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 呟き尾形がであった名言の紹介とともに、その名言について感じた事、考えた事を書いています。
質問、感想などは、哲学のキッカケ(名言集) 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑) 200606

 

  1. ・精神的な老化
     
  2. ・算術は、理論的だが非現実である
     
  3. ・クリティカルパス
     
  4. ・ジェンダー問題 
     
  5. ・けちな心配ごとをするのは、不合理なこと
     
  6. ・失敗が無駄で愚かしいのではありません
     
  7. ・結婚してもしなくても幸せになれる 
     
  8. ・自分が欲張れば、相手も欲張りやすくなります 
     
  9. ・欲望と能力のバランス
     
  10. ・栄枯盛衰は人にある 
     
  11. ・望むことへ近づく近道 
     
  12. ・結果が人の値打ちを決めるのではありません。 
     
  13. ・初恋は、人の人生を左右します
     
  14. ・怒りに対して、道理や筋を求めても無駄です 

     
  15. ・現実を知ってこそ、未来を語る資格を得られる 
     
  16. ・愛と笑いがあれば、そこに楽しさがある 
     
  17. ・解決することを楽しめる能力 
     
  18. ・良い意味での利己主義者 
     
  19. ・心の中での変化が、事象の変化につながる 
     
  20. ・情とは、そもそも不条理なもの 
  21. ・自分に合ったスタイルというものは、試してみなければわかりません。
     
  22. ・幸運であっても、不幸であっても、何もしないことが悪い結果につながる 
     
  23. ・恋は理性ではなく、感情によるものです 
     
  24. ・同じものを永遠に探求できるのです。 
  25. ・自信を持ちたいのであれば 
  26. ・恋につける薬はない
  27. ・xxxx


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精神的な老化
  

ほんとうの老化は、夢も見ず、
自分の可能性にも見切りをつけたところからはじまる。
 ― フランチェスコ・アルベローニ ― (『借りのある人・貸しのある人』)

 


 老化とは、生物あるいは物質の機能や性質が、時間の経過に伴って衰える現象のことです。
 ただ、これはあくまで肉体的な老化です。

 ここで言う老化は、精神的な老化です。

 精神的な老化、すなわち、夢を見ず、自分の可能性に見切りをつけたとき、人生を楽しむ心の機能も衰えます。

 充実した人生を送りたいのなら、精神的な老化は避けるべきです。



 



 


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算術は、理論的だが非現実である


足し算や引き算じゃあるまいし、
血と肉でできてる人間は算術のようにゃいかないものさ。
 ― モンゴメリ ― (『赤毛のアン』)

  現代の社会において、何事も理性的であることが好まれます。

 なぜなら、社会は人間が理性的であることを求めるからです。

 しかし、人間には、不条理とも言える感情の生き物でもあります。

 この事から、人間というものは、算術のような論理だけでは説明できない不条理さを抱えている事がわかります。

 だいたい冷静に考えてみれば、算術というものは、理論的でありながらも、あまりにも非現実的な存在です。
 なぜなら、だれも「数」そのものを見ることも、さわることも出来ないからです。
 それに対して、人間は見る事も、触ることも可能です。
 この差が算術と現実の差であるともいえるでしょう。
 

 

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クリティカルパス


人間だから行き過ぎることもある。そういう場合はすぐ引き返すこと。
その見極めが何より大切である。
 ― 松下 幸之助 ― (松下電器産業創業者)


   クリティカルパスというものがあります。

 クリティカルパスの意味は、作業に余裕がない経路のことで、もっとも合理的に作業が進んだ場合の作業経路だといえるでしょう。

 ただし、それだけに、余裕日数がありません。

 人が何らかの作業を行ったとき、何らかの遅れが生じる事は指摘するまでもありません。
 その遅れに気がついて、無理に作業を進めても、自体を悪化させるだけです。
 自体の悪化を防ぐもっとも合理的な方法は、遅れに気がついたとき、すぐに引き返すということです。
 その見極められるかどうか。
 それが、その人の能力といえるかもしれません。


 

