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呟き尾形の色の心理学 第23回
 配色のテクニック @

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
《こんにちわの、めぐたんなのだ》
『こんにちわ。呟き尾形です』
「今回は、配色のルールについて。だってよね
『はい。
 配色のルールというよりは、配色のテクニックと言った方がいいでしょ
う』
《どんな、てくにっくがあるのだ(?_?)》
『グラデーション(階調)、ドミナント(支配)、セパレーション(分割)
アクセント(強調)といったものです』
「グラデーションってどういうこと?」
『虹のように、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と、色相を変化させていく
ような配色です。
 他にも、明度によるグラデーションもあります』
「どんな効果があるの?」
 みてみればわかるさ。
 変化が規則的なグラデーションは、安定したリズムって、なんだか安心
しない?
「見てて、きれいだな。って思えるね」
『クニークルスの言うとおりで、安定したリズムは不自然さをなくすこと
で、見る人に落ち着きを感じさせてくれます。
 ただし、グラデーションも、5段階以上の変化がないと効果はあまり、
期待できません』
「じゃぁ、ドミナントは?」
 ある一つの色相やトーンで配色全体を統一することさ。
『統一、つまり、雰囲気を支配するということですね。
 全体的な雰囲気が統一されることで、配色するときに、その色の印象
からくる色の心理学的効果が引き出せます』
「あ、最初の方でおこなった色の意味だね」
 そのとおり!
「じゃぁ、セパレーションは?」
『グラデーションやドミナントは、色同士のつながりを活用した配色で
したが、セパレーションは、逆に、色と色の間に別の色を入れることで、
隣り合う色同士を強調したいというときに効果的です』
「じゃぁ、アクセントは?」
 小さい面積を使って、その色を目立たせるってことさ。
『そうですね。アクセントを用いるときは、明度や彩度の差が大きい色
を使うと、さらに効果的です』
《ほえ、アクセントとセパレーションはどこが違うのだ?》
 セパレーションは区分けされたときの色で、実際に区分けする色はあ
まり目立たせなくないときにつかって、アクセントはその色そのものを
目立たせたいときに使うのさ。めぐたん。
《あとは、言い忘れていたけれど、補色を利用するテクニックもありま
す》
「たとえば?」
『補色を使った配色は、使う量と、トーンによる配色です。
 補色は言ってしまえば反対色な訳ですから、当然補色を利用するとき
は、反発しすぎないようにするのがポイントです』
「ふ〜ん、じゃぁ、その配色で、元気な印象にしたり、落ち着いた感じ
にできるんだ」
『はい。それについては、次回と言うことで』
 それじゃ、アルデベルチ。












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