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哲学のキッカケ(名言集 3)

 呟き尾形がであった名言の紹介とともに、その名言について感じた事、考えた事を書いています。
質問、感想などは、哲学のキッカケ(名言集) 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)

 

 

  1. ・雨は一人だけに降り注ぐわけではない
     
  2. ・成功に達する最も確実な道 
     
  3. ・百年の計は人を植えるにあり 
     
  4. ・何事もやってみなければわかりません 
     
  5. ・散らかった中から、簡素さを見つけよ 
     
  6. ・目標を決めて、逆算して行動を起こす 
     
  7. ・人は愛している限り許す 
     
  8. ・反対のできない道理で飾られた悪行 
     
  9. ・人生は、それぞれの目を通して見ている映画 
     
  10. ・恋は、欲し求める我欲です 
     
  11. ・怠惰ほど有害で致命的な習慣はない 
     
  12. ・めんどうくさいと思っているときによく使う言葉 
     
  13. ・気分が大事 
     
  14. ・人は人を裁けるのか? 
     
  15. ・愛されたく、尊敬されたいなら・・・ 
     
  16. ・人生は、他人を負かそうなんてケチくさい卑小なものじゃない 
     
  17. ・物思いをすればするほど心は乱れる 
     
  18. ・物事を正しく恐れることは難しい  
     
  19. ・あきらめず、行動し続ければ、何でも達成する 
     
  20. ・心の乾き 
     
  21. ・金があってもなにも出来ない人間  
     
  22. ・仕事をする時は上機嫌でやれ  
     
  23. ・誰かの役に立つ喜び 
     
  24. ・可能性に対して心を閉じていると・・・  

 

 

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雨は一人だけに降り注ぐわけではない
  

  「雨は一人だけに降り注ぐわけではない。」
(ロングフェロー)


 人は、自分の感じていることは良く分かります。
 それとは反対に、自分以外の感じていることはなかなか分かることはできません。
 だからこそ、自分が、辛いなぁ、不運だなぁ、不幸だなぁ。と思っていることは、すぐに分かります。
 もちろん、他人が、辛いなぁ、不運だなぁ、不幸だなぁ。と思っていることは、なかなか分かりません。

 そんなわけで、辛いなぁ、不運だなぁ、不幸だなぁ。と思うのは自分だけと錯覚しがちです。
 でも、その状況は、自分にだけではなく他人にも降り注いでいるものです。

 冷静に、状況を観察し、他の人の立場に立って、考察すれば、自分が辛いなぁ、不運だなぁ、不幸だなぁ。と思っていることと同じ状況におかれている人は案外多いものです。

 そう、まさに、雨は一人だけに降り注ぐわけではない。というわけです。


カテゴリー 人生

人物    (ロングフェロー)


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成功に達する最も確実な道 

  日々正直に行動することが成功に達する最も確実な道だ。
                 ─チャーチル(英 政治家)


 
正直者は馬鹿を見る。などといわれることがあります。
 たしかに、厳しい世の中、正直貧乏横着栄耀というように、正直者は、正直であるがゆえに、見た目の立ち回りがヘタで、貧しい境遇にあるのに反して、悪賢い者はずるくたちまわって、不当な利益を上げるという、矛盾がはびこっているようにも見えます。
 それに反して、正直の頭に神宿るという諺があります。
 これは、誠の心をもって、正直に世渡りをする人間には、かならずいつの日か神の加護があるという意味です。
 それでも、どこか正直ものが最終的に良い結果になる。ということを確信するには、いまひとつ説得力を感じないのは当然だと思います。
 しかし、正直は一生の宝。まさに、日々正直に行動することは、損得に関係なく、周りの人々の信頼を得るという、誰にでも誇ることが出来る立派な財産だということです。
 大きな成功を得るには、一人だけの力で達成することは不可能です。
 周りの人の協力を得るためには、信頼が必要不可欠です。
 信頼を得る、もっとも確実は方法こそ、日々正直に行動することだということです。

カテゴリー 成功・失敗

人物    ─チャーチル(英 政治家)

 

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百年の計は人を植えるにあり 

     一年の計は麦を植えるにあり
     十年の計は樹を植えるにあり
     百年の計は人を植えるにあり
    ― 山本 有三 ― (『米百俵』)




 一年の計は元旦にあり、なんて、ことわざがあります。

 これは、一年の計画は、元旦に立てるべきで、何事も最初が肝心である。
 ということです。

 では、一年の計が元旦なら、十年の計、百年の計はいつでしょうか?