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ジェンダー問題 

「別に男は男ですからね。らしかろうとなかろうと。」
― 松田優作 ― 

  ジェンダー問題なるものがあります。

 まぁ、かなり乱暴に述べれば、必要以上に男らしさや女らしさを求められ、個人の意思が無視される問題だと思ってください。

 で、この問題には、二次災害というか、二次的な問題があります。

 人間が築き上げた、伝統や慣習すら男女差別だと騒ぎ立てること
 個人の意思を無視した、男女平等が唱えられるということです。

 わたしは、男女平等を押し付ける方が、性差別のようにも思えてきます。
 そんなときは、
「別に男は男ですからね。らしかろうとなかろうと。」
 と男らしくいってみましょう。
 ・・・あれ?(笑)

 

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けちな心配ごとをするのは、不合理なこと



人生は、けちな心配事ばかりしているのには短すぎる。
─C・キングスリー


 心配とは、気をつかうことですが、小さなことに気を使っているほど、人間は長生きしません。

 つまらない心配事をしている暇があれば、ベストを尽くすほうが、ずっと合理的です。

 なぜなら、人の人生には、やるべき事も楽しい事もたくさんあるからです。

 けちな心配ごとをするということは、不合理なことだということです。

 

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失敗が無駄で愚かしいのではありません


失敗に落胆しなさるな。失敗に打ち勝たなければならぬ。
たびたび失敗すると、そこで大切な経験を得る。
この経験によって、もって成功を期さなければならぬのである。
 ― 大隈 重信 ― (早稲田大学創設者)


  人間というものは、失敗すると、どうしても落胆してしまいます。

 当然です。だれしも、成功するために行動を起こすわけですから、失敗すれば、

期待どおりにならず、がっかりするものです。

 しかし、失敗して、落胆するだけで終わる事ほど無駄で、愚かしいことはありま

せん。

 もちろん。失敗が無駄で愚かしいのではありません。
 失敗という経験を活かせないということが無駄で愚かしいのです。

 

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結婚してもしなくても幸せになれる 



結婚するのも幸せだし、結婚しないのも幸せだ。
どっちにも人間としての喜びがある。
 ― 武者小路実篤 ― 「幸福者」

 

 一般に、結婚とは、男女が夫婦となることです。
 結婚する事で幸せになる事もあるでしょうし、その逆もありえます。
 人生万事塞翁が馬です。

 もちろん、結婚せずとも幸せになる事もあるでしょうし、その逆もありえます。
 人生万事塞翁が馬です。

 人生万事塞翁が馬なのですから、結婚は、幸せになるかもしれないし、不幸になるかもしれないのです。

 つまり、結婚したかしないかが幸せの判断材料ではないということです。
 その人が、人として喜びを感じることができれば、それが幸せであるということなのでしょう。
 人生万事塞翁が馬。

 

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自分が欲張れば、相手も欲張りやすくなります 


いかなる時でも、お辞儀はし足りないよりも、し過ぎたほうがいい。
─ トルストイ ─



 お辞儀といっても、頭を下げて礼をすることばかりではありません。

 ここでいう、お辞儀とは、遠慮や辞退のことです。

 では、どのくらい、遠慮や辞退が必要なのでしょうか?

 それは、時と場合によりけりですが、自分が欲しいと思った度合いの2割は抑え、相手の立場にたって、相手から言われても欲張りだと思われない程度におさえましょう。
 
 少し、控えめにした方が相手も欲張りにくくなります。

 欲張ってでしゃばると、相手からも欲ばられ、でしゃばられます。

 

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欲望と能力のバランス


恋をする男は自分の能力以上に愛されたいと願ってる人間である。
それが彼を滑稽に見せる理由である。
 ─ シャンフォール ― (フランス作家)


 恋とは、異性に強く惹かれ、逢いたい、独り占めにしたい、一緒になりたいという気持ちです。

 そして、その度合いの差はあれど、恋をしていると言う事は、欲望の虜になっているということです。

 あまり、恋という名の、欲望が強すぎると、恋をする男は自分の能力以上に愛されたいと願ってしまいます。

 欲望と能力のバランスがかける事。
 これが滑稽な姿という形でアンバランスな形で現われるわけです。









 

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栄枯盛衰は人にある 

国がおこるのも ほろびるのも
町が栄えるのも 衰えるのも
ことごとく人にある。
 ― 山本 有三 ― (『米百俵』)




 国とは、一般に、近代の国民国家を指します。
 そして、その国民国家は、主権・領土・国民で構成され、その構成された国家意思を決定・表示・執行する権限を与えられている機関を持つ存在です。
 主権も、領土も国民という人があってこそ成り立つものです。

