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呟き尾形の色の心理学 第17回
 補色について

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ》
『こんにちわ。呟き尾形です』
 今回は、補色について。だったね。
《ほしょくというと、生き物が他のいきものを食べることなのだ》
 ちがーう。それは捕食。補色は反対色のこと。
「反対の色ってどういうこと?」
『反対色というのは、一般的には混ぜると無彩色(黒に近い灰色)になる色
同士のことを言います』
「でも、それは表面色の場合だよね?」
 さすが、ムーシコス君。するどいね。光源色の場合は、合わさると白光色
になるよ。
『なんにしても、正反対の色のため、色を強調するのに利用できますね。
 さて、ここからは色の心理学というタイトルのとおり、他にも補色があり
ます。
 ある色をしばらく見ていて、白い壁などに目を移すと、残像として現れる
色の関係です』
《よくわからないのだ〜》
『たとえば、赤い日の丸の旗見つめたとします。それから無地の白い旗を見
つめると、青緑の円がみえるものです。
 仮に、日の丸の真ん中の円が青だったとき、それを見つめたあとには黄色
の円が見えるものなのです。この心理補色が他の色に重なることによって私
達の見る色は本来の色と違った見えになることがあります』
《またまた、うそをいうな。なのだ〜(‐。‐)
 いっくら、日の丸をみたっ・・・て
 Σ( ̄□ ̄;》
「何が見えたの?」
《青緑の円がみえたのだ(○0○)スゲー》
「なんでそうなるのかなぁ?」
 なんでも、人の目は、ある一定の色の刺激を強く受けたとき、その刺激を
やわらげるため全く正反対の色を感じるみたいだけど、僕はそんなことはな
いんだよね。
《クニークルスは人じゃないウサギだからなのだ(= ̄∇ ̄=)ニヤリング》
「やったね。めぐたんも一応人の子だったってことだね」
《そーなのだ\(^_^)/ヤッター!!
 ん?・・・
 どーゆーいみなのだ?凸(T△T )》
「い、いやぁ、その........ ( ..) スゴスゴ」
《めぐたんを、バカにするとこーなのだ!(^-^)/(((((((((●〜*》
 わぁぁぁぁ。バクダンダァ。
「にげろーε=ε=ε=ε=ε=┌( ̄□ ̄;)┘ッ」
『あれ、不発だ』
《それどころか偽物なのだヾ(  ̄▽)ゞオホホホホ》
『さて・・・かなり、脱線しましたので、続けましょう。
 心理補色というのは、あまり意識されませんが、案外使われています。
 例えば、お寿司屋さんなどでは、カウンターの前に、美味しそうな刺身が
ズラっ〜とネタケースの中に並んでいますが、ケースの中をよく見てみると、
赤い刺身の脇に、緑の笹やパセリなどが一緒に入っていることがおおいよう
です』
《めぐたんは知ってるのだ。よく行くから。呟き尾形は?》
『細かいことは気にしないでください。なんにしろ、葉の緑のおかげで、赤
みの刺身や海老の赤が、より鮮やかに、新鮮さが増して見えるという効果が
あります。
 ほかにも、ガーデニングでは、紫と黄色のパンジーを交互に植えると、よ
り鮮やかな色合いいの花壇を作ることができるそうです。
 目立たせたい広告やポスターなどにも、心理補色を用いて作られた物が多
く見られますので、ちょっと探してみるのも楽しいですよ』
 あれ、爆発は起こらなかったんだね。
『あれは、偽物だそうだ』
 なぁ〜んだ、それじゃぁ、アルデベルチ。





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