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仙台地下鉄東西線(薬師堂駅)

 
こんにちわ。呟き尾形です。

   薬師堂駅は、若林区役所をはじめとして、地域が一体となって、若林区における中心区の形成を計っているそうです。
 駅前広場、都市計画道路の整備をはじめ、薬師堂駅を結ぶ歩行者アクセスも計画に含まれています。
 これは、昭和20年代の原町工業第二土地区画整備事業により、住宅市街地として街づくりが為されていました。
 しかし、その一方で、既に出来上がったがゆえに、都市計画道路などの基盤整備の遅れの原因にもなっているとも指摘されています。
 そのため、なんとも中途半端な形で現在にいたっている状態であるともいえるそうです。
 その中途半端な状態は、通勤時間帯の交通渋滞の原因とされ、その上、事故などがおこると、逃げ道も無く、まったく動かない状態になる事もあるそうです。
 薬師堂駅近辺には、若林区役所など区の中核をなす施設があるはずなのに、上記の渋滞などによる定時制の低いことが、若林区の発展を阻む要因だともいえそうです。
 上記の要因を、一気に解消する契機として、仙台東西地下鉄船開通は期待されているそうです。

 薬師堂駅は、新たに、駅前広場が設けられるそうです。
 これは、東のターミナル駅である荒井駅とバスの利用者数が多い事から、薬師堂駅を、バス結節駅にし、利用者の大きなメリットを持たせようという狙いをもった計画を立てているようです。
 また、薬師堂駅と若林区役所を結ぶ道路に歩行者用のコミュニティー道路が検討されており、薬師堂駅を中心に半径1キロにわたる、あらたなる街づくりが計画されているそうです。

 また、薬師堂駅周辺には、陸奥国分寺跡など歴史的・文化的資源が集まっており、「歩行空間ネットワーク」を形成し、歴史と文化の香る街づくりも同時に進行することが、検討されているそうです。
 さらに、薬師堂駅は、東北楽天イーグルスの本拠地であるフルキャストスタジアムの近接した駅となることもあり、地域の活力という形で、仙台地下鉄東西線は、地域住民にも概ね好感をもたれているようです。

 薬師堂駅周辺地区においては、大きな期待が持たれるわけですが、ポイントは、「歩行空間ネットワーク」ということになりそうです。
 「歩行空間ネットワーク」ということは、多くの人が歩く空間をつくるわけで、いい事だらけのように思えますが、一つ間違えば、わかりづらい迷いやすい「歩行空間ネットワーク」になる可能性もあります。
 また、歩行者のマナーを促す対策、自転車事故対策、街そのものが常に清潔できれいであることがもとめられます。
 これからの課題は、その後の運用にあるようです。




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