 
 町とは、人が多く集まり住んでいる所であり、これもまた、人があってこそ成り立つものです。

 栄枯盛衰という言葉があります。
 意味は、何事にも、勢いにも盛んな時と衰える時のあることです。
 この言葉は、草木が花を咲かせ、そして散って枯れ行く様を国家や町になぞらえた言葉です。

 国も、町も基盤となるものは、人であるのですから、栄枯盛衰は人にあるのは必然といえるでしょう。


 

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望むことへ近づく近道 


自分の運命を甘受せよ。あらゆる面で一位に立つことはできない。
 ─ イソップ ─


 甘受とは、甘んじて受け入れることです。

 そして、甘受するということは、受け入れがたいことであっても、それを受け入れることをです。

 何もかも、自分の思い通りになるほど、世の中は都合よくできていません。

 受け入れがたい事実を受け入れなければ、ますます自分の望まない結果になるものです。
 事実は、事実として認めることが、自分の望むことへ近づく近道であることを忘れてはなりません。

 

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結果が人の値打ちを決めるのではありません。 

人間の値打ちというのはどこにあるのでしょうか。それは、
ほかに似た人がいないということです。何をしたから値打ちがあるとか、
何かをしないから値打ちがないとかいうことではありません。
たったひとりの自分だから値打ちがある、と考えればいい。
 ― 五木 寛之 ― (『不安の力』)


 値打ちとは、良さ・大切さなどの度合です。
 とどのつまりは、価値だといえるでしょう。

 ほかに似た人がいないということとは、他人の真似ではなく、自分一人の考えで物をつくり出すことです。
 これを独創といいます。

 ところで、真似とは一体どういうことでしょうか?
 真似とは、形だけ似せることであり、先人の知恵や作品の力を借りる事とはちがいます。

 そもそも、先人の知恵や作品の力を借りないことなど、他者に伝達する事は不可能です。
 
 独創とは、先人の知恵や作品に加え、これまでだれも考えつかなかった考えが、一つでもあれば、それは独創的なのです。

 結果が人の値打ちを決めるのではありません。
 いかに独創的であろうとするか。
 これが、人の値打ちであるといえるでしょう。

 

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初恋は、人の人生を左右します

初恋は、男の一生を左右する。
― アンドレ・モロア ― (フランス小説家)


 ここで言う初恋とは、単純に始めて好きになった異性の事ではありません。

 主に思春期に、既存にあった自分自身の価値観を否定せざるを得ないほど、身を焦がすような、自分を見つめなおす、初めての恋の事を指します。

 そのような、初恋は、人の人生を左右します。

 なぜなら、初恋を経験した後に築かれた価値観こそが、その後の人生の土台の価値観になるからです。





 

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怒りに対して、道理や筋を求めても無駄です 

怒りに対する最善の手段は猶予である。怒りに対して、
いきなり許しを求めることはせず、熟慮を求めよ。
 ─ セネカ ─ 


 理性的にだけ、考えられる人などいません。
 人が怒るとき、道理や筋などかなぐり捨てて、不条理に怒ります。

 ですから、怒りに我を忘れている人に何を言っても聞き入れられません。

 怒りに対して、道理や筋を求めても無駄です。

 となれば、相手が道理や筋が通るようになるまで待つしかありません。


 

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現実を知ってこそ、未来を語る資格を得られる 

未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。
現実からしかスタートできないからである。
 ― P・F・ドラッカー ― (『変革の哲学』)


  未来を語るとき、ついつい、今、ここにある現実から地を話して理想を語りがちになります。

 すると、理想は、空想になり、やがてそれは妄想に劣化します。

 人は、何をするにしても、今、そこにある現実からしかスタートできません。

 今、そこにある現実を知ってこそ、未来を語る資格を得られるのではないでしょうか?



 

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愛と笑いがあれば、そこに楽しさがある 

愛と笑いのないところには、楽しみもないはずだ。愛と笑いの中に生きよ。
 ─ ホラティウス ─ (ローマ 詩人)


楽しいときというのは、どういうときでしょうか?

 心が満ち足りて、快く、愉快な気分ではないでしょうか?
 そして、楽しければ自然と、笑みがこぼれるものです。

 愛のあるところにも笑顔があります。

 愛と笑いがあれば、そこに楽しさがあるといえます。

 

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解決することを楽しめる能力 

 大切なことは問題を見つける能力、それをあきらめずに解決する能力、
それ自体を楽しめる能力、そして、柔軟性。
 ― 利根川 進 ― (ノーベル医学生理学者)




 問題を見つける能力は重要です。
 これがなければ、進歩はありません。

 問題を解決する能力が重要であることは言うまでもありません。
 解決することは、辛く大変なことです。

 しかし、解決すること事態を楽しめれば、柔軟な問題を解決することができます。

 問題というものは、状況が硬直化することで発生するものです。
 硬直化した状況は、柔軟な対応によってのみ解決できるものです。

 ゆえに、 解決することを楽しめる能力は重要です。

 

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良い意味での利己主義者 


 成功者の多くは利己的ではありません。しかし彼らは利己的でないことが、
自分にとって結果的にはプラスになることをよく知っているという点で、
良い意味での利己主義者といえます。
 ─ マーフィー ─


 利己的とは、自分の利益だけを追求しようとするさまです。

 自分の利益だけを追求すると、協力を得るどころか、周りの人間が離れていき、ひどい場合は、邪魔されます。
 これでは、成功などするはずもありません。

 逆に、利己的でないと、周りの人間からの協力を得やすくなります。

 目先の利益ばかり見つめるのが、悪い意味での利己主義者です。
 しかし、他人に利益を与えることが、めぐりめぐって自分の利益につながることを知る人は、良い意味での利己主義者であるといえるでしょう。
 大欲は無欲に似たり。
 小さな利益など気にせず、本当の目的をもって行動することが成功への近道だといえるでしょう。

 

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心の中での変化が、事象の変化につながる 

あらゆる事象は心の反映である。
したがって純粋な心でひたすら念じ続ければ、
ほとんどのことは成就する。
 ― 稲盛 和夫 ― (京セラ創業者)


 シンクロニシティーというものがあります。

 乱暴に説明すれば、心の中での変化が、事象の変化につながるという現象です。

 心で思うだけで、事象が変化するなんてそんな馬鹿な。
 とおもわれるかもしれません。

 しかし、疑うことになく、純粋な心で念じるということは、かならず行動が伴います。
 つまり、成就するまであきらめることなく、全力で努力し続けることが出来るのですから、当たり前といえば当たり前なのです。

 

 

 

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情とは、そもそも不条理なもの 


知はいつも情に一杯食わされる。
 ─ ラ・ロシュフコー ─( 仏 思想家)


 知とは、すなわち、理性のことです。
 情とは、すなわち、感情のことです。
 知だけの人間も、情だけの人間なんて存在しません。

 どんなに、カンペキな計算や計画を立てても、情によって、計算や計画が狂うものです。

 なぜなら、情とは、そもそも不条理なものであり、計算や計画は不条理なものを排除するからです。




 

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自分に合ったスタイルというものは、試してみなければわかりません。



若者の気どりを笑うことなかれ。彼は自分の顔を見つけようとして、
次から次へといろいろな顔を自分につけてみているのだ。
 ─ L・スミス ─



  自分に合ったスタイルというものは、試してみなければわかりません。

 試しているときは、多少の無理や気取りも出てしまうものです。

 やりもしないであきらめるよりもずっと建設的です。

 思えば、進歩や成長もそうしたものではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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幸運であっても、不幸であっても、何もしないことが悪い結果につながる 


幸運といい、不運といい、それは後になって言えることである。
ただ自分がよいと思うところを現実の条件から裏付けし、
あとは勇を鼓して一歩踏み出すだけである。
 ― 大川 博 ― (実業家)


 奇跡を含めた幸運、不幸を含めた不運は、どれも過ぎ去った後になってから始めて判断できることです。

 人生万事塞翁が馬といいますが、その時「幸運」と思えた事がきっかけで不幸になる事などはありえることです。
 同様に、その時「不運」と思えた事がきっかけで奇跡が起こる事もあるのです。

 ただし、幸運であっても、それに甘んじて、何もしなければ、結果的にすべてを失ってしまいます。
 同様に、不運だからといって、落胆して何もしなければ、さらに失うものがあります。

 つまり、幸運であっても、不幸であっても、何もしないことが悪い結果につながるということがいえます。
 幸運であっても、不運であっても、自分が目指すこと推し進めることが、自分の望む結果へ近づけるものだといえるでしょう。

