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| 占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 ＜よっ！ アルクィンだ＞ 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ～】 『前回は、小惑星のベスタについてでしたね。 今回は、次のパラスについてでしょうか』 【はい～。そうですねぇ】 ＜やっぱ聞いたことがねぇな＞ 【パラスは、セレスが発見された翌年の１８０２年に確認された天体ですよぉ】 ＜２００年以上前に確認されたんだな＞ 【そうですねぇ。 パラスの大きさは、セレスの半分ですよぉ～】 ＜これまた、小さい星だな。 そんなんで、人間に影響があるって言えるのか？＞ 【占星学においては物理量よりも、地球とその天体の位置関係が重視されているので、小さいから影響がないという観点はあまりありません】 ＜あまりってことは、あるにはあるんだな＞ 【まぁ、実際、影響が大きい天体は、物理的に大きな天体であったり、地球に近い天体であることがおおいですからね。 ただ、それは、人間に確認されやすいという意味においてそうであるということですよぉ】 ＜ってことは、確認されにくいってことじゃねぇか、 で、確認されにくいってことは、影響もすくねぇってことにならねぇか？＞ 【まぁ、そんなことをいっても、すでに、小惑星は発見され、確認されていますからねぇ。 発見されたのに、発見されていないことにしろなんて、非科学的な意見だと指摘せざるをえませんよぉ】 ＜んが、ここでいう確認ってのは、個人個人の認識じゃなく、人類っていみの確認だってことか＞ 【ええ、そのとおりですよぉ～。 ですから、人類が発見される前までは、確認されていないから過去の占星学には取り入れられていないというわけですねぇ】 ＜っく、筋は通っているな＞ 【さて、パラスは、パラスアテナという呼称があるように、アテナのことですよぉ。 アテナは、大神ゼウスの頭から生まれたといわれ、学問、技能、知恵、戦争すべてに秀でた女神ですだそうですよぉ】 ＜ずいぶんと万能な女神じゃねぇか＞ 【まぁ、神様ですからね。 とはいいつつも、アテナは未婚で永遠の娘とも言われています。 アテナが、ゼウスの頭から生まれたのは、理由があります】 ＜それは何だ？＞ 【理由は、ゼウスとメティスの間の娘ですが、メティスの産む子供は、父を滅ぼすという予言をうけ、それを恐れたため、ゼウスがメティスを飲み込んでしまいましたが、その後、アテナは、ゼウスの頭から生まれたのですよぉ】 ＜ずいぶんでたらめな神様だな。神様のやることはようわからんな。 ところで、パラスとアテナは別人じゃねぇのか？＞ 【たしかにそうですねぇ。 ギリシア神話によると、パラスは半漁人ツリトンの娘で、女神アテナの若い頃の友人だとされていますよぉ】 ＜やっぱ別人なんだ＞ 【でもぉ～、一説にはパラスはアテナの呼称の一つであることから、アテナ自身であるともいわれていますねぇ】 ＜ああん？ どいうことだ？＞ 【このパラスアテナという呼称は、アテナはあるとき、誤って友人パラスの命を奪ってしまったことによるもののようですよぉ。 パラスを哀れに思ったアテナは、以後自分の楯ににパラス像を飾って戦いましたが、その像は、アテナの心を平穏に導いたとされていますねぇ。 この神話が象徴しているように、占星学上のパラスは、調和という役目が与えられていますよぉ。 かつて、調和と愛情といった事柄は、すべて金星と他の天体の相互関係で考えられていましたぁ。 しかし、現在の占星学では、さらに、パラスのあり方も考え合わせ、パラスは恋人を象徴しますねぇ】 ＜まぁ、理屈はあってるはあってるか＞ 『続きは、次回ということで』 |
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのｂｌｏｇです。