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占星学の歴史

 カルデア人とは何者か? その1

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 占星学はいつはじまったのか? その3 において、カルデア人と呼ばれている種族が、優れた神聖科学を取得しており、カルデア人は「神聖科学の管理人」を自認していたことを書きました。

 では、カルデア人とは何者なのでしょうか?
 実際、謎多き民族で、分かっていることは、それほど多くはありません。
 紀元前一一〇〇年頃バビロニアにアムル人が侵入し、そこに定着し、カルデア人と名乗りました。
 南部バビロニアに定住したセム系民族だともいわれていますが、言語がアラム語に近いためアラム人の一派という説もあります。
 もちろん、いまだ不明です。
 現在のところ紀元前9世紀初頭の楔形文字の記録で初めて存在が知られた民族です。
 紀元前七〇〇年頃のサルダナパロスの時代から占星術が整理されとされています。
 占星学は、既に説明したとおり、天体の運行と地上の動向の読む学問です。
 そこから、天体観測も盛んになり、天文学を発展しました。

 では、なぜ、カルデア人が占星学を発展させたのでしょうか?
 それは、ある種、必然といえるかもしれません。
 人類は、古くからさまざまな形で、宇宙とかかわりをもって歩んできました。古代の人々は、夜空の星が1年の時間の流れとともに規則正しく運行していることを知り、季節や方角のよりどころとしていました。
 私たちも雲の形に動物などを連想するように、彼らは目立つ星々をつないだ形に動物や人間の姿を思い描くのは、不自然なことではありません。
 カルデア人は、太陽がちょうど1年で空を通る道、つまり黄道にそった星座を12個つくりました。これが、星座のはじまりといわれています。
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呟き尾形の占いの話
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