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ジオン共和国

  宇宙移民が開始されて半世紀もたったころ、連邦軍の反発勢力を抑圧するためだけの組織となっていた。
 地球連邦は、飛躍的に拡大した生活空間を、政府が成立した同じ方策で管理できると考えていた。
 一方、宇宙移住民たちの間には、自分たちの住むコロニー群であるサイドというひとつの単位を国家単位と考えるサイドズムという思想が生まれた。
 これは、人類の歴史の中で、国家が形成される流れをみれば、当然といえば当然の結果ともいえる価値観だった。
 また、地球を人類の発祥の地として、エレズム思想が生まれた。
 この二つの思想が自然と融合され、コントリズムという思想が生まれ、宇宙移民者の間に、急速に浸透していった。
 このコントリズムを提唱したのが、ジオンズムダイクンだった。
 ジオンズムダイクンのコントリズムに賛同するものは、膨大な数となり、単なるコミューンを超えた規模となり、サイド全体に浸透していった。
 そして、サイド3は地球連邦に対して、独立宣言をし、ジオン共和国が樹立された。