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| 占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 【こんにちわ。呟き尾形です】 ＜よっ！ アルクィンだ＞ 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ～】 【今回は、フォルスの説明の続きでしたね】 ＜おっと、その前に、占いの目的は、未来を言い当てることじゃねぇ、 って言うことだとしても、実際の占いは未来予測しているぜ。 だとすれば、占いなのだから、未来予測がはずれていいという わけじゃねぇはずだ＞ 『たしかに、一理ありますねぇ。 占いは、未来予測の的中率が高める努力はしていますよぉ。 そして、その努力の積み重ねが現在の占いというノウハウとし て存在しているわけですねぇ。 しかし、未来は確定していませんし、なにより未来を切り開く のは占う側ではなく、占われる側にあるのですよぉ。 たとえば、スターになる素質がある。というのは一般におい て、良い素質だと思われるかもしれませんねぇ。 仮に、占いの上で、その人が、スターになる素質があったと しても、その人がスターになりたいと望まないのなら、それは 必ずしも良いと判断することはできません。ということですねぇ。 大事なのは、占われる人の望むことですよぉ』 ＜それって、未来予測する意味がないんじゃねぇのか？＞ 『いいえ～。 未来予測は、その人の未来を予測することでその人にとって 望む未来になるように道しるべを示すことがなによりも重要 なことがらですねぇ。 つまり、未来予測の意味は未来の答えを示すことではなく、 未来の答えをその人が掴み取るための対策を立てるためにある ものなのですよぉ』 ＜占いってのは、未来が決まっていると考えているから、占い ができるんじゃねぇのか？＞ 『いいえ～。 むしろ、過去の状況と経験にまったく関係なく、未来はすで に決まっているなどという、いわゆる、宿命論的な主張には、 マクロ的にはいえることですが、ミクロ的には妥当性がありま せんねぇ』 ＜なんだよ、そのまぐろとか、みろくとか＞ 『マクロとミクロですよぉ。 マクロ的とは巨視的という意味で、ミクロ的というのは、微 視的なことですねぇ。 マクロ的、つまり、巨視的に人生を考えたとき、人がいつか 死ぬ。ということは避けられない宿命といえますねぇ。 しかし、だからといって、いつ、どこで、どのように死ぬの かは、分かりませんよぉ。 分かっていることは、いつか人は死ぬという宿命だけです。 ミクロの視点、すなわち、まだ起こっていないことに対し て、各自がいつ、どこで、どのように死ぬかは分かりようが ない。ということですねぇ。 とはいえ、ある程度予測は可能ですねぇ。 たとえば、車によく乗る人なら、交通事故がありえるとい う可能性は強くなりますよぉ。 もちろん、予測ですから、必ず当たるわけではありません。 しかし、過去の状況とこれまでの経験から、ある程度予測 は可能ですねぇ。 そして、予測が当たらないのは、予測は、マクロ的視点に ならざるを得ないからです』 ＜つまり、占いはマクロ的視点でのみ物事を語るが、ミクロ 的にはどうしようもねぇってことか＞ 『はい。 ミクロ的な視点においては、本人の心がけと努力でいくら でも変化するものだからですねぇ。 そうしたことを含めて、占星学はその人の誕生したホロス コープを翻訳し、 占われる人へ何かのヒントを占う人があ たえるわけですよぉ。 そして、そのキーワードがありそのキーワードが本人が、 これから開く扉の鍵になります。チャンスという鍵を手にす るわけですねぇ。 結局、成功という名の扉を開くのは、占う人ではなく、 占われる人自よぉ。 ということですぇね。 まぁ、今回はここまでですねぇ。 続きは、次回ということで』 次回は、引き続き、フォルスのアルクィンの疑問の 回答ということにしましょう』 |
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのｂｌｏｇです。