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占星学の歴史

 占星学はいつはじまったのか? その1

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 まず、占星学のそもそもどこで誕生したのか?
 ということになりますが、実は、はっきりとは分かってはいません。
 これは、いい加減だからと言うよりは、それだけ古い時代から始まったことだということでもあります。
 なんにしても、さまざまな説がありますが、どれも決定打にかけているのは確かです。

 とりあえず、一般に流布されているものとしては、およそ5000年前の古代バビロニアで生まれた。
 ということが通説になっています。
 ただ、これは、本当に始まりかと言うと、むしろ間違い。
 と言った方がよさそうです。

 といいますのも、この根拠は、考古学上の資料によるものでして、バビロニアン・タブレットなるもの占星学に刻まれたいたことが上げられます。
 このバビロニアン・タブレットというのは、どうも紀元前2500〜3000年のものと推定される粘土板でして、それがメソポタミア(現在のイラク)で、発掘されたそうです。
 ですから、だいたい5000年前のバビロニアン・タブレットに占星学のことが載っていたということは、この時点で、すでに、古代バビロニアには、占星学というものがあった。
 ということがいえるわけです。

 では、どうして、占星学が、5000年前の古代バビロニアで生まれたという仮説が、上述したように、発祥説として正しいとは言い切れないのか?
 という疑問が出てくると思います。
 これは、冷静に考えれば分かることなのですが、「5000年前の古代バビロニアには、占星学はあった」ということはいえても、そこが発祥である。
 ということは、必ずしもいえない。というこです。

 そして、考古学の様々な資料から、古代バビロニアでは、占星学が盛んにおこなわれていたであろうということがいえるそうです。
 「盛んにおこなわれた」
 ということは、すでに体系として成り立っていたわけです。
 これは、どこか他の場所から伝えられたものかもしれませんし、発祥してから時間がたっているかもしれないということです。

 その中で、より確実であろうことは、「5000年前の古代バビロニアには、占星学はあった」ということです。

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呟き尾形の占いの話
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