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哲学のキッカケ(名言集)

 呟き尾形がであった名言の紹介とともに、その名言について感じた事、考えた事を書いています。
質問、感想などは、哲学のキッカケ(名言集) 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)

 

 

  1. ・井の中の蛙 大海を知らず されど・・・・
     
  2. ・「学ぶ」という行為の根底
     
  3. ・あなたが百人の人に微笑みかければ・・・
     
  4. ・あなたの知らないところに いろいろな人生がある
     
  5. ・自分らしくある必要はない
     
  6. ・不潔な工場に善良な職工なし
     
  7. ・恋愛は常に不意打ちの形をとる
     
  8. ・時間の使い方
     
  9. ・愛することと
     
  10. ・悩み事の原因って案外、些細なこと
     
  11. ・仕事上の親切
     
  12. ・質問しっぱなしでいいとは思っていませんか?
     
  13. ・乗りかけた船は・・・
     
  14. ・始まりは、どんなものでも小さい
     
  15. ・恋人との愛をつなぐエチケット 
     
  16. ・センチになっているわけにはいかない
     
  17. ・運命を支配する
     
  18. ・女性の直感 
     
 

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井の中の蛙 大海を知らず されど・・・・
  

 井の中の蛙 大海を知らず、されど空の高さを知る。

 一般に、「井の中の蛙 大海を知らず」ということわざとして知られていますし、意味も、自分だけの狭い知識や見聞だけにとらわれ、他に広い世界があることを知らぬ人ということとして扱われています。
 実際、語源となる故事は、
 古井戸に住む蛙が東海の大亀にむかって、自分の住むこの井戸がいかにすばらしいかを自慢しましたが、大亀は左足一本いれると、もうつかえて入れなくなってしまいました。大亀が言うには、
「わたしの住む東の海は、例えようがない位広いし、たとえようのないくらい、深いから、どんなに大雨が降っても水かさは増えない。
 そのような大きい所に住むのがわたしの楽しみだよ。」
 これを聞いた蛙は、腰を抜かさんばかりに驚き、呆然として吾を忘れてしまいました。
 という故事です。

 この故事を読むと、ふとこの大亀は、空のことを忘れてやいないだろうか?
 とも思うわけです。
 そして、東の海があるということに驚くという楽しみを忘れているということも。

 だからこそ、この言葉には続きがあるともされています。
 それが、「されど空の高さを知る」ないし、「空の青さを知る」ないし、「空の深さを知る」です。

 まぁ、もちろん、井の中の蛙が、自分の井戸を他人に自慢することは戒めるべきですが、井戸にいるからこそ分かることがある。ということを忘れると、大亀が東の海の亀、大空を知らずになるのでしょうね。

カテゴリー 勇気・信念

 


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「学ぶ」という行為の根底 

 「学ぶ」という行為の根底には、自分が大きく育って行く事を感ずる「喜び」がある。
  ― 小松 左京 ― (作家)



 学ぶというのは、勉強や学習など学問を身につけたり、教えを受けて、知識や技芸を身につけることです。
 つまり、学ぶということは、自分が成長抜きにして語れません。
 しかし、思い通りに身につかず、辛いときもあるでしょうし、学ぶことは苦しいことが伴うという印象が付きまといます。
 ただ、本来、自分が成長するということは、喜びです。
 その上、その成長が自覚できるわけですから、学ぶということは、もっと楽しむべきなのかもしれません。

カテゴリー 教育
人物    小松 左京

 

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あなたが百人の人に微笑みかければ・・・ 


 あなたが百人の人に微笑みかければ、百人の心が和む。
 あなたが百人の手を握れば、百人の人が温もりを感じます。
    ― マザー・テレサ ―
      (カトリック修道女)



 誰しも使える魔法。それが微笑みであり、手を差し伸べることです。
 ウソだと思われる方は、まず、100人の人に微笑みかけ、百人の人に手を差し伸べれば、それが本当か嘘か理解できるはずです。
 あるいは、こうも考えられます。
「他人に与えられる最大の報酬は心からの笑顔だ」
 と。

カテゴリー    愛   
人物       ― マザー・テレサ ― (カトリック修道女)

 

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あなたの知らないところに いろいろな人生がある 

   あなたの知らないところに いろいろな人生がある
   あなたの人生が かけがえのないように
   あなたの知らない人生も また かけがえがない
   人を愛するということは 知らない人生を 知るということだ
   ― 灰谷 健次郎 ―  (『ひとりぼっちの動物園』)



 自分がかけがえのない存在であることは、誰もが知っています。
 でも、それが他人のことになると、ついつい忘れがちになってしまいます。
 自分も人間、他人も人間。同じ人間なら、お互いかけがえのない存在です。
 愛とは、どうしても、自分がいかに愛護されるかと思われがちですが、その逆です。
 その第一歩として、知らない人生を知ることなのではないでしょうか?

カテゴリー    愛   
人物    灰谷 健次郎   (『ひとりぼっちの動物園』)

 

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自分らしくある必要はない 


   自分らしくある必要はない。
   むしろ「人間らしく」生きる道を考えてほしい。
   ― 岡本 太郎 ―
   (『強く生きる言葉』)


 「自分らしく」というのは、実は固定観念である。というのはご存知でしょうか?
 自分はこんな人間だ。というのは、むしろ、自己暗示に近いもので、変わるつもりになればいくらでも変えられます。
 しかし、今の自分にこだわることで、新しい自分を見失ってしまいます。
 じゃぁ、どうすればいいのか?
 私がどう変わろうと、私達は人間です。
 ならば、自分らしさにこだわるよりも、人間らしくにこだわるべきだと思います。

カテゴリー 教育
人物    岡本 太郎 

 

 

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不潔な工場に善良な職工なし 


  不潔な工場に善良な職工なし。
    ─ ヘンリー・フォード ─



 一見、職場が、整理されていたり、清潔であることは、仕事とは無関係であるかのように感じます。
 しかし、職場を整理もできず、清潔さを維持できないというのは、心の余裕が出来ていない証拠です。
 なにより、汚い所ではやる気も起きず、良い仕事もできようもないというものです。
 周りをきれいにする心の余裕が持てる仕事をするのも一つの手だと思います。

カテゴリー 仕事
人物    ヘンリー・フォード

 

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恋愛は常に不意打ちの形をとる 


恋愛は常に不意打ちの形をとる。
 立原正秋 ―小説家―



 計画的な出会い、計画的な恋愛というものはありません。
 たとえ、計画をたてても、いつも上手きません。
 むしろ、恋愛を意識しないとき、気がつくと恋愛の渦に巻き込まれている。という場合が多いようです。
 だからこそ、恋愛だといえるのかもしれません。

 

カテゴリー 恋・恋愛

人物    立原正秋 ―小説家―

 

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時間の使い方


  「時間の使い方の最も下手なものが、まずその短さについて苦情をいう。」
(ラ・ブリュイエール)

 何事もそうですが、苦情を言う人ほど、その言葉をきちんと聞くと、筋が通ってない場合があります。
 考えてみれば、時間というものは、創意工夫によって上手につかえるものですし、きちんと創意工夫したのなら、やむなしとあきらめられるものです。
 特に、苦情を言う人の時間の使い方を観察すると、ムダが多い場合が多いようです。つまり、自分のことを棚上げする場合が多いということです。
 そうしたことを考えると、苦情と責任転換は同意だといえるかもしれません。

カテゴリー 仕事
人物    (ラ・ブリュイエール)

 

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愛することと

 愛することとはほとんど信じることである。

ヴィクトル・ユゴー ―フランス作家―


 まず、信じるということは、相手を疑わないこと。そして、相手の力を頼ることです。
 相手を疑い、相手の力に頼らない状態で、その相手を愛する。とはとてもいえません。
 つまり、相手を信じることが出来ずに、相手を愛することは不可能だということです。
 なぜなら、愛とは、相手をかけがえの無い存在であると認めることだからです。
 よくよく考えてみれば、かけがえのない存在を疑うことなどできるはずもありません。

カテゴリー 恋・恋愛
人物    ヴィクトル・ユゴー ―フランス作家―

 

 

 

 

 

 

 

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悩み事の原因って案外、些細なこと 

    ささいなことが私たちを慰めるのは、
    ささいなことが私たちを悩ますからだ。
     


 悩んでいるときには、気がつきませんが、悩み終えた後、冷静になれば、そのほとんどの原因は些細なことです。
 だからこそ、些細な友人の気遣い。友人の些細な言葉。日常ありふれているような些細な事柄が、私達を慰めてくれます。

 もっとも、悩みごとを抱えるとき、ささいなことは、些細には感じられません。
 なぜでしょうか?
 それは、些細なことに、私達が大きな価値を与えることにより些細なことに執着しているからです。

カテゴリー 悩み事解消
人物    ― 川端 康成 ―  (『虹いくたび』)

 

 

 

 

 

 

 

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仕事上の親切 


   いったいに仕事上の親切というのは、
   相手を納得させることに尽きるのではないだろうか。
     ― 本田 宗一郎 ― (本田技研工業創業者)


 親切とは、人情にあついことや、好意をもって接することです。
 仕事上の親切とあらば、必要以上の過剰なサービスではなく、プロとして、仕事でそれを果たすの親切といえます。
 だから、相手を納得させるだけの仕事をすることが親切だといえるでしょう。
 プロなら本業で、勝負するだけのプライドは常に維持したいものです。

カテゴリー 仕事

人物    本田 宗一郎 (本田技研工業創業者)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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質問しっぱなしでいいとは思っていませんか? 

  問いを発する年もあれば、答える年もある。
─ゾラ・ニール・ハーストン −



 問いとは、答えることを前提としています。
 問いを発すれば、いずれ答えはあるはずです。
 私達は、問いかけだけてはいませんか?
 質問すれば回答が返ってくるのは当たり前だと思っていませんか?
 質問しっぱなしでいいとは思っていませんか?

