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呟き尾形の色の心理学 183号
 国旗と色 61     国旗のオレンジが象徴するもの 5
ニジェールの国旗 サハラ砂漠の北部と太陽を象徴するオレンジ

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呟き尾形の色の心理学
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★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ(⌒o⌒) 》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「前回は、コートジボワールの国旗についてでしだったよね」
《今回はどこの国なのだ?(?_?)σ》
『今回は、ニジェールの国旗についてお話したいと思います』
《ふに、煮汁?[ ゚△゚ ]》
 ニジェールだよ、めぐたん。
 ニジェールは、西アフリカのサハラ砂漠南縁のサヘル地帯に
位置する共和制国家だね。
『そうですね。
 国名の由来は、国内を流れるニジェール川に由来します』
「ニジェール川の語源は?」
『遊牧民トゥアレグ族により、川を意味する言葉、ニエジー
レン、またはエジーレンと呼ばれていたことが語源です。
 これがフランス人に伝えられ、ラテン語で黒を意味するニ
ジェールと転訛しました。
 さて、ニジェールとナイジェリアはもともと、同じ地域を
指していますが、旧宗主国を異にする両地域が別々に独立し
た際に、現在のように別の国を指すこととなりました』
「ニジェールの国旗はなんだかインドと似てるね」
『インドこ国旗とニジェールの国旗が似ていることについて
は特に言及されていないとされています。ちなみに、デザイ
ンは違いますが、オレンジは、前回紹介したコートジボワー
ルの国旗のオレンジと同じ色だとされています。
 さて、ニジェールの国旗は、オレンジ・白・緑の水平三色
旗です。
 フランス領西アフリカからニジェールが独立するのは1960
年ですが、既に1958年より自治国としてニジェール共和国の
枠組みは成立していました。
 自治国成立の翌年、そして独立前年である1959年に、この
国旗は制定されました。
 独立後の歴代憲法もこの旗を引き続き国旗として定めてい
ます』
《ふに、オレンジは何をいみしているのだ?(?_?)》
『オレンジはサハラ砂漠の北部と独立を意味しています』
「一番上のオレンジと、真ん中の丸のオレンジは同じ色だよ
ね」
『そうですね。
 中央のオレンジの円はすべての恵みをもたらす太陽を表し
ているといわれています。
 そして、国民の権利を守る強い意思を表しています』
《砂漠と太陽かぁ。なるほどなのだ(人´∀`).☆.。.:*・゚》
「あれ、そういえば、コートジボワールのオレンジは北部の
サバンナ地帯、繁栄だったけど、やっぱり国によって意味合
いが違うんだね」
『そうですね』
「じゃ、真ん中の白はどんな意味?」
『白は純潔、そして平和と良識を象徴します』
《最後の緑は?∩`・◇・)ハイッ!!シツモン》
『緑は、南部と西部の草原を象徴します。
 南部は、肥沃な土地であることもあり、繁栄を象徴し、砂
漠緑化の願いを込められています』
「国旗って国の願いがこめられているんだね」
 それじゃアルデベルチ。









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