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今の政治に物申す 第141回〜150回
呟き尾形の今の政治に物申すは、呟き尾形の雑記帳の政治・経済・国際のカテゴリーをまとめているコンテンツです。
- ・病院のサービス低下させる政策 (2014年6月15日追加)..
- ・風評被害対策(柏崎刈羽原発) (2014年6月15日追加).
- ・内閣改造後の福田内閣閣僚PROFILE&HP一覧 (2014年6月15日追加).
- ・日本の国民が求めるもの (2014年6月15日追加).
- ・総裁選に出る資格(2014年6月15日追加).
- ・小泉構造改革路線は、ご勘弁ください (2014年6月15日追加).
- ・政策ウィング (2014年6月15日追加).
- ・出馬した政治屋さんたちについての呟き (2014年6月15日追加).
- ・総裁選に出馬した政治屋さんの言動 その1 (2014年6月15日追加).
- ・総裁選に出馬した政治屋さんの言動 その2 (2014年6月15日追加).
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「呟き尾形の今の政治に物申す」の目的は、政治はお上の決めること。政治は他人事。国民が何をいっても変わらない、という考えをなんとか変えたいという理念をもって書いています。
特定の組織のための、プロパガンダなどをはじめとした、他意はありません。
ですから、私の意見を読んで、思ったこと、考えたことを下記のサイトで述べていただければさいわいです。民主主義とは、少数の意見も正当性を議論によって検討し、正しければ採用するというイデオロギーです。決して多数決のみのことを指すのではありません。
こうして、インターネットという媒体があり、直接意見を言う窓口を作っているのですから、利用しましょう。
小泉内閣
自由民主党
公明党
民主党
共産党
社民党
第141回
病院のサービス低下させる政策
病院のサービス低下させる政策
こんにちわ。呟き尾形です。
診療報酬「5分ルール」についてですが、まぁ、たしかに、「(短い問診で)サービスを実感できないのに請求だけされる」との不満はよくわかります。
しかし、じゃぁ、不要に長い診察にしたり、余計な治療をさせたり、能力のある医者がてきぱき適切な指示と相談することを評価しないというのは問題ありだと思いますけどね。
もっとも、政府はただ、単純に医療費削減させる口実を探しているだけのようにおもえてなりませんね。
なんにしろ、医療費削減するとしても、薬を使ったり、別にしなくてもいい治療をすれば、5分ルール適用外でしょうから、薬や治療をして医療費が増える可能性はあるとは思います。
また、不要に長い診察をすれば、当然、待たされる患者が増えるわけで、それを管理したり、治療が不効率になるのは目に見えています。
ここは、そもそも、なぜ、外来管理加算というものが存在するのか、目的を明確にしてから、検討しないと、的外れで本末転倒な政策しか出せないでしょうね。
調査はその後だろうし、本来マスメディアは、外来管理加算の目的を記事に書いておくべきなんじゃないかと、下記の記事にクレームも入れてみたりもします(笑)
診療報酬「5分ルール」調査へ
★★★ここから★★★
厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は、医師が患者の問診や指導で「おおむね5分以上」費やさないと外来管理加算(520円)を請求できない診療報酬の「5分ルール」の調査に乗り出すことを決めた。このルールは08年度の診療報酬改定で導入されたが、医療現場で「収入激減を招く」との不満が強まっており、医療機関に与えている影響を調べることにした。
外来管理加算は、傷の手当てなどの「処置」をしないで、患者の問診や指導をした場合に再診料に上乗せする仕組み。傷の処置などの機会が少ない内科医の経営を安定させる側面もあったとされるが、患者側に「(短い問診で)サービスを実感できないのに請求だけされる」との不満もあったことから、厚労省が4月から診察に5分以上かけない場合は報酬をもらえないように改めた。
当初、厚労省は5分ルールの影響について、「外来管理加算を請求できなくなる医療機関は1割」と説明していた。しかし、全国保険医団体連合会(保団連)の調査(6月時点)では2割を超えている。1人5分だと1時間に最多で12人に限定されるため、医師からは「患者の(不当な)総枠規制だ」との批判も噴き出している。
保団連によると、全国約2700医療機関の回答を集計したところ、3月は58.03%の施設で外来管理加算を請求していたのに、5分ルール導入後の4月には45.0%と2割以上減少。医師不足から今年度の診療報酬改定で「手厚い処遇」をしたはずの産科や小児科では3割近く減っていた。青森県保険医協会の調査では、回答した11の公立病院中、8病院が年間1000万円を超える減収を予想しているという。
医療現場では「能力がなく、診察に時間のかかる医師が得をする」などの不満も出ており、中医協も調査せざるを得なくなった。今年度末までに、改定前後で1日当たりの外来管理加算の請求回数がどう変わったかなどを調べ、次期改定に反映させる。【吉田啓志】
★★★ここまで★★★
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第142回
風評被害対策(柏崎刈羽原発)
風評被害対策(柏崎刈羽原発)
「出雲崎の魚はとろけるようにうまい」。
新潟県知事は、2007年7月22日、午前、同県出雲崎町の出雲崎漁港で水揚げされた魚を試食されたときにそういったそうです。
これは、地震で一部施設にトラブルが生じた東京電力柏崎刈羽原発から15キロ程度離れた漁港の風評被害という申告な問題に対する対策と思われます。
新潟県の知事は満面の笑みを浮かべたパフォーマンスとして、魚介類の安全性をアピールしたそうです。
そうしたパフォーマンスの裏側で、知事は、2007年7月18日に、東京電力の勝俣恒久社長の訪問時の謝罪を受け、
「危機管理能力だけでなく、情報伝達に時間がかかっており、強い不安を抱いている」と述べ、これまでの対応を厳しく批判したそうです。
また、知事は「対応が後手に回り、関係ない地域まで放射能に汚染されているとの風評被害が広がって、県全体として大きな被害を受けている」と指摘もしたそうです。
県によると、2007年7月16日の地震発生以降、県内での旅館やホテルのキャンセルは約5万件に上り、県外からの観光客は例年の10分の1以下にとどまっていたそうです。
地震の被害がほとんどなかった佐渡や妙高高原、越後湯沢温泉でも観光客が激減し、原発の被災などによる風評被害が深刻化していることになります。
この風評被害対策として、新潟県中越沖地震による風評被害を一掃しようと、同県の泉田裕彦知事や同県新発田市出身の俳優、三田村邦彦さんらが2007年8月1日、東京・表参道で、同県特産の魚沼産コシヒカリや紙風船を配り、県内の観光地をPRしたそうです。
新潟県知事は、「放射性物質は魚からも検出されていないのに、誤った印象が広がってしまっている。旅館も営業しており、多くの方に足を運んで欲しい」と、安全をアピールしているそうです。
それと同時に、知事、柏崎市長、刈羽村長の連名で同原発の安全確保を求める申し入れ書を手渡したそうです。
さて、地震による風評被害の原因は、マスメディアの地震の報道のあり方にあるのではないかとおもっています。
これは、マスメディアの地震の報道は、その地震で最大級の被害の映像だけを報道しているので、地震があった地域すべてが同じ被害を受けていると視聴者が思い込むような報道の仕方をしています。
もし、マスメディアが事実を伝える責務があるのなら、最大の被害のあった場所と同時に、他の被害の少なかった場所も報道すべきでしょう。
そうしないと、マスメディアは、情報操作していることになります。
つまり、風評被害の原因はマスメディアの災害の報道のありかた、インパクトのある事実だけを流し、そうでないところを強調しないことにあるのだと判断せざるを得ません。
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第143回
内閣改造後の福田内閣閣僚PROFILE&HP一覧
内閣改造後の福田内閣閣僚PROFILE&HP一覧
思い切り、タイミングがずれていますが、歴代の内閣の閣僚一覧のメモというか、覚書ということで、福田改造内閣の、内閣改造後の福田内閣閣僚PROFILE&HP一覧です.
◇総理 福田康夫
生年月日 1936年7月16日 72歳
選挙区 群馬県 4区
政党 自民党
当選回数 6回
http://www.y-fukuda.or.jp/
◇総務 増田寛也(再任)
政歴
* 1995年 岩手県知事初当選(当時全国最年少43歳)
* 1999年 同再選
* 2003年 同三選
* 2007年 四選不出馬。退任。同年8月27日、安倍内閣改造内閣総務大臣に就任。
ホームページ(リニューアル中)
http://www.h-masuda.net/
Wikiぺディアのページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%97%E7%94%B0%E5%AF%9B%E4%B9%9F
◇法務 保岡 興治
1939年5月11日 69歳 おうし座 A型
選挙区 鹿児島県 1区
政党 自民党
初当選年 1976年
当選回数 11回(衆議院11回)
ホームページ
http://www.yasuoka.org/
◇外務 高村正彦
生年月日など 1942年3月15日 66歳 うお座 B型
選挙区 山口県 1区
政党 自民党
初当選年 1980年
当選回数 9回(衆議院9回)
ホームページ
http://www.koumura.net/
◇財務 伊吹 文明
生年月日 1938年1月9日 70歳 やぎ座 A型
選挙区 京都府 1区
政党 自民党
初当選年 1983年
当選回数 8回(衆議院8回)
ホームページ
http://www.ibuki-bunmei.org/
◇文部科学 鈴木 恒夫
生年月日1941年2月10日 67歳 みずがめ座 B型
選挙区 神奈川県 7区
政党 自民党
初当選年 1986年
当選回数 6回(衆議院6回)
ホームページ 見つかりませんでした
◇厚生労働 舛添要一(留任)
生年月日など 1948年11月29日 59歳 いて座 O型
選挙区 比例区
政党 自民党
初当選年 2001年
当選回数 2回(参議院2回)
ホームページ
http://www.masuzoe.gr.jp/
◇農林水産 太田 誠一
生年月日 1945年10月30日 62歳 さそり座 A型
選挙区 福岡県 3区
政党 自民党
初当選年 1980年
当選回数 8回(衆議院8回)
ホームページ
http://otaseiichi.jp/
◇経済産業 二階 俊博
生年月日など 1939年2月17日 69歳 みずがめ座 B型
選挙区 和歌山県 3区
政党 自民党
初当選年 1983年
当選回数 8回(衆議院8回)
ホームページ
http://www.nikai.jp/
◇国土交通 谷垣 禎一
生年月日など 1945年3月7日 63歳 うお座 O型
選挙区 京都府 5区
政党 自民党
初当選年 1983年
当選回数9回(衆議院9回)
ホームページ
http://www.tanigaki-s.net/
◇環境 斉藤 鉄夫
生年月日など 1952年2月5日 56歳 みずがめ座 A型
選挙区 中国ブロック
政党 公明党
初当選年 1993年
当選回数 5回(衆議院5回)
ホームページ
http://www.t-saito.com/
◇防衛 林 芳正
生年月日など 1961年1月19日 47歳 やぎ座 B型
選挙区 山口県
政党 自民党
初当選年 1995年
当選回数 3回(参議院3回)
ホームページ
http://www.yoshimasa.com/
◇官房 町村信孝
生年月日 1944年10月17日 63歳 てんびん座 A型
選挙区 北海道 5区
政党 自民党
初当選年 1983年
当選回数 8回(衆議院8回)
ホームページ
http://www.machimura.net/
◇国家公安 泉信也(再任)
生年月日など 1937年8月1日 70歳 しし座 AB型
選挙区 比例区
政党 自民党
初当選年 1992年
当選回数 3回(参議院3回)
ホームページ
http://www.izumi-shinya.jp/
◇内閣府特命担当大臣
沖縄・北方、科学技術 林 幹雄
生年月日など 1947年1月3日 61歳 やぎ座 A型
選挙区 1947年1月3日 61歳 やぎ座 A型
政党 自民党
初当選年 1993年
当選回数 5回(衆議院5回)
ホームページ
http://park19.wakwak.com/~motoo/
◇内閣府特命担当大臣
金融、行革 茂木 敏充
生年月日など 1955年10月7日 52歳 てんびん座 O型
選挙区 栃木県 5区
政党 自民党
初当選年 1993年
当選回数 5回(衆議院5回)
ホームページ
http://www.motegi.gr.jp/
◇内閣府特命担当大臣
経済財政 与謝野 馨(
生年月日 1938年8月22日 69歳 しし座 B型
選挙区 東京都 1区
政党 自民党
初当選年 1976年
当選回数 9回(衆議院9回)
ホームページ
http://www.yosano.gr.jp/
◇内閣府特命担当大臣
科学技術政策/食品安全 野田 聖子
生年月日など 1960年9月3日 47歳 おとめ座 A型
選挙区 岐阜県 1区 [ 選挙区詳細 ]
政党 自民党
初当選年 1993年
当選回数 5回(衆議院5回)
ホームページ
http://www.noda-seiko.gr.jp/
◇内閣府特命担当大臣
少子化、男女共同参画 中山 恭子
生年月日など 1940年1月26日 68歳 みずがめ座
選挙区 比例区
政党 自民党
初当選年 2007年
当選回数 1回(参議院1回)
ホームページ
http://nakayamakyoko.net/
※休止中
改造内閣 新任13閣僚が認証式
★★★ここから★★★
内閣改造から一夜明けた2日午前、新任の13閣僚が皇居での認証式に臨み、福田改造内閣が正式に発足した。同日昼には首相官邸で初閣議が開かれた。福田康夫首相は5日に副大臣、6日には政務官をそれぞれ決め、改造内閣の布陣を整える。
閣議前の定例の写真撮影では、自民党四役から入閣した伊吹文明財務相と谷垣禎一国土交通相が首相の両隣に着席。閣議では国民生活重視の政策を一層進めるとの談話を決定した。
認証式に先立ち、新閣僚は官邸で顔合わせを行った。首相補佐官から抜てきされた中山恭子拉致問題担当相は記者団に「(少子化対策など)拉致問題以外も担当することになり、強い責任を感じている。拉致被害者を帰国させるために何を始めればいいかを考えながら、一晩過ごした」と語った。
★★★ここまで★★★
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第144回
日本の国民が求めるもの
日本の国民が求めるもの
※この記事は
呟き尾形の今の政治に物申す。blog版
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o
で9月3日に書いた書いた記事のバックナンバーです。
そのため、最新の話題というわけでもなく、記事の中の情報にタイムラグがあります。
日本の国民が求めるもの
こんにちわ。呟き尾形です。
福田総理の突然の辞任。
正直、おどろきました。
福田首相の辞任は無責任という印象は確かにあるものの、政略的にみると、非常に合理的なタイミングなのは、報道を見れば一目瞭然です。
なにが合理的なタイミングかといえば、
とりあえず、洞爺湖サミット、北京オリンピックなど大きなイベントも終わったあとである。
臨時国会の開催前で、比較的政治的な空白があってもよさそうなタイミングである。
これから予想される解散総選挙に対して、政策面のアピールも期待できる。
民主党の総裁選と時期が重なることで、自民党と民主党の違いがアピールできる。
などなどです。
それを
「安倍政権に続いてまた投げ出しか」
「安倍首相に続く政権の放り出し。自公政権が国民に対して責任を持てないことを自ら証明した」
「政策も国会日程も全部公明党に支配されていることに行き詰まりを感じたのではないか」
といったようなコメントをするようでは、現実を客観的に認識できないか、痛い一手に言葉をうしなって、それこそ無責任に論点をずらしているということになってしまいます。
民主党は、責任を取るとき、いっつも辞任を要求しているんですけど、辞任すると無責任というのは、ダブルススタンダードです。
現在の多くの国民は、政治的対立なんて、冥王星でやって、とにかく希望の持てない現状をなんとかしてくれ。
というのが本音でしょう。
つまり、日本の国民が求めているのは、現状の五里霧中の状態から脱却するべき進むべき新しい道です。
そして、もっとも避けるべきは、思考や行動などが型にはまり、新鮮さや独創性がなくなること、つまりマンネリです。
新しいリーダーを選び出せないマンネリ民主党に対して、これから激しい総裁選を繰り広げれば、政党内での活発な議論と活発な政党として、マンネリ脱却の強いインパクトが与えられます。
政党内で活発な議論をする政党なら、これからの問題も活発に議論してくれるであろうと言う期待も抱かせるわけですし、日本の国民が求めているのは、現状の五里霧中の状態から脱却するべき進むべき新しい道、つまり、「将来の光明」です。
さらに、これから予想される解散総選挙に対して、政策面のアピールも期待できます。
民主党は、これからマニフェスト作りになりそうなので、後手、後手に回らざるを得ないでしょう。
これに対して民主党がどんな一手をうつのか気になるところです。
コレまでどおり、内容の無い非難だけでは、やっぱりマンネリ民主党だと、主権者たる国民にあきれられるだけでしょうから。
主権者は、国民は自民党であろうが、民主党であろうが、現状のマンネリから脱却させる、「将来の光明」をもたらす政党を支持するはずです。
★★★ここから★★★
<首相退陣表明>民主、「麻生氏後任」に恐れも
(毎日新聞 - 09月01日 22:41)
福田康夫首相が1日、昨年9月の就任から1年もたたないうちに退陣表明したことに、民主党幹部は「安倍政権に続いてまた投げ出しか」と批判を高め、早期の解散総選挙を求め攻勢を強める強気の姿勢を示した。しかし党内事情からいえば、後任首相が有力な麻生太郎幹事長を相手に総選挙へ臨むことに恐れがあるのが実情だ。「福田さんで総選挙をやってほしかった」(幹部)の本音も漏れる。
「総辞職しかありません」「何でだ?」。小沢一郎代表は1日夜、福田首相の緊急会見を知らせる党幹部の電話に、驚きを隠さなかった。小沢氏が党代表選(8日告示、21日投開票)への立候補を正式表明したばかりのタイミングでの退陣表明に、「小沢氏の無投票3選に終わりそうな民主党への嫌がらせでは」(中堅)との憶測も流れた。
菅直人代表代行は1日夜、都内で記者団に「安倍首相に続く政権の放り出し。自公政権が国民に対して責任を持てないことを自ら証明した」と指摘した。鳩山由紀夫幹事長も党本部で記者団に「政策も国会日程も全部公明党に支配されていることに行き詰まりを感じたのではないか」と述べ、「今からでも解散総選挙に入ってもらいたい」と強調した。
山岡賢次国対委員長はBS11デジタルの番組「インサイドアウト」で「これではるかに攻めやすくなった」と強気の姿勢をみせた。
しかし、こうした表面上の反応とは裏腹に党内では、内閣支持率が長期低落傾向の福田首相が相手ならともかく、「麻生太郎幹事長が後任首相になれば、自民党のイメージが明るくなり、現在の民主党優勢の世論にも影響する」と受け止める向きが大勢だ。8月1日に「福田首相・麻生幹事長」体制が発足し、「禅譲密約説」が流れ出したころから、このような警戒感が強まっていた。
福田首相の退陣表明を受け、ある幹部は「福田さんは早晩辞めるのではないかと思ってはいたが、予想が当たっても、うれしくない」とぼやいた。
小沢氏は自民党総裁選など与党側の出方を見て、次期衆院選の第1次公認候補決定や、マニフェスト策定作業など、総選挙態勢の準備を加速させる。緊急の課題は次期衆院選マニフェストだ。小沢氏はこれまで自らの代表選と関連づけられることを嫌い、実質的な作業はほとんど進めてこなかったためだ。1日の会見で小沢氏が述べた「21日以降の政権構想とりまとめの作業」を前倒しで進める必要が出てきそうだ。【上野央絵】
★★★ここまで★★★
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第145回
総裁選に出る資格
総裁選に出る資格
※この記事は
呟き尾形の今の政治に物申す。blog版
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o
で2008年9月8日に書いた書いた記事のバックナンバーです。
そのため、最新の話題というわけでもなく、記事の中の情報にタイムラグがあります。
総裁選に出る資格
こんにちわ。呟き尾形です。
>「緊急経済対策を含めて首相と話をしてきた。(後継総裁を)
>受ける資格はあるかなというところだ」
この麻生氏の言葉がどうも気にかかってしまいました。
いえ、麻生氏の意図というよりも、「総裁選を受ける資格」というものが一体何であるかと言うことです。
与党の総裁になるということは、日本においては、日本の宰相になるということです。
それを選ぶ総裁選に出る資格とは一体何なのか?
おそらく、
>「福田首相がやりたくてもやれなかったこと、(これから)
>やらねばならないことを実行していきたい」
これを明確に自覚し、それを国民に伝えていく覚悟なんじゃないかとは思っています。
福田内閣の基本方針といえば、
野党との誠実な協議・協調
政治とカネの問題の根絶
年金記録漏れ問題の着実な解決
格差問題に対する具体的対応の実践
攻めの農政
地球温暖化問題
海上自衛隊による給油活動の継続
アジア外交
北朝鮮問題
「自立と共生」「希望と安心の国」
といったところです。
これをそのまま引き継ぐかどうかはわかりませんが、たしかに、どれも解決すべきことばかりです。
おそらくは、総裁選で麻生氏なりの「やらねばならないこと」が明らかになるとはおもいますが、こうしたものを明確にしていき、それを主権者たる国民に伝えていくことになる(なってほしい?)のだとは思っています。
実際、総裁選では複数の出馬表明が出ています。
今後、総裁選に出馬する候補がどんなことを私たちに伝えてくれるのか、そして、その資格があるのか、主権者としてしっかり見据えたいと思います。
★★★ここから★★★
<自民総裁選>麻生氏が立候補表明 小池氏も意欲
(毎日新聞 - 09月02日 13:11)
自民党の麻生太郎幹事長は2日午前、福田康夫首相の退陣表明を受けた党役員会後の記者会見で「福田首相がやりたくてもやれなかったこと、(これから)やらねばならないことを実行していきたい」と述べ、党総裁選に立候補する考えを表明した。01年の総裁選から4回目の挑戦になる。小池百合子元防衛相も2日朝、出馬に意欲を示し、準備を始めた。総裁選日程は「22日投開票」を軸に調整が進む見通しだ。
◇「22日投開票」軸に調整
麻生氏は会見で「緊急経済対策を含めて首相と話をしてきた。(後継総裁を)受ける資格はあるかなというところだ」と述べた。小泉改革以来の歳出削減路線を転換し、大幅な財政出動で内需拡大を図る経済政策を中心に政権公約を練る方針だ。
これに対し、経済財政政策を巡って麻生氏と対立する中川秀直元幹事長に近い小池氏は2日朝、東京都内の自宅前で記者団から総裁選出馬の考えを聞かれ、「(福田首相の退陣は)日本の危機そのもの。危機感をみんなと共有していきたいと思う」と語り、意欲を示した。