 自問自答とあるように、問いを発したら、自分なりに答えを出す訓練も必要です。

カテゴリー 自戒

人物    ─ゾラ・ニール・ハーストン −

 

 

 

 

 

 

 

 

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乗りかけた船は・・・ 

 

「乗りかけた船には、ためらわず乗ってしまえ。」
(ツルゲーネフ)



 迷うことは、行動を起こす前までなら必要な場合もあるでしょう。
 たしかに、慎重さは重要です。
 しかし、ことが始まってしまえば、もうやるしかありません。
 ことが始まってもなお、慎重であることは、優柔不断と変わりありません。
 なにより、乗りかかった船に乗るか乗らないか迷いつづけていれば、結果は船から下りるではなく、落ちるになります(笑)
 一番避けたい結果です。

カテゴリー 行動

人物    (ツルゲーネフ)

 

 

 

 

 

 

 

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始まりは、どんなものでも小さい 

 始まりは、どんなものでも小さい。
 ─キケロ─


 千里の旅も一歩から。とあるように、どんなに遠大な計画も、まずささいなことから手をつけることになります。
 同じように、何事も、ことの大小にかかわらず、始まりというものは、些細なことです。
 悪循環ですら、そのトリガーは、誰にでも阻止できそうなことである。ということです。
 しかし、私達は、それを忘れ、ことが大きくなったことだけを見ようとしている場合が多いようです。
 もし、トラブルや問題を解決したければ、大きなことよりも、小さなことに気をつけてください。始まりはどんなものでも小さいということは、原因もまた小さいということですから。

カテゴリー 行動
人物    ─キケロ─

 

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恋人との愛をつなぐエチケット 

忘れること、それが最上の治療法であり、
恋人との愛をつなぐエチケットです。

宇野千代 ―小説家―



  もし、あなたが、前の恋人のことを忘れられなかったら、どうでしょうか?
 あなたの気持ちはただただ重くなり、ただただ自分を自分で傷つけるでしょう。
 もし、あなたの想い人が、前の恋人のことを忘れられなかったらどうおもうでしょうか?
 おそらく、イヤでイヤでたまらない気持ちで、胸が締め付けられるでしょう。
 これらを解決する方法は、「忘れること」

 それだけで、自分も恋人も傷つけることを避けられます。

 あなたが思っているほど、恋人は強くはありません。
 強いと思えるのは恋人が愛おしく思える”あなた”がいるからです。

カテゴリー 恋・恋愛
人物    宇野千代 ―小説家―

 

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センチになっているわけにはいかない 

過去ばかりあれこれ思い出して、センチになっているわけにはいかない。
自分は現在に、未来に生きなければならないのだ

 ― 植村 直己 ―  (冒険家)


 覆水盆に返らずという故事があります。
 これは、一度こぼれた水は、再び盆に返すことは不可能であることから、いったん起こってしまったことは取り返しがつかないことのたとえです。
 過去ばかりあれこれ考えていると、現在と未来を見落としがちになります。
 私達は、センチメンタルの中だけに生きてはいけません。
 現実は、現在と未来に生きていかざるをえません。
 センチメンタルを含めた過去のことを思い出すにしても、現在と未来の為です。

カテゴリー 行動

人物    ― 植村 直己 ―  (冒険家)

 

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運命を支配する 

 運命に逆らえば運命に支配され、運命に適応すれば運命を支配できる。
   「タルムード」



 
 タルムードとはユダヤ人5000年の智恵がもりこまれている、ユダヤ人の名言集です。

 ユダヤ人といえば苦難の歴史が絶えず、そんな苦難を乗り越えているからこそ、合理的な名言が多いものです。
 人は運命に支配されることをいやがり、運命に逆らおうとします。

 しかし、運命に逆行することは、むしろ、運命に支配されてしまいます。
 なぜなら、運命に逆らうことに全力を尽くしてしまい、それは、焦りや早とちりによる思い込みで無理矢理進んでしまうという結果に陥ります。

 それは、運命に逆らうということに縛られることで、運命に支配されるということになってしまいます。
 そうではなく、むしろ、運命に適応することで、運命を利用することで、運命を支配した。といえます。

カテゴリー 人生
人物    タルムード

 

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女性の直感


 女性の直感は、しばしば男性の高慢な知識の自負をしのぐ。

ガンジー ―「堕落したわれわれの姉妹」―


 男性は気がついていないかもしれませんが、実は、自分の知っていることに対して自信過剰になっています。
 理性的であること。理論的であること。論理的であることを是とし、逆に感情的であること。直観的であること。非論理的であることを軽視します。
 しかし、机上の空論という言葉があるとおり、観念的な思考ばかりを重視していると、実践や現実を見逃してしまいます。
 女性の直感は、説明できないだけで、現実を見る鋭い洞察力を根拠にしていることを忘れてはいけません。
 女の浅知恵とバカにする方が、バカにされるということです。

カテゴリー 自戒

人物    ガンジー ―「堕落したわれわれの姉妹」―

 

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