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●●内閣へのメッセージ  21回〜30回

 呟き尾形の小泉内閣へのメッセージは、呟き尾形の雑記帳の小泉内閣メールマガジンのカテゴリーをまとめているものです。
 「呟き尾形の今の政治に物申す」の目的は、政治はお上の決めること。政治は他人事。国民が何をいっても変わらない、という考えをなんとか変えたいという理念をもって書いています。
 特定の組織のための、プロパガンダなどをはじめとした、他意はありません。
 ですから、私の意見を読んで、思ったこと、考えたことを下記のサイトで述べていただければさいわいです。民主主義とは、少数の意見も正当性を議論によって検討し、正しければ採用するというイデオロギーです。決して多数決のみのことを指すのではありません。
 こうして、インターネットという媒体があり、直接意見を言う窓口を作っているのですから、利用しましょう。


質問、感想などは、●●内閣メールマガジン掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)


内閣への意見はこちら

 

 

小泉内閣へのメッセージ

  1. 親になる大人の教育が必要なのではないでしょうか?(2006年6月25日追加).
  2. 何のための反対意見か(2006年6月25日追加).
  3. ノーネクタイ ノー上着(2006年6月25日追加)
  4. 真心というソフトパワーを発揮して〜イラク人道復興支援〜を読んだ感想(2006年6月25日追加)
  5. 「男女共同参画と少子化対策について」の感想(2006年6月25日追加)
  6. 呟き尾形的少子化対策案(2006年6月25日追加)
  7. 郵政民営化法案の衆議院通過を読んだ感想(2006年6月25日追加)
  8. 食育の推進についてを読んだ感想(2006年6月25日追加)
  9. 政府の地震対策のこれからについて(2006年6月25日追加)
  10. 行政によるヒートアイランド現象の対策について(2006年6月25日追加)

 

親になる大人の教育が必要なのではないでしょうか?   

  
小泉内閣メールマガジン第186号 郵政民営化法案国会提出を読んだ感想を、小泉
内閣
に送信した内容です。
--------
1.29=112万人〜生まれてくる子どもたち一人ひとりをすてきな大人に 
の感想です。


 合計特殊出生率が1.29となった数値から読み取れるものは、単純に子供が
生まれにくくなったと言う事だけを示すものではなく、親の育児の経験不足を予
測させるには十分な数値だとおもいます。

 子ども・子育て応援プランをサイトにて拝見させていただきました。
 欠落しているものがあるので、指摘させていただき、できるならば検討項目に
加えていただきたいとおもいます。
 親になる大人の教育です。

 教育とはいいつつも、出産経験者がボランティアで、座談会でも十分です。
 また、育児学校という、子育て教育と、親子の触れ合うシステムができれば、
それを理由に育児休業もとりやすくなるでしょう。
 そうしたサポートこそ、本当のサポートではないかというのが、育児を行って
いる現場の、父親の声です。

 「子ども・子育て応援プラン」そのものには、賛成です。
 しかし、子育てでもっとも悩み続けているのは、情けない事に親であるという
ことが現場の声です。
 いくら子供と接する時間ができても、子供との接し方が分からないというのが
、現代の生み出した不幸です。

 効果的なサポートをされたいのなら、机上で話をするよりも、現在、子育てを
している現場の声を聞いてください。

---------

 合計特殊出生率というものがあります。
 合計特殊出生率というのは、1人の女性が、一生の間に平均して何人の子ども
を産むかを示す数字のことです。

 上記の指摘において、親の教育とありましたが、いい大人が。とおもわれるか
もしれません。
 しかし、大人と言えど、人生初体験する育児は、試行錯誤どころか、暗中模索
の末、幼児虐待にいたる場合すらあります。

 出産においてすら、経験者の体験談もなかな聞けないのが現実なのは、合計特
殊出生率の数値が示すとおりでしょう。
 つまり、出産経験者が身近に少ないのだと言う事です。
 出産経験のある方なら、初産の不安は理解されるとおもいます。
 しかし、案外、出産経験者からの話は、初産の方をはじめとした、出産未経験
者の心の支えになるものです。

 また、昔の育児において、子供の世話は親が見ながらも、兄、あるいは姉が面
倒を見る。ということがありました。
 案外、これが、昔の親の育児の負担がすくなくなっていたのかもしれません。

 しかし、一人っ子となると、そうはいきません。
 また、兄弟ということによって、小さいながら他者とのかかわりと人間づきあ
いが自動的に体験でき、もっと大きな社会に出るための練習ができたはずです。
 でも、一人っ子はそれがなかなかできないというのが現状です。
 その現状において、一人っ子の両親はどう対処すればよいのか。

 一概にはいえませんが、方法の一つとして、家族ぐるみの付き合いをしてくれ
る家族を探す。というものがあります。
 他には、親が子供と一緒に遊ぶ。
 公共施設(公民館)を借りて、同年代の子供たちを集めて遊ばせる組合のよう
なものを作る。
 など、あげられると思います。

 なんにしても、大人が当たり前にできるような、論理的思考ができるまで、子
供は、10年から12年の時間が必要だといわれています。
 どういうことかと言うと、その年齢になるまで、口で分からせることは、まず
、できない。ということです。
 反面、子供は真似が得意です。
 つまり、親が示す態度が育児における教育であるとも言えます。

 大人は、ついつい口だけでしつけをしようとしているのではないでしょうか?