福田首相(自民党総裁)は2日午前の自民党役員会で「ご迷惑をおかけするが、ご理解いただきたい。臨時国会では新しい総裁の下、反転攻勢をかけてほしい」とあいさつ。党総務会では「民主党の対応によっては、衆院の解散にならざるを得ない。私が辞めることで局面を変えるしかない」と語った。
首相は総裁選の日程などについて早急な調整を指示し、役員会は臼井日出男・総裁選管理委員長に一任した。21日が民主党代表選、23日が公明党大会と重なるため、22日投開票が有力になっている。実施方法は前回同様、党所属国会議員と都道府県代表による投票になるとみられる。
総裁選を巡っては麻生、小池両氏の他に谷垣禎一国土交通相、石原伸晃元政調会長、野田聖子消費者行政担当相なども立候補が取りざたされており、行方は混とんとしている。
このうち谷垣氏は2日午前、東京都内の自宅前で、「今はそういうことは考えていない」と慎重な姿勢を崩さなかった。
野田氏は閣議後の会見で「仲間や先輩議員の意見を聞き、判断する。今は全く白紙」と述べた。
また、与謝野馨経済財政担当相は、閣議後の会見で「総裁選出馬は一度も考えたことはない」と可能性を否定した。
自民党内最大派閥、町村派の代表世話人を務める中川元幹事長は、国会近くの衆院赤坂議員宿舎で記者団に「安倍、福田と2代続けて(同派出身者が)こういうことになっているので、派閥が前面に出るのはよくない。とにかく静観だ」と述べた。ただ「小泉改革の継承者を出さないといけない」とも述べ、派閥横断で小池氏らを擁立する考えを示唆した。【犬飼直幸】
★★★ここまで★★★
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第146回
小泉構造改革路線は、ご勘弁ください
小泉構造改革路線は、ご勘弁ください
※この記事は
呟き尾形の今の政治に物申す。blog版
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o
で2008年9月9日に書いた書いた記事のバックナンバーです。
そのため、最新の話題というわけでもなく、記事の中の情報にタイムラグがあります。
小泉構造改革路線は、ご勘弁ください。
こんにちわ。呟き尾形です。
総裁選にむけて、どんどん動きがでています。
小池氏は、9月3日時点では、
>「いろいろ皆さんと連絡を取り合っているが、野球は一人ではできな
>い」と語った。総裁選出馬に必要な20人の推薦人確保を探っている
>と示唆した。
とのべたそうですが、9月8日に、総裁選への立候補を正式に表明しました。
石原氏も、出馬に意欲をしめし、
>「小泉構造改革路線を、しっかり進めなければいけない」
とのこと。
小泉構造改革路線は、ご勘弁ください。
小泉政権のときの昔の足かせにこだわって、現在の問題が拡大しそうです。
ちなみに、一昨年の総裁選、つまり、麻生氏、安倍氏、谷垣氏では、小泉路線つまり、行政改革は否定ないし、一段落したという結論が、2年前にでているのに・・・。
とりあえず、問題となる壁はぶち壊した。
あとは、残りの荒野を開拓だってところなんでしょうけどね。
正直、行政改革している間に、日本はどんどん経済力が失われていきます。
昔みたいに、非グローバル化していれば、行政改革続行もありでしょうが、お金はバシバシ流れていくザルな経済になりつつあります。
たとえば、物価ばかり高騰して、なぜか給料が上がらない現状。
いわゆる悪循環のインフレなのに、経済を軽視して行政改革というのは、本末転倒なんですよね。
それに、小泉路線の行政改革って、VS公務員と言ってもいいくらいだから、庶民は無視も同然というか、庶民に負担をかける政策ばっかり。
お金持ちはさらにお金持ちになるけど、そうでなければ、労働力が搾取されるっていう構造です。
また、規制緩和は、現在の格差を広げ、少々いいがかりじみているかもしれませんが、企業が起こす、偽装事件や大事故は規制緩和がトリガーになっています。
偽装は、規制によって守られていた部分が緩和されたことにより、なんでもありという情況を作り出しました。
また、厳しい経営状況を作り出し、その負担が末端の労働者にかけられることになり、信じられないようなミス、および、本来その能力がない人材が登用されることで、プロからみれば信じられないようなミスを誘発する仕組みをつくるわけです。
この仕組みにより、経済的なロスが生じ、規制緩和は一時的なカンフル剤になっても重大な後遺症を残す結果になるわけです。
その分野のプロと現場の意見を取り入れた上で規制緩和をするなら問題ありませんが、これまでの規制緩和は、政治のプロであっても、その分野の素人が素人目で無駄と思えるところを緩和してきました。
おそらく、そのことを自覚している政治屋さんや官僚は皆無でしょうから、規制緩和路線はこのまま格差問題と不景気を深刻化させることになるという、深刻な問題もあります。
そんな行政改革を推進しても、主権者の望むものにはなりません。
どういうことかといえば、政府の財政のための行政改革であって、国民の為の行政改革でないというのは、現状を見れば明らかです。
それを継続とは、正直、閉口です。
あ、もちろん、小泉路線はあの当時は必要だったと思うんですよ。なんにもやらなければ、もっと酷くなっているとおもいますもん。
でも、それが終わっても継続というのは、過去の栄光にすがり付いているだけという印象があるんですよね。
で、石原氏の上記の言葉だけ聞くと、仮に総理になったとして、現実よりも、原理原則を重視する、原理主義ってところで、日本の経済を後退させる様な政策をとりそうですね。
で、「麻生氏は政策を出していないが、財政規模をただ膨らませることには反対だ。ボリューム(分量)さえあればいいとは思わない」
と述べられたそうですが、たしかに、無意味に財政規模を膨らませるのはいけませんね。
とはいいつつも、麻生氏がただ財政規模を膨らませるだけということをするほど、凡庸な考えの人物で、麻生氏に期待されているのか、石原氏の洞察力と現実を分析する能力の欠落が伺えます。
で、石原氏、どうも、まじめな性格なのか、原理原則や決まりごとにはうるさいけれど、反面論理と現実が対立するとき、論理を重視するタイプのように感じます。
どうも、個人的な予測ですが、石原氏が総裁選にでるとして、麻生氏について批判する場合は、きちんと事実関係を把握せず、印象で話すと足元すくわれて、メッキがはがれるので、注意が必要かなと思います。
特に、麻生氏が主張していないことを、さも主張しているような詭弁は厳禁です。
小池氏は、そのあたりのミスはすくなさそうな印象がありますね。
あの女の人、したたかですもん。
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<自民総裁選>石原伸晃氏も出馬意欲 町村派は自主投票へ
(毎日新聞 - 09月03日 12:11)
自民党は3日、臨時の党役員会・役員連絡会合同会議と総務会で、福田康夫首相の後継(党総裁)を選ぶ総裁選を10日告示・22日投開票を正式に決めた。既に立候補を表明した麻生太郎幹事長の対立候補としては、小池百合子元防衛相のほか、石原伸晃元政調会長が出馬に意欲を示している。党内では派閥領袖らが会談するなど駆け引きが活発化している。
同党は3日、党大会に代わる両院議員総会を22日午後2時から党本部で開き、新総裁を選出すると決めた。11日午後に党本部で立会演説会を開き、12〜21日に全国数カ所で街頭演説会を開く。
臨時総務会後の記者会見で笹川尭総務会長は、都道府県に各3票ずつ割り振ることについて「都市と地方の党員の1票の格差があるのではという意見が出た」と紹介したが、「今回は変更しないと確認した」と述べた。
小池氏は3日朝、東京都内の自宅前で、総裁選出馬を記者団に問われ、「いろいろ皆さんと連絡を取り合っているが、野球は一人ではできない」と語った。総裁選出馬に必要な20人の推薦人確保を探っていると示唆した。