 当然、その期間にかかわらず、初日であり、その期間に合わせた計画を立てるべきというこです。
 一年なら、一年で育つ麦、十年なら、長い時間をかけて育つ樹木です。
 百年なら、それら植物を人材を育てることを考えるべきでしょう。

 そう、私達は、常に人材を育てることを意識していかねばならないということです。

カテゴリー 政治
人物    ― 山本 有三 ― (『米百俵』)

 

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何事もやってみなければわかりません 

     熱いものも冷たいものも、何もかも味わってみなければならぬ。
    若いときに愚者でなければ、年とってからそうなるものだ。
     ─ジェフリー・チョーサー「カンタベリ物語」

 何事もやってみなければわかりません。
 結果は、行動の後についてくるものであって、行動に先立つものではありません。
 失敗は恐いかもしれません。でも、失敗も、大切な経験になります。恐れず何でもやってみましょう。
 経験以上の根拠はないのですから。

 

 

カテゴリー 行動

人物    ─ジェフリー・チョーサー「カンタベリ物語」

 

 

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散らかった中から、簡素さを見つけよ 

 散らかった中から、簡素さを見つけよ。 
 ─ アインシュタイン ─



 一見すると、無秩序に思える世の中ですが、よくよく観察すると簡潔な法則性が発見できます。
 そして、その簡潔な法則性に基づいて、説明していくと、無秩序なものが、法則によって統制されているものです。
 もしかすると、無秩序だと判断されるもののほとんどは、単純にきちんと観察していないだけなのかもしれません。
 漠然としたものほど、散らかっているように見えます。しかし、それは簡素さの塊であることを忘れてはいけません。


カテゴリー 発見
人物    ─ アインシュタイン ─
  

 

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目標を決めて、逆算して行動を起こす 

「目標を決めて、逆算して行動を起こす」

<三木谷浩史 楽天株式会社代表取締役>


 目標を決めるだけではなにもなりません。
 Plan-Do-Checkというサイクルがあるように、目標が決まったら、それを実現するだけの計画が必要です。
 実現できる計画とは、目標に達するまでの日程の逆算が必要です。
 つまり、目標を実現させる気持ちがあるなら、実現する前に準備できていないことをきちんとイメージが出来ているはずです。

 つまり、何が必要か認識しておく必要性を自覚しておくためには、目標を決めて、

逆算して行動を起こすという方法論は有効である。
 ということです。

 とはいいつつも、それが現実的に難しいことは、現実を見れば明らかです。
 逆算はシビアに、不確定要素をなるべく考慮せねばならないのでしょうね。

 

カテゴリー 夢 目標  
人物    <三木谷浩史 楽天株式会社代表取締役>

 

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人は愛している限り許す 

人は愛している限り許す。
ラ・ロシュフーコー ―「道徳的反省」―

 人を愛するということは、人をかけがえの無い存在であることを認めるということです。
 許すということは、罪や過失をとがめないということです。

 かけがえのない存在なら、罪や過失をとがめないということは、ある種、当然のように思えます。

 しかし、愛しているから、許せるのではありません。
 それでは、それでは、愛していると思いたいから、本心は許していなくても、許したふりをしてしまうからです。

 むしろ、許せる相手を愛していると言えるのだといえます。
 だからこそ、人は愛している限り許すのだといえるわけです。

カテゴリー   愛    
人物    ラ・ロシュフーコー ―「道徳的反省」―

 

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反対のできない道理で飾られた悪行 

われわれは、正面からの反対のできない道理で飾られた悪行、というもののあることを知らなければならない。
  ― 下村 湖人 ―   (『論語物語』)


 正論と言うものがあります。
 正論とは、道理にかなった正しい理論や主張です。
 それが、正面から反対できない道理ということです。

 しかし、その正論の意味を、わざと形骸化させることで、正論の皮をかぶって堂々と悪行が出来てしまいます。
 法の抜け穴というものとです。

 ところで、法律とは、各社会において作り出されたルールですが、
「法律的に正しいか?」という質問は、下記のように分けられるそうです。

 ・「他人とトラブルになるかどうか?」という意味
 ・「犯罪なのか?」という意味
 ・「実際に刑罰を受けるか?」という意味
 ・「民事裁判で勝てる?」という意味
 ・「モラルとしてやってもいい?」という意味

 法律の字面に書いてあることだけが法律であるという前提なら、法律の文面にさえ反しなければ、違法ではないということになります。
 しかし、そもそも、違法というのは、字面のみならず、法律の理念に反した場合も違法といえるでしょう。