 


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何のための反対意見か
  

 こんにちわ。呟き尾形です。
小泉内閣メールマガジン第187号 郵政民営化関連法案の提出にあたってを読んだ
感想を、小泉内閣
に送信した内容です。
--------

> 郵政民営化の是非については、未だ各方面から様々な議論があるとこ
>ろですが、4月11日付の日経新聞では、国民の68%が郵政民営化に
>賛成しているという調査結果が出ています。また他のアンケート調査で
>も賛成が反対の1.5倍程度に達しています。
 もし、本気で改革したいのなら、賛成の数よりも、反対する理由が重視
すべきです。
 なぜなら、反対する理由に対策がとれてこそ、改革の本質だと考えるか
らです。
 いっぱい賛成があるから、正しい。という、反対意見を無視するような
考え方ではなく、反対意見の対策が立てられているから適切。
 となった方が良い、ものだと考えます。

 また、私は、賛成反対以前に、郵政民営化の必要性がわかっていません。
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 だいたい、賛成意見が多いから、「ぼくがただしいんだい」というのは、いい
大人の主張かなぁ。
 議論を何のためにするんだか。
 議論において、反対意見こそ重視すべき。
 だって、反対するには、何らかの理由があるからで、デメリットがあるから。
 それについて対策の知恵を絞るのが大人ってものでしょう。
 国民のための改革なら、むしろ、素直に、国民にメリット、デメリットを提示
して、判断するべきでしょう。
 メリットだけちらつかせて、はい。賛成ね。
 といったところで、得た賛成は、偽の賛成ですよ。
 
 とはいいつつも、出た数も検討する。それも大人。
 私は大人なので、その事実も受け入れます。
 ということで、ちょっと調べてみました。
 郵政民営化 アンケートで。

 面白そうなサイトのURLを掲載しておきます。

 メールマガジン内のアンケートは、
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/yuseimineika/mm/041216mm-kikaku.html
 こちらを根拠としているようですが、

 それに対しては、
http://www.intertext.co.jp/archives/macro_trends/000085.html
 という意見もあります。

 もちろん、
http://www.all-todai.com/vote/vote2.cgi?mode=past&no=2
 という結果があります。

 なんにしろ、郵政民営化によって、なぜ、郵政公社のままでなければいけない
のか、変わる事、課題などが
http://allabout.co.jp/career/economyabc/closeup/CU20040811A/index.htm
 と、こんな感じであるようです。

 で、私としては、そんなことより、年金問題が気になって仕方がありません。
 いいのか? あんなに難しい問題を先送りして(笑)

 ところで、靖国神社参拝をしてはいけない理由がわからないと小泉総理がいっ
ていましたが、子供の理屈だ・・・。

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ノーネクタイ ノー上着
  

 こんにちわ。呟き尾形です。

 
 
小泉内閣メールマガジン第190号 ノーネクタイ、ノー上着を読んだ感想を、小泉
内閣
に送信した内容です。
--------

> 6月1日から、ノーネクタイ、ノー上着の軽装で仕事をしてもよいこと
>にしました。
 この一連の報道を、わたしは冷ややかな目で見ています。

 なぜなら、単純に冷房の温度を28度にしなさいというルールを決めればいい
だけだからです。
 ノーネクタイ、ノー上着でも、暑がりの人は、冷房の温度を下げたがるでしょ
うから。

 残念ながら「冷房の温度を28度にしなさいというルール」があったという報
道は見られなかったので、たぶんないのだと判断しています。
 ノーネクタイ、ノー上着の目的を伺う限り、本末転倒と感じます。

 ところで、冷房費が少ない省庁を世間に発表する。
 という方法の方が、よっぽど効果があるように思います。
 なにも、競争原理は民間だけの専売特許ではありません。
-----------

 まぁ、なんというか、お客様に接するのに、ノーネクタイ、ノー上着は失礼に
あたる。
 というのは、一種のマナーらしいですからね。
 そうした文化を、温暖化対策を理由にするのもねぇ。
 むしろ、文化を活かす為に創意工夫する方が重要だと思うんですけどね。

 あと、消費を促すといっても、いわゆる、私服もっていない官僚っているんで
しょうかね。

 そうそう、服装は気持ちに影響する。
 というものがあります。
 だらしない服装をすれば、気持ちも緩みます。
 キッチリした服装をすれば、気持ちも引き締まります。
 外見を変えることで、気持ちを切り替えることが可能だということです。
 いわゆるスーツは官僚の制服でした。
 その制服を否定したわけです。

 さてさて、官僚に、どれだけ、服装の影響を振り切って、自己のコントロール
できる人がいるのか。
 それを確かめる術がないのが残念ですが、ミスが多発するであろう事は簡単に
予測できます。
 案外、人は自分の外見にも気持ちが左右されるものです。

 まぁ、物事を形式的にしか考えられないお役人根性、みえみえというものでし
ょう。


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真心というソフトパワーを発揮して〜イラク人道復興支援〜を読んだ感想
  

 こんにちわ。呟き尾形です。

 
 
小泉内閣メールマガジン第192号 真心というソフトパワーを発揮して〜イラク人
道復興支援〜を読んだ感想を、小泉内閣に送信した内容です。

-------------
> 「あなた方は復興支援に来ただけの日本人ではなく、私たちにとても近い
>友達です。あなた方は幸せを復興してくれた。次の世代もあなた方の支援を
>忘れないだろう。」(5月2日アルタホーク小学校校長より)

> 今後とも自衛隊は国内外で真心というソフトパワーを武器に活躍していき
>ます。日本の平和を守り世界の平和を支えるために、日本ならではのソフト
>パワーを発揮します。これからも皆様のご支援をお願いいたします。
 とても良い話を読ませていただきました。

 真心、助け合いは良いことだと思います。
 逆に悪い事は、真心や助け合いを悪用することです。

 それは、人間として最低であり、人間らしからぬ行為です。

 もちろん、そうでないことを信頼しておりますが、さまざまな悪い情報もあり
ます。

 火のないところに煙はたたぬ。といいます。

 これからも、そのようなことがないように期待いたします。
----------


いろいろな情報が飛び交っています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050615-00000717-jij-int

http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq3/

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/special/iraq/

 この中で、私たちはいったい何を判断すればいいのか、そもそも、情報が操作
されていないか、過剰に偏っていないかなど、この点がいつもいつも気になりま
す。

 これから人を動かす”力”は、武器や暴力や恐怖ではありません。
 真心であり、助け合おうとする気持ちであり、そのきっかけこそが”笑顔”で
す。

 人間は争うとき、決して笑顔で入られません。
 逆をいえば、心から笑顔こそが、争いを避ける方法だといえるのだと、私は信
じます。


  

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「男女共同参画と少子化対策について」の感想
  

こんにちわ。呟き尾形です。
小泉内閣メールマガジン第193号】「男女共同参画と少子化対策についてを読んだ感想を、小泉内閣に送信した内容です。


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「男女共同参画と少子化対策について」の感想です。

 現場レベルの話をします。
 子供をつくれば、単純に、お金がかかる。
 その上増税。

配偶者控除の「根本的見直し」求める…政府税調報告書
http://newsflash.nifty.com/search?action=1&func=2&article_id=te__yomiuri_20050621it12&csvname=9307081

財政再建へ所得控除縮廃(共同通信)
http://newsflash.nifty.com/search?action=1&func=2&article_id=tk__kyodo_20050621tk016&csvname=1614587583

怒れサラリーマン!増税、年110万円(夕刊フジ)
http://newsflash.nifty.com/search?action=1&func=2&article_id=ts__fuji_320050621018&csvname=1614587583

 少子化が問題であり、子育てには金がかかる。お金がかかるから子供は少なくする。という一つの原因がありながら、多くの込み民の増税をして、家計を圧迫する。
 少子化対策を語り、その一方では、実質的な増税を練っている。 
 これを二枚舌といいます。

 コペルニクス的転回をするなら、そもそも、行政にお金をかけない方法を考えるべきです。
 子育てボランティア減税(子育てに強力する人を有志でつのり、その人は労働によって納税した事にして、税金を減税する)をすれば、そもそも増税をする必要がなくなります。
 お金の収支だけでやろうとするから、お金がいくらあっても足りない状態になるのです。

 誰が子育てをするかというのは、各個人の価値観の問題であり、各家庭できめることを行政が干渉するのは、出すぎたまねです。

 行政ならば、誰が、どのように子育てするか、各家庭が希望する方法を行いやすい環境づくりをするのが本来の仕事です。
 また、現場である、家庭を置いてけぼりに施策をねっても机上の空論というものです。
--------------

 どうも、最近のニュースやらメールマガジンを読むと、吐き気がします。
 個人の価値観を押し付けてくるからです。
 「女性だけではなく、男性も子育てを!」という価値観でなければいけない空気をかもし出しています。
 別に、「女性だけではなく、男性も子育てを!」が悪いとはいいません。
 が、それだけが正しいのだ。
 という根幹的な価値観の押し付けが、あるのです。
 子育てについては、各家庭が、各家庭の事情をもとに、話し合って方針を決める。
 それありきのはずです。
 そして、各家庭が選択した方法をやりやすくするのが行政の仕事のはずなのに、家庭の価値観を無視して、行政の価値観を押し付けるのは、個人的には、大嫌いです。

 そもそも、「男性も子育てを!」という考え方は、それこそ、誤った「ジェンダーフリー」というやつです。
 ジェンダーフリーとは、そもそも、性別が理由で、本人が行えないことがないように、性別による壁をなくしましょう。というもです。
 とどのつまりは、下記のようなものです。
・ 男女という「段差」をみつけて、これを「平ら」にする試み
・ 性別によって隔たりや障害をなくす表現
・「制度や待遇面での男女不平等の撤廃」を中心テーマにするのではなく、性別に関し て人々がもっている「心のありかた」をテーマとする
 ということであり、目標として、「ジェンダーの偏りや差別からの自由」、「ジェンダー(性別)の抑圧からの自由」、「ジェンダーの分割からの自由の達成」というものが達成させることです。

 だから、子育てをしたい男性がいても、男性という理由で、子育てできない社会的環境であるというのなら、問題です。
 まぁ、行政としては、「社会全体で子育てを!」という考えであったはずです。
 つまり、そもそも、ジェンダーなど不要なのです。

 なんにしろ、各自がやりやすいように(自分の子供にかぎらず)子育てするのが一番です。
 そうそう、現代において、子育ての最大の問題は、単純に、自分の子供だけ子育てする。という固定観念ができたためだといえるでしょう。
 他人の子供も子育てしてあげましょうよ。

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呟き尾形的少子化対策案
  


こんにちわ。呟き尾形です。

 
 
 少子化を裏付ける数値として、合計特殊出生率1.29というものがあります。

 合計特殊出生率というのは、1人の女性が、一生の間に平均して何人の子
どもを産むかを示す数字のことです。

 なぜ、そうなるのかといえば、さまざまな原因があります。
 結婚の高齢化もありますし、独身の方が多くなっている。出産とその後の育
児にかかる、経済的な負担、時間的な負担などさまざまな親の負担などがあ
げられるでしょう。

 子育ては、親の義務です。
 そして、合計特殊出生率1.29という数値は、日本という社会が子育てし
にくい社会である。
 ということを意味すると解釈ができます。

 つまり、個人的な価値観はさておいて、社会的に、親になる事が大きな負
担になっているということです。

 そもそも、社会は社会に参加する人が助け合う組織であるはずなのですが、
逆に社会に参加するがゆえに、負担が大きくなるという本末転倒な結果が
ここにあるといえます。

 社会において問題になるのであれば、それをなんとかするのが行政です。
 それは、個人の価値観に干渉するということではなく、個人の選択した方法
をよりやりやすい環境づくりこそが行政の仕事だといえるでしょう。

 となれば、日本社会に参加する親が望むものは、仕事と育児の両立です。

 つまり、仕事と育児を両立しやすい社会であり、親の負担を少なくすれば、
少子化対策になりうるというわけです。
 しかし、行政は、親の負担をなくすどころか、親の負担はそのままに、男女
共同参画を口実に、各家庭の育児の方法の選択権を奪うという方法論をとっ
ています。
 これでは、仕事と育児の両立どころか、単純に、仕事を親から奪うことにな
ります。
 これでは本末転倒です。

 しかしながら、過去はこのような問題にならなかったのはなぜでしょうか?
 昔は、もっと経済的に貧しく、たくさんの子供がいて、(単純に考えれば)親
の負担が大きいと考えられ、育児は大変だったはずです。
 しかし、昔はそんなことはありませんでした。
 なぜなら、 伝統的な育児において、子供の世話は親が見ながらも、親は、
身近にいるし、兄、あるいは姉が面倒を見る。ということがあったからです。
 子供は、論理的な思考はなかなかできません。
 今の親のように口だけで言って聞かせても、本当の意味で理解はなかなか
難しいのです。

むしろ、親や兄や姉などの周りの人間の行動を見てまねする事で学習できる
のです。
 ですから、身近に親がいる。兄や姉や弟や妹がいる。これだけで大きな育
児の助けになるというわけです。
 しかし、一人っ子となると、そうはいきません。

 さらにいえば、昔は、自宅が職場であったり、職場は近所であるケースが
多くありました。
 しかし、現在はどうでしょう?
 家庭を持つ人父親であれば、関東圏においては、通勤時間1時間でいい方
でしょうし、夕方に定刻に帰れるとは限りません。。
 あるいは、母親も何らかの仕事についていれば、似たようなものです。

 ちょっと大げさな表現をすれば、親と子供が離れ離れに暮らしていることに
なるのです。

 昔にあって、現代にないもの。
 それは、子供の周りに、身近な年上の人間が少ない。ということです。

 つまり、昔は、身近な年上の人間が自然と、親の育児の負担を軽減してい
たのに対し現代は、そのすべてを親が負担する事になります。
 実質的に親ができなければ、託児所などによって、お金によって委託する
事になります。
 経済的にも大きな負担になります。

 これを解決するにはどうすればよいでしょうか?

 子供の周りに、身近な年上の人間を多く接する事ができるようにすることです。

 となれば、対策はいろいろ練られます。
 コンセプトは、親による育児から、社会による育児への移行です。

 たとえば、親たちが組合を作り、育児組合を作るという方法です。
 行政は、組合を設立した親に対して何らかの助成金を出す、ないし、公民
館などの公共の建物を、育児の場として利用しやすくする。
 そうすることによって、交代で子供の世話、保護、監督、教育をすることが
できます。
 また、年齢の近い子供同士のコミュニケーションは、社会に適応する成長
において大変重要だといえるでしょう。
 そのような社会的な仕組みをつくり、それをアピールする事で、親の育児に
対する負担への不安を解消できます。

 また、独身の方でも、育児に参加できるような仕組みづくりも、社会による育
児には必要です。ボランティアとして育児組合の仕事に参加する。
 別に、仕事といっても、一緒に遊ぶだけでもいいですし、自分の持っている
知識を子供に伝える、楽器の演奏、演劇、絵画の鑑賞など文化面で協力する
のもいいでしょう。
 育児とは、子供の能力や資質をのばすように教え導くことでもあります。
 そのためには、お金なんかより、教え導く大人が必要だということです。

 また、極論かもしれませんが、
 里親制度
http://t-kosodate.net/doc/satooya.php
 について、もっと簡易的で利用しやすいな制度を作る。
 というものもあります。
 里親などと言うと書くと誤解を招くかもしれません。
 なにしろ、里子とは、家庭の崩壊などにより、養護に欠ける子どもで里親に
引き取られて養育されている子どものことだと里親制度において定義づけら
れているからです。
 そうではなく、もっと、託児所感覚で利用できるようにしてはどうか?
 ということです。

 上記の案は、常識から逸脱しているかもしれません。
 とりあえず、24時間コンビニエンス託児所を設置するのも一つの方法で
しょう。
 24時間コンビニエンス託児所は、行政の認可がおりた、法人が開設できる
ものとして、インターネットなどで、親がいつでも子供の様子が監視できる体
制にしておき、警察官が定期的にパトロールする。
 親は、事前に法人と契約し、必要書類を記入後、子供をあ付けられること
にする。
 などの対策をとって、条件さえ満たせば誰でも、利用できる託児所を開設
するというのも一つの方法でしょう。
 
 なんにしろ、現代社会において、子供は国の宝であるともいわれているなか、
育児の負担を親に押し付けてばかりいるのが現状です。
 もちろん、親が子を育てるというのは、良識と常識において正しいことです。
 が、正しいからといって、その負担を大きくなってしまってこまっているのに、
しらんぷり。
 というのは、非常識だといえるでしょう。

 とにもかくにも、少子化になるのは、親の負担が大きくなっているからだ。
 ということを踏まえて、対策を立てなければ、自己満足対策になってしまいます。

 さて、その自己満足対策は、現在の日本の政府によって、たてられています。
 私が、
 小泉内閣メールマガジン 第193号 男女共同参画と少子化対策について
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0623.html
 を読んで、違和感を感じるのは、現場を見ていないということです。

 問題が生じているのは、会議室の中ではなく、現場なのです。
 会議室にこもってばかりでは、合理的な対策は立てられないといわざるを得
ないでしょう


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誰に投票する。ではなく、何に投票するのか?
  

こんにちわ。呟き尾形です。

 さて、選挙についていろいろ考えていました。

 あの政党は、スキだけど、政策が気に入らない。
 政策は、いいけれど、立候補者が気に入らない。
 政策、政党はどうでもいいけど、立候補者が好き。

 そんなことが、しばしばあります。

 考えてみれば、この政策には賛成だけど、あの政策には反対。
 でも、選挙では、政党なり、選挙に立候補した人にしか投票できないのが、とてもとても時代錯誤なんじゃないかと思いました。

 たとえば、私は、現在の政府にたいして、景気回復をはじめとした内政面(年金改革のぞく)の多くは賛成なのですが、自衛隊を軍隊とするなどのいわゆる外国に向けた部分がからむ政策の多くは反対です。
 いったい、私はどちらを優先させるべきか迷っています。

 つまり、「誰か」にしか投票できない選挙は、政策のセット商品であり、いらない政策は排除できない。という不条理が発生します。
 つまり、「誰か」は得れば手も、「政策」が選べない選べない。というのはかなり時代錯誤だということです。

 また、「誰」に投票するということは、その人の政策ではなく、人柄、人徳、魅力に投票してしまいます。
 もし、選挙が民意を示す一つの手段ならば、「誰」に投票する。ということではなく、「何」に投票するか。という意識が必要になるかと思います。

 とはいいつつも、それが今の仕組みだから仕方がないんですが、われわれ、主権者は、これから、「誰」に投票する。ということではなく、「何」に投票するのか? とできるようなシステムが出来上がれば。
 と考えている次第です。

 まぁ、世論調査という実在しない人物でありながら、確実にある国民の声に、法人のような人格を与え、それに国会における投票権を与えるなんていいと思うんですけどね。
 いや、一票でいいのです。
 それと、反対の一票を投じた、議員の名前を挙げてもらい、なぜ、民意にそむく判断をしたのか、理由を聞きたいだけですから。

