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占いが非科学的だと思う方へ
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★★★ 『こんにちわ。呟き尾形です』 <よっ! アルクィンだ> 【こんにちわ。フォルス・テッセラですよぉ〜】 『前回は、小惑星のセレスについてでしたね。 今回は、次のベスタについてでしょうか』 【はい〜。そうですねぇ】 <きいたこともねぇ星だな> 【ベスタは、1807年に確認された小惑星です。 発見された順序でみると、4番目ですが、4つの小惑星の3番目に大きい天体ですねぇ。 ベスタの直径は、538キロで、だいたい、東京と岡山の間の距離に相当しますよぉ】 <星にしたらずいぶんちっぽけな星だな> 【ベスタは、ローマ神話によると、かまどの女神で、家庭生活の中心を象徴しますよぉ。 ベスタには、他のローマ神話とは違って神像は存在せず、火そのものが崇拝の対象となりますねぇ。 ローマのベスタ神殿には、永遠の火としての聖火が祀られており、清純な処女によって守られていたといわれていますよぉ。 占星学上のベスタは義務を表すとされていますねぇ】 <なんでだよ> 【これは、後で説明する小惑星であるジュノーの権利と対になる関係にありますよぉ】 <というと、どいうことだ?> 【ベスタが義務であることはすでに話しましたが、ジュノーは権利を象徴しますよぉ。 たとえば、妻が夫に対して、妻の権利を主張するためには、必ず妻としての義務を果たしているという条件が発生しますねぇ。 逆に夫が夫として義務を怠った場合、妻にその権利を主張されるのは当然の事だといえるですねぇ。 このように、ベスタの示す義務は、必ず、権利を伴っているものだといえるでしょうねぇ】 <ま、まぁ、権利と義務は大抵対になってるものな> 【ところで、ベスタもジュノーも妻という立場における義務と権利であることきづいていますよねぇ?】 <あ・・・ あったりまえだ!> 【こうした、夫と妻の関係になるということは、結婚していることが大前提であることは言うまでもないですよねぇ】 <と、当然だぜ> 【一般に、結婚には、社会の一員として過程を作り、それを運営していく社会に対する義務的な要素が含まれていますねえ。 ベスタは、本来の月の象徴、家庭の機能の一部と土星が持っている社会の一員としての義務の部分を表す星だとも考えられていますよぉ】 <つまり、もともと星占いで分担していた意味を新しい小惑星と役割分担した ってことか> 【そうですよぉ。 ベスタは、ハウスキーパーであり、稼ぎ手としての姿を象徴しますねぇ。 また、結婚、特に家庭を維持していくためのさまざまな義務や家事、そして、 結婚という目的を達成するために、自分を犠牲にする要素もあると考えられていますねぇ】 <まぁ、義務ってのは、自己犠牲っていうのは納得できなくもねぇが、なんで、べすたがそんな意味になるのかがわからねぇ> 【最初に説明したとおりで、ベスタは、神話上では、ローマ神話によると、かまどの女神で、家庭生活の中心を象徴しているからですよぉ。 それにさっきも話しましたが、ローマのベスタ神殿には、永遠の火としての聖火が祀られており、清純な処女によって守られていたといわれていますねぇ。 そのため、ベスタの意味には、ローマ神話の示す処女性も含まれていますねぇ。 そのため、セックスによる犠牲や、性生活での制限、あるいは独身生活などを暗示するとも考えられていますよぉ】 <その理屈はわからんでもないが、やっぱり、小惑星で、そんなに影響があるのかが わからねぇな> 『続きは、次回ということで』 |
呟き尾形の占いの話
呟き尾形が占星学についてまとめた、ノート代わりのblogです。