を守る剣と革命です』
《戦いでかちとったってやつだな(*^〇^*)ノ 》
「白は?」
『国民の善と平和です』
《赤が戦いの色で白は平和の色ってことだなヾ(@^▽^@)ノ》
『黒色は過去の戦い、そして戦いに至る理由としての過去の抑
圧を象徴します』
《たしかに、6回も国旗が変わるくらいだから、いろいろあ
るものだな┃*´・ω・`┃ノ》
「緑の星は?」
『二つの緑の星は、二つの星はアラブ連合共和国を結成したと
きの名残で、アラブ諸国の団結し、イラクとの友好を象徴して
います。
 緑は、緑は大地の恵みを象徴しています』
 それじゃアルデベルチ。











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