 では法律の理念とは、何でしょうか?
 道徳であり、道徳は人々の善意と良識を前提とするものです。

 だからこそ、正論だからといって、道徳に反していない。ということを、私達は知らなければいけないというわけです。

カテゴリー   道徳    
  人物    ― 下村 湖人 ― (『論語物語』)

 

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人生は、それぞれの目を通して見ている映画 

 

 「人生は、私たち一人一人が、それぞれの目を通して見ている映画です。
 そこに何が起こっているのか、ということに大した違いはありません。
 それをどのように受け取るかが重要なのです。」
(デニス・ウェイトリー)

案外、そこに起こっている出来事でも、視点によって、その出来事の捕らえ方がことなります。
 ある人には悪いことでも、ある人にはよいことかもしれません。
 もちろん、良くも悪くもない人もいるでしょう。

 そして、人は、そこに起こっている出来事を人それぞれに捉えます。
 
 人生というものは、一つの壮大な映画である。と考えると、自分の捉え方だけが正しい。ということは決していません。

 可能な限り様々な人の立場に立ち、それぞれの視点で評価する。ということはとても重要です。

カテゴリー 人生

人物    (デニス・ウェイトリー)

 

 

 

 

 

 

 

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恋は、欲し求める我欲です 

  恋は、欲し求める我欲です、その我欲なる恋を私たちは、
明治以来、愛という言葉に置きかえました。

伊藤整 ―小説家―


 
恋とは、異性に強く惹かれ、、逢いたい、独り占めにしたい、一緒になりたいという気持ちです。
 我欲とは、他人のことを考えず、自分の利益だけを目指す欲望です。

 では、愛とはなんでしょうか?
 愛にはいろいろ形はありますが、大きくわけて、3種類ほどあります。慈愛、博愛、恋愛、自愛です。そして、我欲を含む愛は、自愛となります。
 なぜなら、恋愛は、相手を思いやる愛です。博愛は、仲間を思いやる愛です。慈愛は、すべてを思いやる愛であり、自愛以外は、自分だけの利益を追求するということではありません。
 明治以来、恋を自愛とし、それが愛と言う言葉に置き換えられたのなら、われわれが使っている愛は、自愛を指しているという、一種の本末転倒なことになっているのかもしれません。

カテゴリー 恋・恋愛

人物    伊藤整 ―小説家―

 

 

 

 

 

 

 

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怠惰ほど有害で致命的な習慣はない 

  われわれにとって怠惰ほど有害で致命的な習慣はない。
  にもかかわらず、これほど身につきやすく、断ちがたい習慣もない。
 ― ジョン・トッド ― (『自分を鍛える』)

 怠惰・・・。
 なまけること。なまけてだらしの無いことです。
 そして、なまけることは、悪循環の始まりでもあります。
 ですから、怠惰という習慣は、百害あって一利なしといえるでしょう。
 しかし、それが分かっていながら怠惰という習慣ほど、身につきやすくたちがたい習慣はありません。
 なぜなら、怠惰は、苦労もなく、楽だからです。
 もちろん、怠惰によって目的が達成できることはありません。

 それだけに、われわれは怠惰とは致命的なものであることを心しておかねばならない。といえるでしょう。

カテゴリー 自戒

 人物    ― ジョン・トッド ― (『自分を鍛える』)
 

 

 

 

 

 

 

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めんどうくさいと思っているときによく使う言葉 

  「忙しい」という言葉は、めんどうくさいと思っているときによく使う。
 ─白石公子─ 「ままならぬ想い」


 忙しいという言葉を使うとき、言外に、そういったことをやっている暇はない。というニュアンスが含まれます。
 つまり、それを、面倒くさいと思うときです。
 しかし、面倒くさい。と思わないことには、忙しいという言葉は使いません。
 なぜなら、面倒くさいことは、大抵、先延ばししていてるということです。自ら先延ばしにしていることは、積み重なるばかりです。
 やがて、それが積み重なり忙しくもなります。

 

カテゴリー 自戒

 人物    ─白石公子─ 「ままならぬ想い」

 

 

 

 

 

 

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気分が大事 

 

 人間というものは、気分が大事です。気分がくさっていると、
 立派な知恵才覚を持っている人でも、それを十分に生かせません。
 しかし気分が非常にいいと、いままで気づかなかったことも考えつき、だんだん活動力が増してきます。
  ― 松下 幸之助 ― (松下電器産業創業者)



 気分が大事というと、なんだか考え無しの精神論のように聞こえます。
 しかし、たとえば、積極的に仕事に取り込もうとする「やる気」があれば、集中力が得られ、仕事は捗り良い結果を生みます。その上、周りの人間の「やる気」を促します。
 反対に、「やる気」がなく、くさった気分でした仕事は仕事の進みも悪く、悪い結果を生みます。その上、周りの人間の「やる気」を萎えさせます。
 これは、すべての人が「気」の影響を受けたり与えたりするのだということがいえます。
 考え無しの精神論かもしれません。
 でも、事実として、気分は大事なのです。

人物    ― 松下 幸之助 ― (松下電器産業創業者)

 

 

 

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人は人を裁けるのか? 

  神様でさえ、人を裁くのに、その人の死後までお待ちになる。
      ─サミュエル・ジョンソン−(英 文学者)


 
人は、他者が何か罪を犯すと、裁かれなければならない。
 とある種の先入観を持ってしまっています。
 それは、罪は償われなければ、おかしいという想いがあります。

 しかし、果たして、人はその一部の罪だけで裁かれるものなのでしょうか?

 人間よりはるかに優れているはずの、神様は、人を裁くのに、その人の死後だということは、人を裁くときは、とても大きな視点でその物事をみているのだからだといえるでしょう。
 人を裁くと言うことは、それだけ大きな視野が必要だということです。

 そして、人が人を裁きたがるのは、人はその人の一側面しか見ていないからであるといえるでしょう。
 そんな狭い視野では裁くことは出来ないといえます。

 ならば、われわれ人間は、罪に対してもっと大きな視野で判断しなければいけない。ということです。


  人物    
─サミュエル・ジョンソン−(英 文学者)

 

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愛されたく、尊敬されたいなら・・・ 

愛されたく、尊敬されたいなら、
それだけの値打ちを持たなければならない。

武者小路実篤 ―「牟礼随筆」―


 誰しも、人は、少なからず、他者から愛されたいと思いますし、尊敬されたいと思うはずです。
 しかし、私達が愛する人、尊敬する人を思い出せば分かりますが、愛せるだけの価値があり、尊敬するだけの価値のある人であるはずです。

 自分だけがその値打ちが無くとも、他者から愛されたり、尊敬されるということはありません。

 ならば、愛される値打ち、尊敬される値打ちはどこで決まるのでしょうか? それは、あなたが愛する人、尊敬する人の中にあります。
 値打ちとは、絶対的に存在するのではなく、他人から与えられるものではありません。
 貴方が決めるものなのです。

人物       ― 武者小路実篤 ― 「牟礼随筆」

 

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人生は、他人を負かそうなんてケチくさい卑小なものじゃない

 人生は、他人を負かそうなんてケチくさい卑小なものじゃない。
  ― 岡本 太郎 ―  (『強く生きる言葉』)



 人生とは何か?
 それは、自分以外の誰かが決められるものではありません。
 自分自身が決めるものです。

 だからこそ、他人を負かそうという、他人が基準になるわけはありません。

 つまり、自分というかけがえの無い存在の為のものであるということです。
 そこには、他人と比較する余裕などありません。

人物    岡本 太郎 

 

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物思いをすればするほど心は乱れる 

 たびたび井戸から水を汲むと、必ず濁る。
 同じように、物思いをすればするほど心は乱れる。
 ─中国ことわざ―

 井戸の水がにごるからといって、水を汲まないわけにはいかないように、物思いをしないわけにはいきません。

 井戸の水も物思いも必要なことです。

 しかし、必要以上に井戸の水を濁らせてもなんの得もありません。
 同様に、決断したことを、いつまでも考えては、決心が鈍るだけです。

 決断するのは、もう、振り返らないという決意なのかもしれません。

 

 

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物事を正しく恐れることは難しい 

    物事を必要以上に恐れたり、
    全く恐れを抱いたりしないことはたやすいが、 
    物事を正しく恐れることは難しい。

 ― 寺田 寅彦 ―
                      (物理学者)



 恐れるとは、危惧が及ぶことを心配することです。

 物事を必要以上に恐れることは、誰にでもできることです。
 疑心暗鬼になることはたやすいからです。
 そして、物事に対して恐れを抱かないことも、誰にでも出来ることです。
 物事を知らなければいいだけだからです。

 しかし、物事を正しく恐れることは、物事を正しく知らなければ出来ないことです。
 つまり、恐れるということは、必ずしも困惑、混乱、感情に流されているとは限らないということです。

 正しく恐れるということは、冷静沈着な判断が出来てこそ可能なことだということです。


 

 

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あきらめず、行動し続ければ、何でも達成する 

  強力な理由は力強い行動を生む。 

─シェイクスピア−「ジョン王」


 人は、理由を持つことによって、強い決意をすることが出来ます。

 決意は、想いを行動に変換させるための力になります。
 そして、決意は、目標をあきらめる気持ちを抑えます。

 あきらめないこと。これは、成功するために絶対必要なことです。

 あきらめず、行動し続ければ、何でも達成することができます。

 

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心の乾き

   ぱさぱさにかわいていく心を ひとのせいにはするな
   みずから水やりを怠っておいて
  ― 茨木 のり子 ―
                      (『自分の感受性くらい』)


 人の体は生きるために水が必要なように、人の心も生きるために水が必要です。

 ここでいう、心に与える水とは、なんでも冷静沈着に言葉で割り切る理性ではなく、やさしさや思いやりという、相手の気持ちを察するという、理屈抜きに他者と同調できる感情です。

 なんでも、やさしさや思いやりを忘れて、なんでも、冷静沈着に割り切ることは、人の心を乾かします。
 他人と同調できなければ、自分の心にも同調できなくなるからです。

 それが、ぱさぱさに心が乾いていく様です。

 それは、人のせいではなく、自らまねいていることなのです。

 もし、心を潤したければ、他人に優しくするだけでいいのです。 


 
 

 

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金があってもなにも出来ない人間 

「金がないから何もできないという人間は、
  金があってもなにも出来ない人間である。」
(小林一三)





 時は金なり。ということわざがあります。
 これは、過ぎ去る時間は、お金と同じように大切なものである。
 という意味ですが、時間もお金も、有効に使うべきものであるという意味では、同じです。

 予算がない、時間がないという理由は、できない理由としては妥当性がある。といえるでしょう。
 しかし、予算がない、時間がない。と主張するためには、対象がどれだけお金と時間がかかるか試算する必要性があります。

 なにより、お金がないから、何もできない。ということは、今あるお金をどう有効に使うか考えていない証拠になりえます。
 お金を有効に使うためには、どのように使うか、考えていなければ有効に使えるはずもありません。

 そもそも、今あるお金を有効に使うか考えないひとは、お金を有効に使えない人です。そういう、使えない人には、いくらお金があっても何もできないと言えます。
 お金も時間も、いくらあっても足りないものなのですから。

 

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仕事をする時は上機嫌でやれ 

 仕事をする時は上機嫌でやれ。
 そうすれば仕事もはかどるし、身体も疲れない。

 ─ワグナー−(独 作曲家)


 
人は、あるものごとの、良い点が見え始めると、それに連動するかのように良い点をより多く見つけます。
 反対に、あるものごとの、悪い点が見え始めると、それに連動するかのように悪い点をよりおおく見つけます。

 それはなぜか?
 単純に、探すから見つけるのです。

 それを、利用して、仕事についてまず、良い点をさがせば、後は、脳が勝手にそれに連動して、良い点を探して、仕事も捗るし、体も疲れることはありません。

 まず、良い点を探すにはどうすればよいか。
 単純です。上機嫌になればいいのです。
 仕事に対して愉快な気持ちでいれば、より良い点が見つけやすくなります 

 

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誰かの役に立つ喜び

  自分でも何かのお役に立つのだ。このことは喜びである。
 この喜びは自分の一生が無意味でないことを示している。
 このことを幸福に感じるのである。
   ― 武者小路 実篤 ―  (小説家)


 欲望には、5欲と言うものがあります。
 食欲、性欲、睡眠欲、財欲、名誉欲です。

 食欲とは、食べたいという欲望です。
 性欲とは、性行為への欲望です。
 睡眠欲とは、眠りを求める欲望です。
 財欲とは、財物をほしがる欲望です。
 名誉欲とは、他者に認められることを求める欲望です。

 他者に認められるということは、どういうことでしょうか?

 自分が何かの役に立つこと他なりません。

 

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可能性に対して心を閉じていると・・・ 

  可能性に対して心を閉じていると、
 人生の本当の恵みを見極めることはできないのです。
 ― 稲盛 和夫 ― (京セラ創業者)


 可能性とは、物事の実現する見込みです。

 では、人生の本当の恵みとは、何でしょうか?
 可能性の低いものを達成する。という達成感といえるでしょう。
 その為には、常に、可能性に対して、心を開いていなければいけません。

 私達は、つい、可能性が低いことを、難しいこととし、それが転じて、無理なことと決め付けがちです。

 だからこそ、人生の本当の恵みを見極めるためには、実現する見込みが低くとも、可能性があるかぎり、可能性に対して心開いておくべきだといえるのでしょう。

 

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