 と、つらつらとかいてしまいました。

 

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郵政民営化法案の衆議院通過を読んだ感想
  

こんにちわ。呟き尾形です。

 
 
小泉内閣メールマガジン第195号】郵政民営化法案の衆議院通過を読んだ感想を、
小泉内閣に送信した内容です。


-------------------------------------------------
 可決した事に、苦情を言うつもりはありません。
ただし、
-------------
 郵政民営化法案が衆議院で可決されました。自民党議員からも反対票が投
じられ、賛成233票、反対228票、その差5票という僅差での可決でし
た。
--------------
 と、メールマガジンにあるように、ほぼ、半数の反対があった法案でもあることは、
可決したから正しい、ないし、妥当性があった法案であるかというと、疑問が残ります。
 国民の代表者である、議員の約半数を説得できなかった法案だったということだか
らです。
 つまり、まだまだ、みんな(国民)が話し合う余地のある法案であると判断せざるを
得ない結果だったと、感じています。

---------------------------------------------------

 郵政民営化。私には、いまひとつその重要性がわかりません。
 もちろん、「民間にできることは民間に」という、総論において、郵政民営化は自明
ともいえるかもしれません。
 しかし、「民間にできることは民間に」は、政府の無駄をなくすことが目的のはずです。
 それを忘れて、「民間にできることは民間に」だから、郵政民営化じゃ。
 というのは、順序が逆になります。

 まぁ、たしかに、
 現在約40万人の公務員の人員削減は、政府からみれば無駄をなくすように見える
でしょう。
 が、いくら無駄をなくしても、違う無駄に使われてはたまったものではありません。
 現在約40万人の公務員の人員削減されて、減税どころか、サラリーマンをターゲット
にした実質的な増税、さらにいえば、消費税の税率アップが検討されているからです。
 郵政民営化によって軽減されるはずの経費はどこにいくのでしょう?
 無駄を削いだのであれば、経費は浮くはずなのに・・・。

 私たちが、政府に無駄をなくして欲しいのは、他の省庁が無駄遣いできる金額を増や
すためではありません。

 

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食育の推進についてを読んだ感想
  


こんにちわ。呟き尾形です。

 小泉内閣メールマガジン第197号】食育の推進についてを読んだ感想を、小泉内閣に送信した内容です。

------------
● 食育の推進についての感想です。

 正直、食育基本法の記事をよみましたが、よく判りませんでした。
 また、「食生活は本来、個人の判断と選択に委ねるべき」としておきながら、個人の食生活を非難だけしておいて、行政の怠惰について触れないこと、効果的な方法論が提示されないことに強い不快感を感じます。
 いつも感じることですが、誰のための法律か、考えていないのではないでしょうか?
 食育基本法は、国民のための法律なのでしょうが、国民が置き去りにされています。
 根本的に勘違いされているように感じます。

 行政という視点において、問題解決を計るつもりがあるなら、行政の問題点を自覚してからでないといけないということです。
 その点に一切ふれていないということは、一切自覚がないということであり、問題の原因を把握していない対策だと判断せざるを得ません。
 となれば、結果的に税金の無駄遣いだということになります。

 基本的に、食育には賛成ですが、いつもいつも、現場の声の無視の上に、机上の空論による対策ではいつまでたっても、問題は解決しません。

 食育を効果的に成功させたければ、国民の食生活(国民の価値)において、無理やり政府の価値観をおしつけ、教育しようとするよりも、食育に積極的な企業やら個人を探し出し、それを評価および強力すれば、自然と食育は可能だといえるでしょう。

-----------

 さて、そもそも、政府が提案する、食育なる造語はどんな意味なのでしょうか?
 政府において、
 食育とは下記の通りのようです。
 ・安全で安心した食品を確保。
 ・国民の健康と豊かな人間形成。
 ・食に対する感謝の念。
 ・子供の食育における保護者、
 ・教育関係者等の役割。
 ・食に関する体験活動と食育推進活動の実践。
 ・伝統的な食文化
 ・地域産業の活性化
 ・食料自給率の向上への貢献
 というものが含まれているようで、食育基本法は、上記の項目を計画的に推進し、健康で豊かで活力ある、国民生活を実現させようというお話のようです。

 で、食育基本法の概要として、
1)学校や保育所、施設等の食育推進
 (まぁ、食育の時間を割くということですね。
  子供にさらならる負担をかけるということです)
2)家庭における食育推進
 (まぁ、家族で話し合えということですね。
  仕事に忙しい両親と勉強に忙しい子供はどう
  やって時間をつくるのでしょう?)
3)地域における食育推進
 (2を実施する知識の教育だと思われます。
  でも、忙しい時間を割いてまでこの教育を
  うけるほど、食育に魅力を感じる人は、
  どれだけいるでしょう)
4)食育推進運動
  (よくわかりませんでしたので、コメントできず(笑))
5)生産者、消費者との交流の推進
  (そもそも、消費者が興味をもっているのでしょうか?
  興味を持っていれば、こんなことをしなくても交流
  しているのでは?)
6)食文化の継承の為の活動への指示
 (個人の価値観に口出しするということですね。
  迷惑です)
7)食品の安全性、栄養その他の食生活に関する調査、研究、情報の提供、国際交流の推進
 (まぁ、本来、ここが行政のしごとなのでしょうけど)