石原氏は同日朝、東京・JR荻窪駅前で街頭演説し「小泉構造改革路線を、しっかり進めなければいけない」と訴え、小泉改革に批判的な麻生氏との路線の違いを際立たせた。
その後、麻生氏の経済財政政策に関して記者団に「麻生氏は政策を出していないが、財政規模をただ膨らませることには反対だ。ボリューム(分量)さえあればいいとは思わない」と述べた。
石原氏は周辺に「福田首相の突然の辞任で、都市部では逆に総裁選への期待が高まっている。自分に対する反応もいい」と語ったという。
麻生氏の対立候補の擁立を目指す中川秀直元幹事長は2日夜、同じ町村派の森喜朗元首相、安倍晋三前首相、町村信孝官房長官らと東京都内のホテルで総裁選への対応を協議。同派出身の福田首相、安倍前首相と続けて政権を投げ出した経緯を踏まえ「党に迷惑をかけた。自重しないといけない」との意見で一致した。
これを受け町村長官は3日午前の記者会見で「党内グループ単位で候補者を決めることはしないのではないか。また、その方が望ましい」との認識を示した。同派は4日に会合を開き、自主投票とすることを決める方針。党内最大派閥が自主投票となることで、他派閥の動きにも影響を与えるとみられる。
古賀派会長の古賀誠選対委員長、山崎派会長の山崎拓前副総裁、加藤紘一元幹事長が3日午後、東京都内で会合を開くなど派閥間の動向の探り合いも本格化している。【川上克己】
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第147回
政策ウィング
政策ウィング
※この記事は
呟き尾形の今の政治に物申す。blog版
http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o
で2008年9月9日に書いた書いた記事のバックナンバーです。
そのため、最新の話題というわけでもなく、記事の中の情報にタイムラグがあります。
政策ウィング
自民総裁選。出馬する政治屋さんが5人に固まりました。
与謝野氏は、出馬表明するときは、「今の総裁選の情勢ではちょっと寂しい。世界の情勢や日本の現状、国会情勢なども考えて、しっかりした発言をする選挙戦にしないといけない」と述べたそうです。
まさに正論だと思います。
総裁選は、政党のリーダーを決めるためのもので、これからどんな方針なのか総裁選で意見をぶつけ合うのは、政党が活性化する意味でとてもいいことだというようなことを言ったのは、民主党代表の小沢氏だったかと思いますが、おっしゃるとおりだと思います。
それに異なる意見をぶつけ合うことで、お互いの掲げる政策が練磨されるわけですから、与謝野氏のこの発言はとても正しいと思います。
石原氏も、「麻生氏1人では政策論争ができない。私は麻生氏とはウイング(政策の方向性)が逆だ。そういう立場でものを言う機会を作らないといけない」とのべているので、そうした意味では、意見が一致しているのだとは思います。
総裁選での対立は、生き死にの決闘のようなものではなく、政党の舵取りの大まかな方向を決めるという意味合いがあるんでしょうね。
実際、意見を聞いてみないとわかりませんが、麻生氏のウィングは経済、石原氏のウィングは財政再建ってところでしょうかね。
これは、麻生氏の「地方で感じるのは景気後退だ。財政再建も大事だが、景気をどうにかしなければいけない。ばらまきというのは当たらない」という意見にあるのだと思います。
ところで、小池氏ですが、「税金の使い道に無駄があるとして、国民の信頼が薄れている。行政改革と政治改革はセットだ」とのこと。
ウィングとしては、財政再建で、石原氏とおんなじってところでしょうか。
個人的に疑問なのが、財政再建ウィングの目的って何で、誰のためなんでしょうね。
せっせと財政再建したとして、景気後退させて、気がつけば経済力がた落ちの日本というのは、今の日本に適切な政策だとは思えないのですが・・・。
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★★★ここから★★★
石原伸氏が出馬に意欲、与謝野氏は推薦人確保…自民総裁選
(読売新聞 - 09月04日 11:36)
福田首相の後継を選ぶ自民党総裁選(10日告示、22日投開票)で、石原伸晃・元政調会長(山崎派)は4日午前、東京都内で記者団に対し、立候補を前向きに検討する考えを表明した。
一方、与謝野経済財政相(無派閥)は同日昼、都内で中曽根元首相と会談し、出馬の意向を伝えた。既に立候補を表明している麻生幹事長(麻生派)への対立候補をめぐっては、小池百合子・元防衛相(町村派)の擁立を目指すグループも、推薦人集めを加速させている。
石原氏は4日朝、地元・東京都杉並区での街頭演説で、「不退転の覚悟を持って、仲間と相談し、取り組みたい」と表明した。この後、記者団に、「麻生氏1人では政策論争ができない。私は麻生氏とはウイング(政策の方向性)が逆だ。そういう立場でものを言う機会を作らないといけない」と語り、構造改革推進の立場から論争を挑む考えを示した。立候補には国会議員20人の推薦人が必要で、石原氏は「5人ぐらい超えなければいけない壁がある」と述べた。山崎派幹部や、石原氏支持の中堅・若手議員と協議し、最終判断する。
与謝野氏は、かつて秘書として仕えた中曽根元首相の事務所を訪ね、「今の総裁選の情勢ではちょっと寂しい。世界の情勢や日本の現状、国会情勢なども考えて、しっかりした発言をする選挙戦にしないといけない」と述べ、推薦人を20人確保したと伝えた。会談後、「出馬の意向を伝えたか」との記者団の質問に、「もちろん」と答えた。中曽根氏は記者団に、「(与謝野氏は)インテリで万能の力を持っている。『かなりの票が取れるよ。しっかり頑張りなさい』と激励した」と語った。
与謝野氏は出馬に向け、公約作りに着手した。園田博之政調会長代理ら財政再建派が推している。
麻生氏は4日朝、都内のホテルで開かれた自民党議員と財界人による「交流会」の朝食会に出席し、「地方で感じるのは景気後退だ。財政再建も大事だが、景気をどうにかしなければいけない。ばらまきというのは当たらない」と述べた。
小池氏は4日午前、党本部で記者団に、「環境を整えつつある」と、改めて立候補に意欲を示した。また、「税金の使い道に無駄があるとして、国民の信頼が薄れている。行政改革と政治改革はセットだ」と強調した。小池氏を推す議員は無派閥議員らへの働きかけを強めている。
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第148回
出馬した政治屋さんたちについての呟き
出馬した政治屋さんたちについての呟き
※この記事は
呟き尾形の今の政治に物申す。blog版
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で2008年9月11日に書いた書いた記事のバックナンバーです。
そのため、最新の話題というわけでもなく、記事の中の情報にタイムラグがあります。
出馬した政治屋さんたちについての呟き
こんにちわ。呟き尾形です。
さて、自民総裁選の立候補者も決まりました。
麻生氏は、
>「日本の底力−強くて明るい日本をつくる」
と述べたそうですが、おそらくは、これが国民がもっとも求める政策方針だと思います。
麻生氏は記者会見し「私に課せられた使命は大きい。国内の景気回復、国民の不安一掃を総裁選で訴えなければならない。その実現に指導力を発揮したい」と立候補を正式表明したですが、日本の経済は全治3年というキャッチフレーズ(?)で、今後3年間で減税などの景気対策を集中的に進めることを柱とした政権構想を8日に発表するそうですが、所得税・住民税の定額減税というのも多くの国民に受け入れられるでしょう。
小泉政権からの負の遺産、恒久的なはずの定率減税が、廃止になり、結果的な増税を国民におこなったということを改善する政策になるわけです。
これに加えて、設備投資減税というのは、国内の内需拡大、すなわち国内の景気回復に役立つ可能性があります。
これは、現在の景気停滞感の原因は、国内の内需の伴わないインフレが原因であるからだといえるでしょう。
政府が直接的に補助金を出すよりも、減税する方がお金も少なく、政府も仕事を増やすことなく政策が実行できるというメリットがあります。
ただし、減税がつづけば、現在、政府が目標としていた、11年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を黒字化と矛盾しますが、麻生氏は、この政府方針を事実上凍結することで矛盾を解消させています。
実際、政府が基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を黒字化すること自体、あまり意味がありません。
なぜなら、政府の目的は営利目的よりも国民が心身ともに、豊かになるなど幸福になるための奉仕活動です。
基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を黒字化にこだわり、本来の国民の幸福を忘れてしまうのでは本末転倒というものです。
年金改革については「安定的な財源を確保する」と記すにとどめたそうですが、個人的には、麻生氏が基礎年金の財源をすべて税金でまかなう「全額税方式化」に賛成です。
「全額税方式化」は、年金の財源を消費税に当てるわけで、これは、消費税率を引き上げるわけです。
しかし、そのかわり、年金の保険料の支払いがなくなるわけですから、単純な増税というわけではないからです。
おそらくは、年金の保険料を回収する手間も省けるし、そもそも社会保険庁もいらなくなって一挙両得のような気はします。
で、伊吹派(28人)は役員会で、麻生氏支持を決めたそうで、麻生氏はじっくり総裁選の票固めが進んでいるようです。
さて、石原氏は、党内最大派閥の町村派(88人)で最高顧問を務める森喜朗元首相と東京都内で会談したそうです。
そこで、石原氏が、森氏に「自民党のため、日本のため出馬する決心をした」と立候補の意思を伝えたそうですが、町村派としては自主投票の方針のようで派閥をバックにつけたというよりも、とりあえず、小泉政権時代の人脈で森氏にたよったというところでしょうか。
ところで、石原氏が所属する山崎派は、山崎拓会長が野田毅元自治相ら幹部と会談し、派として自主投票とする意向を固めたそうで、石原氏は派閥の票が望めるかどうかは、石原氏しだいというところのようです。
小池氏は、5日午前、羽田空港で記者団に「昨日は青空が見えていたが、(推薦人の)切り崩しにもあい、お天気は日々変わりつつある」といってましたね。
なんというか、この小池氏、個人的に二枚舌と言うか口からでまかせをいうような癖があるように思えてなりません。
リーダーに必要なのは、一貫性ですが、小池氏にはこの手の一貫性は全くありません。
これまでのしたたかな動向をみていると、言葉通りとれないのは、日ごろの行いと言うものですね。
まぁ、今となっては推薦人は集められたから立候補できたわけですけど・・・。
さて、総裁選立候補の出馬を目指すひとはドンドンでてきているようで、
棚橋氏が、都内で記者団に「次時代に責任を持てるのは30代、40代の政治家。自民党の世代を変えるため仲間と頑張りたい」と、出馬を目指す考えを表明していましたね。
また、中堅・若手の勉強会「プロジェクト日本復活」でもメンバーの山本一太副外相の擁立論が出ていましたね。
山本氏は、「日本の未来を作るためのマニフェストを掲げて出馬を目指す。議員定数削減を必ず行う」と述べ、副外相を辞任して立候補を目指す考えを明らかにしましたね。
でも、結局推薦人が集まりませんでしたね。
単なる人脈不足なのか、経験不足なのか、はたまた、日本の総裁になるためのヴィジョンが曖昧すぎたのかは、当事者が考えることでしょうが、いわゆる若手ということは、未来の日本を書ってたつ政治屋さんになる可能性はあるので、是非、反省していただければとは思います。
で、正直驚いたのは、石破氏です。
石破氏本人は、5日午後、党本部で記者会見し、記者団に「(推薦人)20人が集まれば、私は逃げない」と語ったそうで、総裁選に立候補する意向を表明していました。
そして、石破氏は、「第1に日本国がいかにあるべきか、明確な指針を示し、国民に問いたい」と述べ、テロとの戦いへの関わり方、北朝鮮にどのように臨むか、中国との共存など安全保障面での政策を問いかけていきたいといったそうです。
また、それに加え、「地方の悲鳴に近い痛みを自民党が分かっていることを示したい」と述べ、構造改革によって痛みを受けている地方やワーキング・プアに対し、新しい日本を作るメッセージを出していきたいとの決意を語り、安全保障や農業政策を訴えていく考えを明らかにしたそうですが、安全保障は専門家でも、農業政策については石破氏から農業政策の話しが聞けるなんて二重に驚きです。
石破氏は、農業について知っているのかなぁ・・・。
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第149回
総裁選に出馬した政治屋さんの言動 その1
総裁選に出馬した政治屋さんの言動 その1
※この記事は
呟き尾形の今の政治に物申す。blog版
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で2008年9月13日に書いた書いた記事のバックナンバーです。
そのため、最新の話題というわけでもなく、記事の中の情報にタイムラグがあります。
総裁選に出馬した政治屋さんの言動
●麻生氏
麻生氏は、「地方を回ると瀕死(ひんし)の状態で、輸血が必要だ。上げ潮だというが、今は引き潮の状態だ。ある程度景気を刺激する必要がある」とのべ景気回復路線を強調したようです。
とりあえず、景気回復路線と対立する構造改革路線については、「景気が悪いときに『まずは体質の改善を』と言われても間に合わない」と述べ、自ら掲げる景気対策重視の正当性を強調しました。
正論かと思います。
また、麻生氏は、「世界で先端を行く活力ある高齢化社会を目指したい」と語り、意欲ある高齢者が働ける環境づくりを政権構想の柱に据える考えを示したそうです。
具体策としては、厚生年金の積立金を高齢者雇用に活用というもので、「5年間で厚生年金から約2兆円を払う代わりに、企業に正規で雇ってもらう。高齢者は収入があるから、もらう側から税金を払う側になる」といったものだそうです。
こんな風に、政策を出しても、一部のマスコミは、派閥横断的な支持を期待して、「消費税率10%」など持論の多くを封印する予定だ。「政策論争を通じた開かれた総裁選」という大義は、選挙戦前からかすんでいるという的外れな記事がたまにあります。
まぁ、情報収集能力の欠落か、麻生不支持にしたいという一部(大部分?)の意図がありますね。
ちなみに、この消費税10%アップは、基礎年金の財源に税金をあてる「全額税方式」の導入と、そのための消費税率引き上げです。
つまり、消費税率を上げる代わりに、年金保険料はとらないよという政策です。
そんなに悪い政策だとは思いませんけどね。
個人的には賛成です。
もっとも、消費税率アップというのは、印象が悪いのは確かですし、あくまで麻生氏の持論です。
麻生氏は、「党内で同意されない政策は意味がない」、あるいは、「正しいことを考え実行する」という、個人の持論にこだわることなく、民主主義の理念にそった発言をしているようですね。
さて、菅義偉選挙対策副委員長(古賀派)ら各派の中堅・若手議員らは、派閥横断で勝手連的な支援組織を作ることを決めたそうです。
また、町村派の安倍前首相も派内の若手議員に電話し、「私は麻生氏を支持する」と伝えたそうです。
同派最高顧問の森氏も麻生氏を支援する考えと見られているそうで総裁選の地盤固めも進められているようです。
●小池氏
小池氏は、出馬前に、「切り崩しなどにあったりして、天気は日々変わりつつある」と表情を曇らせ、午後には「出たり入ったり」等と延べ、小池氏は、推薦人の切り崩しを警戒しているそうですが、翌日には、「勢いを感じるようになった。一人ひとりが覚悟を決めてやっていただける状況が固まりつつある」と自信を示したそうで、まさに、風見鶏的な印象が残ります。
また、小池氏は、「政策の違いは明確に出せる」と述べたそうですので、政策を出してもらうのを楽しみにしています。
ちなみに、小池氏は、農業政策について、「農業を成長産業と位置づける。食料自給率を50%に引き上げる」と述べたそうですが、それは現在の政策そのものですよ。
●石原氏
実は、あんまり小池氏と変わりない感じがしました。
●石破氏
石破氏は、「防衛・安全保障が正面から語られなくていいのか。世界のために何もしない日本で生きていけるのか」と述べ、安保政策を中心に論戦を挑む考えを表明したそうです。まさに、防衛・安全保障の専門家的な発言ですが、私はそれ以上に内政に興味があります。
防衛・安全保障だけでは困ります。
今回の総裁選の特徴として、5人以上の候補者による混戦以外にも麻生幹事長を除くと派閥の全面支援を受ける候補者はいないというものがあります。
さらに、すべての都道府県連も予備選をするそうですし、派閥や団体の思惑よりも関係者個人の投票というのが特徴的です。
こうなると、派閥を超えた政権与党による政策による総裁選であるといえるのでしょうが、そんな中石破氏は、「これだけの派閥なのに候補者がいないのは恥ずかしい。他派閥の草刈り場になってしまう」と述べたそうです。
ちょっと器の小さいと発言のように聞こえてしまいます。
まぁ、そんな器の小さい発言に、中堅・若手議員に突き上げられた形の同派会長の津島雄二・税調会長はこの後、記者団に「石破氏がしっかりした推薦人を集めて出馬することがあれば、これは歓迎する」と語ったそうで、派閥自体の政治的なスケールが小さそうな気がします。
もっとも、笹川氏は「自由に出ればいい。派としては全く推さない」と不満を隠さず、別の幹部は「我々に全く相談がなかった。これは若手のクーデターだ」ということで、石破氏の勇み足で進んで自分の都合で派閥に頼るのはどうもご都合主義的なところが見え隠れしています。
また、青木氏は「もっと早く『出る』と言ってくれれば応援したのにね」と冷ややかだったそうです。
●与謝野氏
与謝野氏は、「財政や税制、年金医療、福祉政策について議論しないといけない。格差の問題や、今まで放置されてきた市場原理主義の問題もとりあげたい」と語ったそうで、確かに議論すべきものであると思います。
個人的には総裁選に出馬される方には、最低限そうしたことはどうするのか意見は聞きたいとおもっています。
さて、総裁選の票集めにおいて、与謝野氏は、森元首相や山崎拓・前副総裁を訪ねて協力を要請しているようですが、津島派など他派閥からの支持を期待していたそうです。
しかし、石破氏の出馬により、「石破氏が出馬すれば、推薦人に名を連ねる予定だった津島派議員も奪われかねない」との声が上がっており、石破氏と票の奪い合いという構造ができているようです。
で、与謝野氏は、「それぞれ持ち味があるから、いろんな議論を国民の前に展開できるのではないか」とのべ、今回の総裁選の多数の出馬による政策論争を期待しているようですね。
これこそ、民主主義国家の政治屋さんのあり方かと思います。
個人的には、小池氏、石原氏、石破氏にそうした余裕が見当たりません。
●谷垣氏
ところで、谷垣氏ですが、記者会見で立候補しない考えを明らかにしたそうです。
今回の総裁選は、派閥は、自主投票、都道府県連もすべ予備選をするそうで、派閥のバックがないと自信がないのか、勝算のない選挙はしない合理主義のどちらかかと思います。
●おまけ 民主党
民主党の輿石東参院議員会長が、自民党総裁選への出馬表明が相次ぎ、乱立模様となっていることについて「(候補者が)6人か7人になるようだ。お祭り騒ぎだ」と述べたそうですが、代表候補が一人しかでない、あるいは下手に出馬したら分裂しかねない政党の嫉妬かやっかみにきこえてしまいます。
ついでに、民主党の鳩山由紀夫幹事長は、自民党のこうした状況を「政策の中身が聞こえてこない。顔だけが見えている」と批判していますが、ついに日本語が理解できなくなっているのでしょう。
ちなみに、去年の参院選のマニフェスト、すんごい解りづらかったですが、読解力と、解りやすい表現力の欠落が原因かもしれません。
で、菅氏といえば、「自民党の皆さんがテレビにたくさん出るからといって慌てる必要はない。国民が空騒ぎに踊らされるとは思わない」とのことですが、私は民主党のスキャンダル毎の辞任コールというから騒ぎに踊らされないようにしたいと思います。
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第150回
総裁選に出馬した政治屋さんの言動 その2
総裁選に出馬した政治屋さんの言動 その2
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で2008年9月14日に書いた書いた記事のバックナンバーです。
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総裁選に出馬した政治屋さんの言動 その2
●麻生氏
麻生氏は今後3年間で減税などを集中実施する積極財政による、経済重視路線をアピールしています。
この判断の正しさについては、読売新聞は自民党総裁選(10日告示、22日投開票)を前に、同党の47都道府県連の幹部を対象にアンケート調査の結果を見ると妥当性が帯びてきます。
「自民党を取り巻く環境が厳しさを増している理由」について聞いたところ、「景気悪化や格差拡大」「ねじれ国会で円滑に政策決定が進まない」が原因とする回答がそれぞれトップ(36都道府県と36都府県)で並んだことになります。
つまり、構造改革よりも、経済復活が自民党を取り巻く環境の厳しさ改善となるというわけです。
また、麻生氏は、「まず景気回復してから(消費税問題などに)対応すべきだというところが、他の候補と意見が分かれている」と強調し、景気テコ入れのため積極的な財政出動を辞さない姿勢を鮮明にしたようです。
また、今夏各地で発生した豪雨災害を引き合いに「公共工事は明らかに今必要になってきている」と語り、無駄ではない必要な公共工事の必要性も強調しつつ、「日本のあしたをつくるために力を与えてほしい」と、地元・福岡県飯塚市に入り、自身の女性後援会に出席して強く支持を求めたそうです。
ほかにも、政府・与党の総合経済対策、定額減税の実施に加え、証券優遇税制の拡充などを念頭に、政策減税・規制改革で、成長政策を取ることもうったえるそうです。
麻生氏は、「総裁選で選ばれる人は衆院選で民主党の小沢一郎代表と戦う人ということを考えてほしい」と訴えたそうです。
自民党総裁選で都道府県連に割り振られた各3票の行方は、全都道府県で実施されることになった「予備選」にゆだねられることになります。
原則として各都道府県連幹事長を対象に全国調査を実施し5日にまとめたところ、麻生太郎幹事長を推す声が圧倒的で、大阪、福岡など計20府県の幹部が麻生氏を挙げています。
5人が立候補している現状については、歓迎する声が多くありましたが、これはあくまで都道府県連幹事長の考えで、党員・党友による「予備選」の結果が反映される地方票の情勢にそのまま結びつくわけではないそうです。
候補者の顔ぶれが確定後、状況が変化する可能性もあります。
「本格的な選挙戦を望むか」という質問に対して、北海道連の丸岩公充幹事長は「総裁を選べることは、入党の際の一番大きな魅力だ。選挙を盛り上げてほしい」と答えたそうです。
岐阜県連の猫田孝幹事長が「開かれた自民党をアピールする機会にすべきだ」と指摘するなど、乱戦模様を歓迎する意見が多い。新潟県連の渡辺惇夫幹事長が「党の置かれた立場は厳しいが総裁選が盛り上がればイメージアップになる」と述べたほか、「主義主張を国民に分かりやすく説明すれば衆院選のプラスになる」という回答も複数あったそうです。
都道府県議が多い地方の幹事長の声は、次期衆院選に向けて、地方に「麻生待望論」が根強いことを示したとは言えそうですね。
さて、総裁選地方票というのは、今回の総裁選は両院議員総会で行われ、党所属国会議員に各1票、都道府県連に各3票の計141票が割り当てられる。現在、衆院議員304人、参院議員83人で、国会議員票は387票だそうです。
国会議員票の半分に満たない地方票ですが、決して侮れません。
実際、小泉純一郎氏が橋本龍太郎氏らと争った01年総裁選は、国会議員票で劣勢が伝えられた小泉氏が地方票のうち123票を獲得し、地滑り的に国会議員票も伸ばし圧勝したという事例もあるからです。
ちなみに、昨年の総裁選では、地方票は福田康夫氏76票、麻生太郎氏65票でしたが、党員・党友の得票総数では麻生氏が25万3692票で、福田氏の25万613票を上回りました。
この結果、福田支持を打ち出した派閥からも票が流れ、麻生氏は下馬評を上回る計197票を獲得したという事例もあります。
●与謝野氏
与謝野氏は、2008年9月8日、「堂々たる政治」と題する政権構想を発表したそうです。
概要としては、消費税の社会保障目的税化には、所得税、法人税などの見直しと共に3年がかりで取り組む方針で、その一環として消費税を年金などの財源に充てる目的税「社会保障税」に改め、税率引き上げの段階的実施による、税制改正の進め方を示したそうです。
上記の内容を、「中期抜本税制改革プログラム法案」を国会に提出するそうです。
与謝野氏は、「財政再建派」の立場から、基礎的財政収支(プライマリーバランス)を11年度に黒字化する政府方針の堅持を掲げるそうです。
また11年度までの税制改革実行を訴え、その道筋をプログラム法案にまとめる考えも示すそうです。
そのためには、消費税率の引き上げなどで安定した財源を確保し、健全化目標を堅持すべきだと主張したそうです。
財政再建は大事ですけど、日本の経済という土台がガタガタになってしまうような気がするので、賛成はできません。
ちなみに、現在の消費税は、生活必需品にも課税されるため、逆進性の税制です。つまり、弱者により大きな負担を強いることになります。
また、消費税率を上げつつ、所得税と法人税を見直すということは、高所得者や大企業を税制として優遇することになります。
閑話休題、与謝野氏は、衆院解散の時期について「補正予算を早期に成立させることが望ましい」と述べ、臨時国会で、景気対策を盛り込んだ2008年度補正予算案を成立させた後に踏み切るべきだとの考えを示したそうです。
また、与謝野氏は、「自民党という枠の中なので、政策は(他の候補予定者と)大きな差はないが、どれほど実現するかという意志が問われる」とも述べたそうです。
また、与謝野氏は、総裁選の議論をとおして、政権を担当するのが与党である自民党であることを示すのが、総裁選に出馬する人たちの責任であることを指摘しましたが、まったくおっしゃるとおりだと思います。
●小池氏
小池氏は経済成長による「増税なき財政再建」を掲げるそうです。
内容としては、成長力重視の「上げ潮派」の政策路線が基本とし、増税の前に民間活力の強化で財政再建を図る考えを強く打ち出すそうです。
また、環境税創設と女性の就労環境の改善策などを盛り込んだ政権構想だそうです。
また、小池氏は、「改革を続けなければいけないという皆さんの支援を受け、最終調整に入っている」と述べたそうです。
政策としては、小池氏は環境税導入のほか、農産品のブランド化で輸出力強化を唱えました。
他に、小池氏は、「総裁選で政策論議を戦わせ、新しい日本を造りたい」とものべ、「希望を持てる政治にするよう総裁選を通じて姿かたちを作りたい」と訴えました。
所属する町村派最高顧問の森喜朗元首相にも東京都内で会い、出馬する考えを伝えたそうです。
都道府県連にアンケートしたところ、「石原伸晃元政調会長か小池百合子元防衛相」と福井県連から回答があったそうです。
●石原氏
石原氏は、麻生氏の政策について「財政出動をしようということだが、そういう状態には来ていない」と述べたそうです。
それに加え、石原氏は、歳出削減を優先する立場から、衆院議員の定数(480人)を300人に、参院議員の定数(242人)を100人にそれぞれ削減することを公約としたい考えを示したそうです。
思い切った公約ですね。
さらに、石原氏は、「歳出削減路線は堅持していかなければ、大増税が目の前にきてしまう」と語ったそうです。
確かに、正論ですね。
でも、単純な歳出削減路線なんでしょうか?
だとすれば、政府は、仕事をしない単なるケチになるってことですかね。
どのように、歳出削減路線は堅持するのか、知りたいところです。
ところで、石原氏は、「わたしは2世(議員)と言われているが、(父で元衆院議員の石原慎太郎東京都知事とは)違う選挙区で出ている」と弁明したようです。
また、その上で親族から地盤を引き継いで同じ選挙区から出馬することを禁止すべきだとの考えも示したそうです。
2世議員の問題ってそんな問題だったんでしょうか?
都道府県連にアンケートしたところ、「石原伸晃元政調会長か小池百合子元防衛相」と福井県連から回答があったそうです。
●石破氏
石破茂氏は鳥取市で街頭演説し、財政出動の必要性を強調したそうです。
また、都道府県連にアンケートしたところ、石破茂前防衛相を挙げた石破氏の地元・鳥取県連だったそうです。
●おまけ 民主党
小沢一郎代表の無投票3選が固まっている民主党を意識した声もあるそうで、
京都府連の田中セツ子幹事長は「民主党のように身内が足を引っ張り、代表選に出たくても出られない雰囲気はおかしい」と民主党を批判したそうです。
まぁ、こういう声が足を引っ張るんでしょうね。
批判の対象となった、小沢代表ですが、小沢氏は、「本当に何にも日本の問題の処理をできないまま、無責任に政権を投げ出してしまった」と述べたそうです。
まぁ、おっしゃりたいことは、印象として、私ももってますが、じゃぁ、具体的に、本当に解決すべき日本の問題と処理の方法についてお聞きしたいところです。
で、小沢氏は、「私は『必ず自民党政権は行き詰まる。衆院選は近い』と言い続け、本当にそうなった」と語ったそうですが、「明日は雨が降ります」と毎日言い続けて本当にそうなったといわれたような衝撃をうけました。
●おまけ 共産党
共産党の市田忠義書記局長は、自民党総裁選について「7人の(候補者の)誰が(総裁に)なっても自民党政治に未来がないのは明らかだ」と批判したそうです。
はいはい。野党の仕事は与党批判ですものね。
でも、それは、与党に緊張感を持たせるためで、緊張感を持たせるだけの具体性と正論をぶつけないと意味がないとは思います。
また、市田氏はその後、「(乱立状態は)品評会のようだ。5人も6人も7人も(出馬表明で)、なんでもありだ」と語ったそうですが、それだけ、政策について議論できることが、うらやましいんでしょうね。
共産党は政策に一貫性があるような印象はありますが、異なる意見をぶつけ合っているような印象はありませんから。
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後日、追加予定アリ。ご期待ください。それではまた(^^)/
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