 

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恋は理性ではなく、感情によるものです 



恋人同士の喧嘩は恋の更新である。
  ― テレンティウス ― 「アンドリア」


 恋人とは、相思相愛の間柄にある、相手の事です。
 相思相愛とは、男女が互いに慕い合い、愛し合っていることです。

 喧嘩とは、感情がぶつかり合うこと、すなわち、言いあらそいであり、時には腕力を用いてあらそったりすることです。
 ですから、恋人同士の喧嘩は、相思相愛の関係を破壊する行為のように見えます。

 しかし、雨降って地固まるといいまして、喧嘩のあとでは、前よりも事態がより良く関係が深まるものです。

 本当に相思相愛であるならば、わずかなズレの存在が喧嘩の原因になるものです。
 そもそも、恋は理性ではなく、感情によるものです。
 喧嘩という激しい感情のぶつけ合いを行う事で、恋を更新していくということがいえるのでしょう。


 

 

 

 

 

 

 

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同じものを永遠に探求できるのです。    


深く探求すればするほど、知らなくてはならないことが見つかる。
人間の命が続く限り、常にそうだろうとわたしは思う。
 ― アインシュタイン ― (ノーベル物理学者)


 
  探求とは、文字通り探し求めることです。
 私たちは、探求することによって、何かを発見するわけです。
 発見とは、まだ、見つかっていないものを見つけ出すことです。

 そして、なにかを見つけるためには、既に知っている事にも、注意深く観察しなければ、何かを発見する事はなかなかできません。

 深く探求するという行為は、これまで知らないことを知ろうとする行為であると思われがちですが、むしろ、既に知っていると思っていることは、案外、知らないと痛感することが殆どです。

 つまり、深く探求することで、”知らなくてはならないこと”というのは、既に知っていると思っている事は、実は”知らない”ということなのだといえるでしょう。
 昨日とまったく同じ物であっても、昨日と違う視点で見れば、まったく違うものにみえるものです。
 つまり、同じものを永遠に探求できるのです。


 

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自信を持ちたいのであれば 



自信とは、自分の能力や技量で物事が達成できるかどうかの
見通しのことです。そして、見通しを立てるのは想像力です。
自信のない人に共通しているのは想像力に乏しいことです。
 ― J・マーフィー ― (アメリカ啓蒙家)


 

自信とは、自分の才能・価値を根拠に、自分自身を信じる心です。

 想像力とは、頭の中に思い描く能力のことです。

 人が自信を持てないとき、自分の未来を想像できずに不安になるものです。

 もし、自信を持ちたいのであれば、自分の望むことを成功させる想像すること
 そして、その想像をすると、不思議と、創意工夫と努力する意欲が湧いてきます。
 このモチベーションの維持こそが自信につながるといえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

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恋につける薬はない



学問のある人間が大勢集まってあらゆる機械や薬品を考え出したが、
いまだに女性が原因で起こる病気の薬を考え出そうとした学者はいない。
チェーホフ ―ロシア小説家―


ここで言う、女性が原因で起こる病気とは、男性の恋の病です。

 学問とは、ある一定の原理によって説明し体系化した知識と、理論的に構成された研究方法などの全体のことです。。

 恋の病を治す薬を考え出そうとしないということは、最初から学問では解決できないとサジをなげているということです。

 サジを投げるのは、恋は一定の原理もなければ、理論的に構成しえないものだからでしょう。

 「恋につける薬はない」ということですね(笑)


 

 

 

 

 

 

 

 

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若くあり続けたいのであれば



始めることさえ忘れなければ、人はいつまでも若くある。
 ― マルチン・ブーバー ― (イスラエル哲学者)


 若さとは、元気で活力にあふれているのですが、何かを始めると、自然と気持ちがワクワクして、元気と活力がでてきます。

 なぜなら、何かを始めるとき、常に経験が新鮮になるからです。

 私たちは、年齢を重ねると、何かを始めようという気持ちが少なくなってきます。

 なぜなら、経験を重ねると、先の事が予想してしまい、何かを始める機会が少なくなるからです。

 もし、若くあり続けたいのであれば、常に何かに挑戦し、始め続けましょう。
 人は、始めることさえ忘れなければ、いつまでも若くあり続けるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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