占いを非科学的だと思う方へ

『こんにちわ。呟き尾形です』

＜おす！　アルクィン・ピクトルだ＞

【どもぉ～。フォルス・テッセラです】

『さて、これから、占いは科学的か、非科学的かという議論を行おうかと思
うんだけど。言葉の定義をまず決めないといけないですね。
　早速だけど、科学っていったい何なのでしょう？
　まず、アルからどうぞ』

＜科学といえば、そこにある現象の合理的な法則のことだろう＞

『フォルスは？』

【私はアルとは若干違う認識でして、科学とは、「あるがままの現象を研究し
法則性を発見する」分野だとおもっています】

＜まどろっこしいやつめ。もっと簡単に言えよ＞

【つまり、観測や測定などができて、法則性があると仮説が立てられるもの
は、とりあえず科学だということですよぉ】

『なるほどね。
　つまり、アルは科学とは、既に科学的に立証されたものが科学であり、フ
ォルスは科学として仮説がたてられるものも科学として認めるということだね』

＜はん、呟き尾形が言った俺の部分は間違いないが、フォルスの意見は乱
暴すぎやしないか？
　仮説さえできれば科学だったら、非科学的の代名詞、オカルトといわれてい
る分野、超能力やら、宇宙人やら、予言やらがら全て科学ってことになりやし
ないか？＞

【そうですねぇ。アルの言っている分野は、私が科学といっている”法則性を発
見する”という条件を満たしているかどうかです。
　広い宇宙に地球みたいな天体があって、宇宙人はいるかもしれない。いや、
いるはずだ。それだけであれば非科学的主張ですが、宇宙人やＵＦＯの目撃
者から得た情報を分析し、そこから仮説を立て、ある法則性を見つけ出そうと
するのは科学的な主張です】

＜まてよ。だったら、おなじ宇宙人の話は科学的であったり、非科学的であっ
たりするわけか？＞

【私は、たとえば、宇宙人というだけで、非科学的か、科学的かどうか判断す
るのではありませんからね。その行為と主張をもって非科学的か、科学的か
どうかを判断します】

＜チッ、そりゃそうだ。中身をしらなきゃ、確かに判断できないな＞
【ええ、ただ、宇宙人は存在すると主張する人に限って、非科学的な主張をす
る人が多いのは確かです。
　残念ながら、占いを是とする人たちの中にも、非科学的な主張も存在します。
でも、だからといって、中身も知らずに頭ごなしに非科学的だという主張も非
科学的な主張なんです】

＜そりゃそうだ。まぁ、とりあえず、科学の条件の中には、お互い法則性の存
在が必須条件だな。占いの側の法則性がどんなものか聞かせてもらおうか＞

『おっと、それは次回にということで』

＜なんでだよ＞

『これを読者の皆様にも意見があれば聞いておきたいからです。あればあった
でその点について話し合いたいと思いますし、無ければ議論の続きを続きをし
ましょう』

【それに、あんまり長いと読むほうも疲れますしねぇ】

『そう、何を隠そう、私も購読しているメールマガジンがたまっているんです。
　まぁ、とりあえず、議論の中で、感じたこと、意見、異論反論、質問があれば、
それも、メールマガジンの中で取り上げていきたいと思っています』

【そうそう、投稿のさいはメールマガジンにメールの内容を引用してよいか
どうかをメールの中に明記してくださいね。
　とりあえず、メールのタイトルに投稿とつけるか、あるいは、メールの中
の文章にその旨を書いてください。
　もし無い場合で、メールマガジンに掲載したいときは、確認の返信をいた
します】

<そんじゃ、今日はここまでだな。じゃ、投稿待ってるぜ>

呟き尾形の占いの話
　呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのｂｌｏｇです。