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占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『さて、今回は、引き続き、フォルスのアルクィンの疑問の 回答でしたね』 【はい。 まず、そもそも、冥王星が1930年の発見以来76年間、 第9惑星の座にあった惑星から降格し、矮惑星になり、太陽系 の惑星は一つ減って8個になった理由から説明しましょうねぇ。 この背景には、天文学において、最近、冥王星とほぼ同じ大 きさ、同じ性質を持つ太陽系の天体に、クワオワー、セドナ、 エリスなどが発見されていることから、そのつど、惑星単純に 惑星を増やすことに疑問がもたれたことですよぉ。 特に、冥王星は、他の惑星と、決定的な違いがありましたよぉ】 <それは何だ?> 【前回お話したとおり、惑星の条件は下記の3つ (1)太陽を周回する (2)自らの重力で球状となる (3)軌道周辺で、圧倒的に支配的な天体 つまり、これまで、太陽系の惑星は、”水金地火木土天海冥” でしたが、”水金地火木土天海”の八つが惑星となりますねぇ。 なぜ、冥王星が太陽系惑星からはずされたかといいますと、 冥王星は、 (3)軌道周辺で、圧倒的に支配的な天体という条件をみた していないからということになりますよぉ。 このことにより、冥王星が惑星ならば、クワオワー、セドナ、 エリスなども惑星であるべきであるとして、次々と太陽系の惑星 を増やすよりも、惑星の条件を明確にすることで、惑星と矮惑星 にわけるということにしたのですねぇ】 <そこでだ、天文学と占星学が矛盾するんじゃねぇかってことを 俺様は言っているわけだな> 【いえいえ、冥王星が矮惑星としたのは、人間の都合で生じた定 義の問題ですよぉ。 冥王星自体が変化があったわけではありませんねぇ。 また、占星学は、天文学を重視していますが、まったく同じで なければいけないというわけではありませんよぉ。 実際、占星学では恒星である太陽も、衛星である月も惑星と 見ているからですねぇ】 <ほれみろ、間違いじゃねぇか> 【やれやれ、占星学は、天体の動きと地上の現象に関連があることを観察する学問ですよぉ。 ですから、惑星、恒星、衛星も同じ天体という意味ですし、天文 学においての便宜上の区別にすぎないことは、冥王星を惑星にし たり、矮惑星にしたりすることからも明らかではありませんかぁ】 <んがが> 【ところで、個人的には、最期に発見された惑星が、準惑星になる というあたりが、冥王星を象徴する意味どおりの扱われ方で、興味深いと思いますねぇ。 また、蠍座の元ルーラである火星の存在を意識すべきなのかもしれませんねぇ。 つまり、蠍座は火星の要素を受けつつ、それを深遠に隠すとい うことですよぉ】 <ルーラ? なんだそりゃ、だいたい、冥王星の話なのになんで突然蠍座なん て関係ないものが出てくんだよ。 それに、火星の話なんかしてねぇぜ> 【だから、占星学のことを知らないといわれるんですよぉ〜。 ふぅ。 仕方ありませんねぇ。 次回は、横道にそれますが、ルーラについてお話をしましょうか ねぇ】 『じゃ、次回は、引き続き、フォルスの説明というわけですね』 |
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。