 というものがあるようです。

 じゃぁ、食育基本法が法的化制定されるとどうなるのでしょうか?
 政府は語ります。
 子供達、地域、高齢者の食事の育成が、検討されます。
 生産において、何が使用(化学肥料や加工作業工程)されたか開示されるそうです。

 まぁ、反対する余地もないことですが、腹立たしいのは、国民の食生活に介入しようとする理由が、
 ・国民の不規則・不健全な食生活
 ・国民の生活習慣病の増加
 ・国民の食の安全性に対する信頼の低下
 など、ぜーんぶ、国民に責任があるかのようないいぐさが、腹立たしく感じます。
 行政に落ち度については、一切語られていません。

 が、そもそも、”国民の不規則・不健全な食生活”と”国民の生活習慣病の増加”というものは、食生活が原因というよりも、そうならざるを得ない環境なんじゃないかなぁ。
 と思います。
 両親の長い労働時間、子供の塾通い、親も子供も忙しすぎて、たまるのはお金どころか、ストレスと負担ばかり。
 そんなことでは、家庭のダンランなんて保つのが難しいのです。
 さらに、そこに食育という負担をかけるのは本末転倒もいいところです。

 そもそも、その原因は、国民にバシバシ負担をかける行政に責任があるんではないかなぁ。
 と思うわけです。
 でも、それには一切ふれていないというのは、わざとなのか、本気で気がついていないのか・・・。

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政府の地震対策のこれからについて
  

 こんにちわ。呟き尾形です。


小泉内閣メールマガジン第198号】ウクライナから戻った日章旗を読んだ感想を、小泉内閣に送信した内容です。

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「ウクライナから戻った日章旗」の記事の中の地震に対する記事についての感
想です。

> 今回の地震は、首都直下型をはじめ都市型震災にどのように対応すべきか
>を考えるよい教訓になったと思います。早急に検討課題を整理して、内閣を
>あげて対策に取り組んでいきたいと思います。
 今回の地震の教訓は、「震度データ送信、22分遅れた」という報道にあるよう
に、いわゆるコンピュータシステムが災害時には、想定外のケースが発生し、
混乱して、使えない可能性が大きいということが明確に現れたと考えています。
 現代人はコンピュータをあまりにも当たり前だと思っていますが、コンピュー
タシステムの弱点は、定型的な作業は得意でも、イレギュラーな事態に対応で
きないことにあり、まさしく、災害はイレギュラーなことばかり起きるといえます。
 災害時は停電も考えられます(発電機があったとしても、発電機だけ無事だ
という根拠はいっさいありません)。停電になれば、それだけでコンピュータは
利用できません。
 すべてのコンピュータがダメになったことを想定したケースも対策に入れてお
くべきだと考えます。
 地震になったとき、確実に機能している連絡網といえば、実は、マスメディア
です。
 となれば、マスメディアも連絡網にいれた災害時の通信網を構築すべきだと
感じました。
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 考えてみれば、おっきな地震が起きたときにコンピュータを使おうというのが、
そもそも本末転倒なんですよね。
 昔あった関東大震災は、地震の震度は6とされていますが、現在の基準から
すると、7ぐらいに相当するといわれています。
 では、震度6強、7とはどのようなゆれかといいますと、
 まず、震度6強が、立っていることができず、はわないと動けない。耐震性の
低い住宅では倒壊するものが多い。
 というゆれだそうです。
 では、震度7はというと、
 人は自分の意志で行動できない。耐震性の高い住宅でも傾いたり、大きく
破壊するものがある。
 というゆれだそうです。
 そんな中でコンピュータシステムはもとより、地震対策の本部というものが出
来るかどうかも問題です。

 もしかしたら、地震災害時に指揮をとるのは、国ではなく、現場、および、現
場近辺の各地方自治体だということなのかもしれません。




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行政によるヒートアイランド現象の対策について
  

小泉内閣メールマガジン第199号】「打ち水」で涼しくを読んだ感想を、小泉内閣に送信した内容です。

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「打ち水」で涼しくへの感想です。

> 昔はよく夏になると路地に水をまいたものでした。「打ち水」をす
>ると涼しくなる、昔の人の知恵はたいしたものです。
 地下鉄や、民間でおこなわれているいわゆる打ち水大作戦においては、良いことだと思います。
 が、行政には行政にできることがあると思います。
 ましてや、メールマガジンにおいて、行政ではなくそれ以外の紹介に従事することに違和感を覚えました。
 もし、ヒートアイランド現象を扱うなら行政なら、どんな対策をしているのか、これからしようとしているのか?
 ということがしりたかったのです。

