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占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『さて、前回は、アルクィンの指摘があるということでしたね』 <おうよ、 今回は、科学と星占いの矛盾の指摘だな> 【と、いいますとぉ?】 <太陽系の惑星って言えば、昔は水金地火木土っ天海冥っていって たのは知っているな> 【よくご存じですねぇ】 <だがな、科学じゃ、冥王星が惑星かどうかで話題になったよな。 占星学的には現在どう言う扱いなんだ? 科学は、冥王星は、惑星じゃねぇと言っているが、占いじゃ、 冥王星が惑星だと言っているぜ> 【なるほど。 まず、整理しましょうかぁ。 占星学は、天文学の動向にあわせて、十年ぐらいの検討をかさ ねて、占星学に取り入れますねぇ。 占星学ができたころは、天王星、海王星、冥王星というものは、 発見されていませんから、発見されたあと、天文学の動向にあわせて十年ぐらい検討を重ねて現代に至っていますねぇ。 また、惑星にかぎらず、小惑星も占星学では取り入れられるようになりましたよぉ】 <どういうことだ?> 【つまり、冥王星については、占星学的には現在検討中というところで、公式な見解はまだですねぇ】 <なんだ、天文学に振り回されているってことか> 【既存の論理に不都合があるから、事実を捻じ曲げないというのは、科学の最低限のレベルの話ですねぇ】 <どういうことだ?> 【つまり、科学であるならば、理論よりも事実という結果を優先させるということですねぇ。 そして、事実として、天文学が惑星だったという定義づけたものを、矮惑星とした事実を無視はしないということですよぉ】 <ほれみろ、やっぱり、天文学に振り回されているんじゃねぇか> 【やれやれ、理解できないみたいですね。 天文学において、冥王星が発見されるまで、冥王星という惑星は、存在していませんねぇ】 <そりゃそうだ> 【占星学においても、そうです。 そして、天文学で冥王星が、”惑星”として発見されると、天文学に惑星としての冥王星が存在したことになったわけですよぉ】 <ああ、そうだな> 【占星学も、冥王星が惑星として発見された事実を踏まえ、研究したあと、占星学にとりいれられたわけですねぇ。 そして、天文学が今まで惑星としていた冥王星を惑星とした場合、太陽系の中の惑星が大量に増えることになりましたよぉ。 これは、天文学の会議で、 太陽系惑星は、下記の条件を満たすものと可決されたことによりますねぇ。 (1)太陽を周回する (2)自らの重力で球状となる (3)軌道周辺で、圧倒的に支配的な天体 つまり、これまで、太陽系の惑星は、”水金地火木土天海冥”でしたが、 ”水金地火木土天海”の八つが惑星となります。 なぜ、冥王星が太陽系惑星からはずされたかといいますと、冥王星は、 (3)軌道周辺で、圧倒的に支配的な天体という条件をみたしていないからですねぇ。 冥王星に変化があったわけではなく、天文学の定義の変更でしかないわけですが、そもそも、天文学は、占星学の1分野であったことから、占星学は、天文学の発見に伴い、対応が必要になるわけですよぉ。 冥王星以外では、天王星、海王星の発見に伴い、占星学もそれに対応したのわけですねぇ。 それを考えれば、今回の天文学の定義は、占星学としても、議論が必要なところであろうということは言い得るわけですよぉ。 天文学で発見された事実を事実として認めないのは非科学的なことであり、その事実によって、見解を変化させるのは、むしろ科学的な視点だと言い得るわけですねぇ】 <んが、反論できねぇ> 『続きは、次回ということで』 次回は、引き続き、フォルスのアルクィンの疑問の 回答ということにしましょう』 |
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。