TPPはデフレを加速させる
この記事は2011年8月時点のblog記事を基にしています https://ameblo.jp/tubuyakio/entry-12473098492.html?frm=theme
さて、好景気という言葉があります。
好景気とは、経済活動が活発で金まわりがよいことです。
バブル崩壊以降、好景気だった時期がありました。
とくに小泉政権から安陪政権にかけて、長い好景気が続いたと言われています。
多くの国民はそれを実感できませんでした。
これはマクロ的に評価したからです。
マクロとは巨視的という意味で、詳細を見ず、どんぶり勘定で物事をみるというものです。
、大多数の国民は、バブル崩壊以降、好景気というものはないとおもえてならないでしょう。
これは、超インフレであるバブル経済と現在にいたる相対的な判断に加えて、デフレが継続しているためでしょう。
このデフレ対策として、日本の政治は公共事業によってこれを回避しました。
さらに、民間企業はリストラに加えて、円高を利用したコストダウンを選択しました。
これは、輸入品を大量に輸入することで価格をダウンするということです。
その結果、国内の需要が輸入品に圧迫され、国内の供給があまってしまうというデフレスパイラルが生じてしまったわけです。
これをマクロに考えると、この仕組みは無視され、1つのお金の流れとして扱われてしまうわけです。
マクロにはマクロのメリット、デメリットがあるわけですね。
マクロ分析は、これからの日本経済を豊かにしていくという目的をもった場合、あくまでもどんぶり勘定であるということは認識すべきだと思います。
私が過去に、TPPは日本のデフレを加速させるというのは、輸入品がさらにやすくなることを根拠としています。
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