 対策として、人工排熱の低減化というものを行政で行うのなら、地球温暖化対策である、二酸化炭素排出軽減とからめても進められるでしょうし、都市の緑化運動を行政として推進するというのなら、日本の農業の活性化とからめていけるでしょう。
 一つの問題は複数の問題が絡み合っていることは、三位一体改革を推進している小泉内閣であれば、理解しているはずです。
 
 ユウセイミンエイカと叫んでばかりいて、その効果が本当に、小泉内閣が目指していたものは、構造改革そのものではなく、構造改革によって得られる効果、すなわち、景気の回復だったはずです。
 「構造改革なくして景気の回復なし」という言葉が、いつしか、竜頭蛇尾の大言壮語になってしまいました。
 なぜなら、政府の発表を聞く限り、ユウセイミンエイカという構造改革なくして、どうも、景気が回復しつつあるからです。
 となると、国民は痛みばかり負わされてしまった事になります。
 初心忘れるべからずという言葉がありますが、私には、小泉内閣の初心が忘れ去られているように思えてなりません。
 それとも、それを忘れたマスメディアと私たちが悪いのでしょうか?

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 ところで、打ち水大作戦というものがあります。
 バラバラに打ち水をするのではなく、みんなで、打ち水をしますよ〜という日時日を決めておいて、いっせいに打ち水をする。
 そうすることによって、路面にまかれた水が蒸発するときの気化熱とともに、路面の熱をもっていき、涼しい風を起こそう。
 という運動です。

 個人的には素敵な運動だと思います。
 行政が動かぬのなら、われわれが。という自主性がありながら、押し付けがないところが特に素敵です。

 ですから、それ自体は良いことだと思います。
 が、それだけに、打ち水の話をプロパガンダ(政治宣伝)に使われるのは不愉快です。

 さて、そもそも、ヒートアイランド現象とはどういったものなのでしょう?
 ヒートアイランド現象とは、都心における気温が都市郊外に比べて、非常に高くなり、気温が高くなる部分だけをみると、地域都心部を中心とした島のようになる現象のことを指します。

 では、ヒートアイランド現象は、どのようなメカニズムでおこるかというと、まず、「ヒートアイランド循環」と呼ばれる風の流れがあるそうです。
 「ヒートアイランド循環」は、都市部において、建物や道路の蓄熱、人工排熱などによって郊外よりも温度が高くなるために上昇気流が生じます。
 その上昇気流は、地上では郊外から都心へ、上空では逆に、都心から郊外への空気の循環流が発生します。
 更に、この上昇期流は都市で発生した、汚染物質を巻き上げる形になり、「ダストドーム」と呼ばれる都市上空で汚染物質をドーム状に覆う現象が起こってしまいます。
 このように、ヒートアイランド現象は、単なる都市が熱によって、生活しにくくなるだけではなく、大気汚染問題でもあると考えることができます。
 
 さて、ヒートアイランド現象の考えられる原因を挙げてみます。

1・道路舗装による、アスファルトの道路は、太陽の熱射で、夜間に蓄積された熱が放出される。

2・緑地面積が小さいため、植物や地表からの水分の蒸発量が減少し、蒸発潜熱が減少する。

3・都市の人工的な排熱量が増加する。

4・高層建物などの壁面で多重反射による、都市の構造物が加熱され易くなる。

 というところです。
 問題の解決策の基本は原因を自覚し、問題の原因をなくしたり、原因を無効化することです。

 もちろん、結果に対する対策もありますが、それは、つじつまあわせのつぎはぎ対策になってしまい、問題解決の先送りにしかなりません。
 とどのつまりは、根本的な問題の解決にはならないということです。

 となれば、行政には行政の問題の対策方法というものがあるはずです。
 たとえば、
(1)人工排熱の低減化
(2)都市における緑や水辺の保全
 というものです。

 で、どうせ、プロパガンダするなら、人口廃熱低減化をこんな風にしていますよとか、都市の緑化をこんな風にしてますよ。
 というくらいのことをして欲しいわけです。
 それを、他人のふんどしで相撲をとるように、民間の活動をネタにプロパガンダするのは、大変不愉快なことです。

 さらにいえば、人工排熱の低減化は、地球温暖化対策という必要に迫られているものでもあるのです。
 もちろん、都市における緑や水辺の保全。
 これって、すなわち、農家がプロフェッショナルのはずです。
 だったら、ほら、日本の農業活性化につながるというものです。
 所詮、日本の行政は、現場を知らないし、問題を単品でしか見れないわけです。

 一つの問題を解決するためには、他の複数の問題を解決することであるということを、なんでわからないのでしょうか?

 でも、郵政民営化は、三位一体改革の一つでしたよね?
 三位一体改革とは、まさに、一つの問題を解決するためには他の問題を解決することであるというものだったはずです。
 分かっていないはずはないのに・・・なぜ?
 





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  後日、追加予定アリ。ご期待ください。それではまた(^^)/

 

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