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超小型核融合炉

 ガンダムの話を語る上でひそかに欠かせないのがエネルギー源の話です。
 あまり、表には出てきませんが、モビルスーツやビーム兵器、コロニーなどのエネルギーは膨大なものです。
 この無尽蔵というよりも、無節操なほどの膨大なエネルギー源は何処からきているのかと言えば、二つのエネルギー源があります。
 太陽光線と超小型核融合炉です。

 核融合とは、水素を始めとした軽い原子核間の反応で、より重い原子核になるという現象であることは言うまでもありません。
 そのエネルギー量は太陽を例に取れば十分理解いただけるでしょう。
 超小型核融合炉とは、小さな太陽を得たも同意なのです。

 現在、残念ながら核融合は水爆と呼ばれる核兵器にしか使用されていませんが、これは、膨大なエネルギーを制御できないからであり、もし、このエネルギーが制御することが出来るなら、まさしく夢のようなエネルギー源となるわけです。

 なぜ、ガンダムの世界において超小型核融合炉が可能になったというと、ミノフスキー粒子の存在です。
 ミノフスキー粒子はマイクロ波から超長波に及ぶすべての電磁波を著しく減退させるため、ミノフスキー粒子の不可視フィールドを作ってしまえば、内部のプラズマの安定や放射線の遮断が可能になるわけです。
 そうした技術により超小型核融合炉が可能となったわけです。