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まじょっこめぐたんVSかいとうえみたん
魔女っ娘めぐたんは、魔女の卵\(^o^)/
今日は魔法の研修の触媒のお買い物。財布の中には使いたい魔法を毎日我慢してコツコツ貯めたマジックポイント。
触媒にマジックポイントを使うと魔法が使えるの(ё_ё)
そんなわけで、魔女ッ娘めぐたんはお買い物。お買い物。今日は魔法デパートでお買い物(⌒o⌒)
魔法デパートの1階は食品売り場。2階は婦人服。3階は紳士服。なぜか4階は時計売り場。
めぐたんは、時計売り場の太ったおばさんと目が合ったの。
「あなた。そう、あなたよ。めぐたん」
なんで、めぐたんの名前を知ってるの?
「何を言っているの。私はかいとう、じゃなかった、魔女のセールスマン、いやセールスレディーのえみたんだからしってるの」
どしぇー! この人は魔女のセールスレディーなんだ。だから考えていることまで分かっちゃうのね!
「そうよ。だから、あなたが時計が欲しい事まで知っているのよ」
え? 時計なんていらないよ。めぐたんは時間の魔法なんて使わないよ。難しいし┐('〜`;)┌
「いいえ、あなたは時計が欲しくなるよ」
あれ? えみたんは糸を通した5円玉を目の前で時計の振り子のようにふっているな。
なんでだろ。(゜〜゜)
あ、知ってる。これは催眠の魔法だ。これをかけられた人はかけた人の言う事を聞かせる魔法だ。でも、えみたんは何でこの魔法を使うのだろう?
「オーッホッホッホ、めぐたん。時計が欲しくなったでしょ。買ってあげるから財布をお渡し」
ああ(@0@)なんだか時計が欲しくなってきた。
「うん(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)」
えみたんは、なんて親切なんだ(☆o☆)キラキラ
あれれ(・_・?) えみたんは向うに走っていくぞ。なんでだろ。
あー! 財布が盗まれたんだ!
こうなったら、召還の魔法をかけて、えみたんをつかまえてやるぅ(-_☆)
「みなさん。あのおばさんは泥棒です」
びしぃぃぃ( -_-)=○ キマッタ!
すると、えみたんの周りの人がえみたんを捕まえるためにいろんな魔法を一斉にかけてくれたの。えみたんは、2、3人までの魔法をかわしたけれど、ついに縄の魔法にかかって捕まえる事が出来たの。
「召還の魔法を使うなんてさすがね。えみたん」
「エッヘン( ̄^ ̄)」
われながら、この状況がそろわないと使えないといわれる難易度の高い召還魔法を使うなんて、めぐたんはやっぱり天才魔女ッ娘なのだヾ(@^▽^@)ノ
召還された人たちは、すぐに警察召還の魔法をかけてくれたのだ。
すると、すぐに警察の制服を着た人がやって来た。それをみて、周りの人たちは安心してみんな散ってしまったのだ。みんなありがとーm(._.)m
「えっと、泥棒はこの人だね」
「そう、このかいとうえみたんが犯人なのだ」
なんかめぐたんカッコイイ(^∇^)
警察の制服を着た人は、縄の魔法を解除して、えみたんを自転車に乗せた。あれれ、変じゃない?
「おまわりさん。手錠とかかけないの」
「ああ、手錠の魔法は人の見えるときに使ってはいけないんだよ。テレビの魔法でも隠しているでしょ。それと、この財布は証拠としてあずかっておくね。後で交番に取りに着てね。それじゃぁ」
そうなのかぁ。しらなかったなぁ(;^_^A
「あ、調書とか取らないの?」
「ああ、現行犯だからね。調書はいらないんだよ」
そうなのかぁ。めぐたんは、また一つおりこうさんになってしまったのだ(-ω☆)
めぐたんは満足して自転車に乗る警察の制服を着た人を見送った。手を振って見送った。見えなくなるまで見送ったのだヾ( ̄ω ̄)
「あのぅ、泥棒は何処に居るのでしょう?」 あれれ、また警察の制服を着た人だ。
と、言う事は…………
( ̄□ ̄;)!!!
(゜◇゜)〜ガーン
( ● _ ●。。。。。。 )
だまされたのね…(=_=)
おしまい。
呟き尾形 6月23日作